<エレニン彗星て、何なんだろう?>
コメント:===1〜8===
最近、エレニン彗星の噂で騒がしい。
その一番のきっかけは どうやら下記のNASAの情報にあるようだ。
この情報の要諦は 下記のように「何らかの原因で巨大な津波に関する警告の意味がある」ようだ。
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明らかに大きな海や湖の海岸や湖岸に起きる自然災害を指摘していることである。
2. {・・・・2011年の10月に起きる出来事・・・・・}
3. {・・・「2011年8月1日までに、何が来るか皆が知るでしょう。・・・}
分かりやすく言えば、{2011年8月1日までに、何が来るか皆が知り、その何者かが、2011年の10月に大きな海や湖の海岸や湖岸に起きる自然災害を起こすと言う出来事がある}ということである。
NASAは 回りくどい説明をしているが、「その何ものがエレニン彗星である」ことを間接法を用いて指摘しているということである。 そこで、エレニン彗星の正体を調べたが、何故か肝心の彗星の大きさ・質量がぼかされていて地球の地殻への影響を推測できなくなっている。
下記は NASAが公開しているそのエレニン彗星の軌道のシュミレ−ションである。
米連邦航空宇宙局(NASA)傘下のジェット推進研究所のシュミレーション
(http://ssd.jpl.nasa.gov/sbdb.cgi?sstr=
C%2F2010+X1&orb=1
)
エレニン彗星の軌道の諸元は つぎの様である。
e 1.000062507440057 1.8728e-06 a -7717.937361065997 231.24 AU q .4824285069612182 3.0983e-06 AU i 1.839523267179 5.2397e-05 deg node 323.2349417132513 0.0010283 deg peri 343.7980718537987 0.0010161 deg M 359.9997561992095 1.0957e-05 deg tp 2455815.219249302158 (2011-Sep-10.71924931) 0.00035669 JED period n/a n/a d n/a n/a yr n 1.453624384501856E-6 6.5329e-08 deg/d Q n/a n/a AU |
data-arc span 195 days first obs. used 2010-12-10 last obs. used 2011-06-23 planetary ephem. DE405 SB-pert. ephem. SB405-CPV-2 fit RMS .62649 data source ORB producer Otto Matic solution date 2011-Jun-24 15:50:21 |
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問題は 彗星と呼んでいるが、その大きさや質量についは 掲載されていないので、地球の地殻への引力的な影響を推論できないことである。
が、明らかに大きな海や湖の海岸や湖岸に起きる自然災害を指摘しているのであるから、NASAの連中にとっては かなりの質量を見込んでいるようである。
いずれにしろ、近い未来に一般の人々でも視認できるようであるから少しまてば良い。
はっきりしているのは かなりの超楕円軌道を描くようである。
ジェット推進研究所のシュミレーションを実施すると面白いことがわかる。
2011年07月04日(本日)頃、火星の公転軌道上を通過する。
2011年08月01日頃、地球の公転軌道上を通過し内惑星の方向に移動する。
お気づきかもしれないが、本日から8月1日の25日・(三週間一寸)の期間で、火星の軌道から地球への軌道へと、猛烈な速度で地球を追跡するように動くことである。
分かりやすく言えば、太陽の光に邪魔されず、火星の軌道から地球の軌道まで移動するので観測する気になれば容易に観測出来るが、地球の軌道から金星の軌道へと移動を続けると太陽の光の中に入り、観測がし難くなる。
その為に、「2011年8月1日までに、何が来るか皆が知る」ことと言う表現となっているのである。
ただ、2011年07月05日現在、急速に地球を追跡するような関係で移動しており、巨大なものであれば、空を見ていれば発見出来ているはずであるが、その報告の情報がないことから、どうやらエレニン彗星は それほど大きなものでないようである。
2011年09月23日頃 太陽−エレニン彗星−地球と直列の関係となる。
2011年10月17日頃 エレニン彗星は 地球の公転軌道上となり地球の距離は 0.232AUと最接近することである。
本日から地球の公転軌道に至る間は 太陽と角度があるので、その接近を容易に観測出来るようになるが、その後は 「太陽−エレニン彗星−地球」の関係となっていくので、太陽の光が邪魔をして視認が出来なくなる。
しかし、SOHOの観測システムに直列に近い期間は 観測出来るし、太陽の光を抑えると、太陽の光を強く反射するエレニン彗星を太陽の近くで観測することが出来るはずである。
今年の6月初旬、米国航空宇宙局(NASA)チャールズ・ボールデン長官が同局全体さらには家族までに及ぶ警戒準備を促すビデオメッセージを公開した。 その内容とは、次の通りである。 (一部抜粋)
さらにNASA本部からは、次のような電子メールが全職員に送付された。
「2011年8月1日までに、何が来るか皆が知るでしょう。 これは2011年8月1日の前に、あなたが安全なゾーンにいることを望む理由です。 皆が知るとき、あまりに多くの人々があなたがしている事と同じことをするでしょう」 如何だろうか。 NASAは何かを知っていて、相当慌てていると感じられないだろうか。 NASAを慌てさせる事態とは、前回にお伝えしたように「厄災の星」と呼ばれるエレニンの接近しか考えられない。 最近の米国における観測によると、「エレニン」は彗星のような星くずではなく、星の形をした惑星ではないかと考えられるようになった。 また、大きさも当初いわれたような数キロ程度ではなく、相当大きな惑星ではないかとみられるようになってきている。 |
(つづく)