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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

メール68「神の数学」・一二三

「タカミムスヒ」・「カミムスヒ」とは?

 
青蘊さんのメール
  • yuru63さんこんにちは。
    本年のご活躍を願っております。
    満月に一番近いお正月の日にブログをアップできてよかったかな、などと思ってます。
    ちょうどなんとか仕上がったというのが実際のところですが。
    タイトルを「神産巣日神は神結び」ときめてから作っていきましたら高産巣日神が 「タ カミムスビ」と気づき驚きました。
    カナに戻して感じ取ることは三千年前にかえした感性を恵んでくれるように感じました。




 
yuru63のメール
  • 青蘊さん、メールありがとうございます。

    カナに戻すと、その音の響きにより、何かその奥に秘めている意味が浮かび上がるということなのかもしれません。

    「カタカムナ」では、一音一音それぞれに深い意味があるようですので。

    『カタカムナ辞典サイト』
    http://www3.ocn.ne.jp/~x484kok8/kjiten4.htmlより
    • △「タカミムスヒ」---(第十三号、第七首、P64)---「タカミ」と「カムミ」(生命力のアマナのミ)を繰り返し発生する「ヒ」。

      ★「タ」の図形は、大円が横線で上下の半円に分けられている。大円.○に内包されている万物万象が、上下.正反に分離して発生することを意味する。

      「カ」は、正反の重合した 十 に、「ヒ」と同一点に小円が付されているから、「正反重合」の潜態(万物万象)からの発生を意味する。

      「ミ」は、「真昼の太陽」のような、チカラの充実を表示している。

      「ム」は、「真夜中」に近づいている状態。  

      「ス」は、小円が「ヤ」と同一点だから、「真夜中」も過ぎて循環点「ヒ」に近づいている。  

      「ヒ」は、小円が横線の右だから、昼夜の転換線(横線)の右(陽.太陽)に向かう、ことの暗示と思う。

      以上を要約すると「タカミムスヒ」とは、大円.○のなかに内包されている森羅万象(充実したミ)が、分離して、目に見えない夜中(潜態)をめぐり動いて、「ス」に到達、いよいよ現象へ(日の出へ)と発生する(ヒ)、ということである。
      「ヒ」の意味は、別に、『「ヒ」とは、あらゆる現象の根源(カ)であり、あらゆる現象の始元(ア)である。という思念が、こもっている。』という二つの面がある。

    • △「カムミムスヒ」---(第十三号、第七首、P64)---「タカミ」(現実の生命体ノミ)と「カムミ」を繰り返し発生する「ヒ」。
      ---------------------(中略)-------------------------
      「カムミ」と「タカミ」について---位置は前後するが、「カミ」は、「カムミ」と「タカミ」のどちらにも、構成されている。  その「カミ」に「ム」が付されている場合は、「陰」であり、「タ」が付されている場合は、「陽」である。

       何故かならば、「ム」の図形は、「陰」を示す「下半円」であり、「タ」の図形は、横線で分離されてはいるが、「陽」の  「上半円」が付されたままであるからである。則ち、「カムミ」と「タカミ」は、陰陽、正反の対向を為しているのである。 ◎「カムミ」の「ム」は先に位置せず、「カ」の次に隠れて「陰」(「ム」の図形から見ても、下半円の「陰」)、  それに対向する「タ」の方は、堂々と先頭に立つ「陽」(図形も陽)である。

    上記内容は難解ですが、要約すると、「タカミムスヒ」と「カミムスヒ」は陰と陽との関係にあるようです。

    水の巻 第10帖 (284)より

    御三体の大神様とは、

    天之御中主神様(あめのみなかぬしのかみさま)、
    高皇産霊神様(たかみむすびのかみさま)、
    神皇産霊神様(かみむすびのかみさま)


    御三体を示す三層構造を「神の方陣」で表すと以下のように、
    斜め数列の上部は「タカミムスヒ」、
    斜め数列の下部は「カミムスヒ」、
    対角線の中心は「アメノミナカヌシの神」となると佐藤氏は云われています。


    「神の数学」では原因の世界がはっきりと現れ、道しるべを示してくれます。

    上記矢印に添う数列の「陰・陽」を和すように計算すれば、「ひふみ…天地の数歌」が現れ、この流れは間違いないということが浮かび上がってきます。
    これはどの方陣表にも言えることであり、その姿に一切矛盾は無く美しく展開していきます。

    そして、この方陣表の中心に注目すると、「陰・タカミムスヒ」も「陽・カミムスヒ」も存在するためには更にその奥(前段階)の原因である『中心=「アメノミナカヌシの神」』がなければ存在することは適わないのです。
    右に書いた中心に位置する点線がなければこの陰陽の流れは作り出せないことが判るでしょう。

    つまり「陰と陽」という「原因と結果」の更に前段階の原因的な働き・仕組が存在していることを示しているようです。

    現代の考え方では原因のそのまた更に前段階の原因的な力(ちから)を認識していないと思われます。もっとも、今の時代は原因の世界もあやふやになっていて現れている一方の面しか見ていない(認識していない)ことがほとんどなのかもしれません。
    このように、原因の世界が「タカミムスヒ」であるとすると、この原因の世界もあやふやとなっておれば、中心の神「アメノミナカヌシの神」は当然の如く機能することが適わず、その結果行き詰りを招くことになります。

    よって陰・陽をありやかに示す(認識する)必要があるのでしょうか。陰・陽をありやかに示すということはすなわち「マコト(〇九十)」という、「心と言葉と行が一致した姿」ではないかと思います。


    又、言葉遊びとなりますが「陰・陽」や「原因と結果」を表す「タカミムスヒ」と「カミムスヒ」の更に中心に存在するものは「ヒ」なのだろうと思います。

    どちらも「ムスヒ」と云っていて、「ヒと結んでいる」ということを訴えているように聞こえるのです。

    すなわち、この御神名に記されている「ヒ(日・霊)」は「アメノナカヌシの神」のことであろうということが推測されました。

P・S

この、原因のそのまた奥に原因があるという概念は、中心的存在としての「太陽(ヒ・日)」を解き明かすために必要となるかもしれない。


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