太陽(ミロク)のメール
今日、依頼していた「ひよこ」を受け取りに行った。
毎春、5匹のヒョコを購入して、死滅していく分を補充していた。
しかし、今年は いつものペットショップが、高齢で閉店したので、インタ−ネットで近場の孵化専門の会社に予約していたものを受け取りに行った。
入ってみると、結構、プロの養鶏家だけでなく、準ペットとして購入する方たちがいるらしく、幾つかのグル−プのヒヨコたちが箱に入れられていた。
地震・津波・原発に関係なく、「ヒヨコ」と言う方たちがいることは 心強い限りである。
サツマイモの苗が手に入らなくて困っている。
苗農家を督促しているとの回答があるが、農家も急に苗と言われても、「販売する苗を作るにはね、そう急にはいかない」とのことである。
そう言われれば、そうでもあるが、・・・・
苗が手にはいらない場合、今年はミニトマトの苗を種から育てているので、食べきれないくらい、稔らせて、育ったヒョコたちのお八つにしようと、考えている。
モモたちには サツマイモを少なくして目玉焼きを増やそうかな〜なんて考えている今日この頃である。
最近、管総理が浜岡原発を停止して東南海地震に備えるなんて騒いでいる。
ただ、殆どの方たちが勘違いしている。
いわゆる原発は 発電を停止しても、原発の核反応を抑制しているだけで停止しても全然安全でないのです。
福島も、全機、地震が発生して制御棒を操作して、核臨界反応は抑制したのです。
だけどね!これらの原発は 強固な岩盤の上・地震の無い条件で設計された装置で、日本の様な地震国向けに設計されていなかったということです。
その為に、地震の震動で配管系が破損して、原子炉の水が流れ出し、直ぐに核燃料棒が露出したということです。
その証拠はね!原子炉の水位が標準水位から約2m位低下して、燃料棒の上部が全数露出したことをデ−タが示している。
(水を注入しても、これ以上水位が上がらず、配管系統が全機とも同じ様な位置が壊れていてるから同じ様な漏水を起こし低い水位にしかならない。
この問題の原子炉は 全部アメリカのGE社の同型の原子炉であることから容易に理解出きる。 )
皆さんは 津波で発電機が水没して使えなくなったと思いこまされている。
本当は 地震で原子炉のシステムが物理的に破壊されたことと地震で電源の鉄塔が倒壊して、送電出来なくなったことにも原因があるのだ。
その為に、決死隊がやったことは 外部から配線替えをして電気を使えるようにしたことからも明らかでしょう。
結論を言えば、福島の原発システムは 日本のような地震国向けの仕様になっていなかったので、このような結果になった。
もっとも、このような結果をテストする振動試験装置を建設したのであるが、「小泉元首相と竹中平蔵」が、破棄させたので、その耐震性に関するテストは出来なくされていた。
よろしいですか!日本にある原子力発電所と言う全ての原子炉は 発電をしなくなったから停止したと思わないことです。 単に、暴走して臨界核爆発しないように抑制しているに過ぎないだけで、地震などで抑制条件が破壊されると危険な状態に直ぐになる。
従って、安心してはならないのです。
それはそうとして、福島の三号機は なんとも悲惨なことになりそうである。 原子炉の中では 盛んに核反応しているようで、かなりの熱量を増加させている。
5月9日<216.4度>となっているだけでなく、このデ−タも200〜300°くらいの範囲をはね回っているようで、小出教授によれば最高値が333°くらいになったこともあるようである。
これらの原子炉の圧力容器の設計値は 300°ようであるが、どの位の安全率か分からないのが欠点である。
この最近の温度の推移は次ぎの通りである。
B…圧力容器下部温度 5/03 5/04 5/05 5/06 5/07 5/08 5/09 A 116.6 128.5 156.6 163.5 180.2 206.2 216.4 差 11.9 28.1 6.9 17.2 26.0 10.2 B 135.1 140.0 143.5 147.4 150.3 151.9 154.3 差 4.9 3.5 3.9 2.9 1.6 2.4 |
分かりやすくする為に、日々の上昇の温度差を付けている。
それでも、平均値的な言い方をすると、20°/日くらいの値で増加していることが分かる。 |
そうであるとすると、5/9、216.4°であるから、後10日すると400°を越えることになる。
保安院の説明によれば、耐久温度は300度だそうであるから、400°は 400/300=1.33となるから、安全率が33%以下であれば、この原子炉は 壊れることになる。
もし、50%以上であれば、300*1.5=450°以上となるから、大凡13日以後は極めて危険になる。
この日付は 5月9日に13日を加算すると、5月22日以後は何が起きるか分からないと言う推算値になる。 なお、平成23年4月22日(金)午前 .<計画的避難区域及び緊急時避難準備区域の設定等について>と言うことで一ヶ月間と区切り、強制避難を指示した。
この時、何故に一ヶ月間と区切った算出の根拠が分からなかったが、以上の計算から理解出きることになる。
この公布日は 平成23年4月22日であるから、一ヶ月後は 平成23年5月22日以後となる。
どうやら、政府内部のアメリカの専門家の連中は 以上のように計算したようである。
そう言えば 「ひふみ」で22と言う数字が出てくるが、何か関係があるのかもしれない???
2011年05月10日3号機の温度上昇(5月9日) 5月9日の3号機の温度が<216.4度>にまで上昇してきています。 限度と言われる300度まであと80度もなくなってきています。 温度上昇を止めることが出来るでしょうか? =======================================
3号機の耐久温度は300度(保安院) 福島原発3号機の圧力容器の温度(注水口)が上昇し、200度を突破してきていますが、この圧力容器は保安院の4月12日の説明では「おおよそ300度まで耐えられる設計になっている」としていました。 このまま注水が効いて温度が下がるのか、それとも毎日10〜20度ずつ上昇していき、週末にこの300度を超えて限界点に達するのか、今は分かりませんが、もしこの300度を越えて温度が上昇していけば「核燃料の溶融」につながり、危機的な状況に陥ることになります。 ====================================
3号機の温度(200度突破)3号機の温度が202.1度にまで一気に20度以上上昇してきています。 マスコミでは温度上昇としか述べていませんが、実際には危機的レベルともいわれる200度を突破したことで新たな段階に入ったことになります。 |
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<「レベル7」ニッポンの選択 これでも原発ですか><40人の原子力専門家が明かす「フクシマの真実」>2011年05月06日(金) 週刊現代 経済の死角 Small SizeLarge Size 〔PHOTO〕gettyimages いつの間にか、国の基準に定められた年間放水量の2万倍もの汚染水が海に流れ出ていた。 誰も中で何が起きているのか分からない。 そんな「怪物」と、私たちはいつまで付き合い続けるのか---。 ● 工程表を出せる状態ではないフクシマはいま政府や東電が発表しているように収束に向かいつつあるのだろうか。 「この工程表は当然のことながら、いま入手できるデータに基づいてできたものでしょう。 しかしながら、原子炉建屋と原子炉内部が実際にはどうなっているか、誰もわかっていない。 たとえば燃料棒がどのくらい損傷しているのか、それをわれわれは炉心に近づくことによってしか知ることができないのです。 そのことが可能になるまでにはまだ時間が必要ですから、このプランには予想されているより長い時間がかかると考えています」 東京電力から発表された福島第一原発事故収束への工程表について、ハーバード大学政治大学院特別研究員で前IAEA(国際原子力機関)事務次長のオリ・ハイノネン氏はこう評した。 核不拡散の研究で世界的に知られているアメリカの物理学者フェレンク・ダルノキーヴェレス氏も懸念を表明する。 「工程表通りに行うことは難しいと思います。 これに無理に合わせようとすると、作業員の安全が犠牲になるかもしれない。 これを実行するには相当頭が切れる、クリエイティブなリーダーが求められます。 そのためには東電は会社を超えて人材を確保すべきでしょう」 それくらい、事故収束への道は険しいものだと専門家たちは考えているのだ。 「冷却システムをつくるのは1ヵ月くらいでできるかもしれない」と話す東京工業大学原子炉工学研究所助教の澤田哲生氏は、2号機のサプレッションチェンバー(圧力抑制室)の破損が大きな問題だと考えている。 「ロボットで補修なんてほとんどできませんから、結局は人力か遠隔操作で土木作業をやることになります。 どういう場所がどの程度破損しているのか、どの程度の作業が必要なのか、いまロボットを使って確認しようとしていますが、あそこは地下になるので、ほとんど見ることができていない。 技術的にどう乗り越えるか、ここに大きな壁があります」 ====================================
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏は、原子炉格納容器を水で満たして、圧力容器ごと燃料棒を水没させる「水棺」という方法は失敗するだろうと話す。 「2号機だけでなく、1号機と3号機も格納容器が壊れていますから、水を入れても漏れてしまいます」 だが近畿大学原子力研究所の伊藤哲夫所長は、そもそも「まだ工程表を出せるような状況になっていない」と批判する。 「いま一進一退の状態で、まだ溜まり水も抜けないし、どういう風に冷却するかも定まっていない。 そういう中で3ヵ月、6〜9ヵ月と期間を決めていく時点で、私はこの工程表を信用できません。 きっと今後、この予定に修正が入ってくると思います。 こういうものはもう少し先が見えてから出すべきだったのではないでしょうか。 これが『この期間で絶対に収束させてみせる』という東電の決意の表れなら、それでいいんです。 でも発表されたのは日曜日(4月17日)で、クリントン米国務長官来日当日。 菅総理がいい格好をしようと、東電をつついて出させたのではと勘ぐりを入れたくなるようなタイミングでした」 ●チェルノブイリよりひどい政府は4月12日に福島第一原発の事故評価尺度(INES)を「レベル7」に引き上げたが、枝野官房長官は3月末にはすでにそのレベルにあるという報告を受けていたことが判明した。 菅政権はつねにいま起きている現実を過小に評価したがる。 しかし現実は現実なのだ。 原発を作っているアメリカの電機総合メーカー、ウェスティングハウスの元執行役員アーノルド・ガンダーセン氏は事故発生直後から「レベル7」と評価していた。 「3つの原子炉の燃料棒が損傷し、4つの使用済み燃料プールが冷却できない状態のまま放置されていました。 放射性物質の大量放出は避けられない情勢でした。 3月12日のことです。 つまり震災発生後2日目からレベル7だった。 日本政府の判断は遅すぎます」 福島原発の事故の相応しい事故評価尺度はいくつなのか。 今回取材した原子力・原発の専門家40人に聞いてみたところ25人が数字を挙げた。 |
(つづく)