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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

時事101時事

<むりやり楽しいお話も良いのかも!・・・・超高度成長下の日本です。>(黎明編 Mail.3290)

太陽(ミロク)さんのメール
  • 円ドルレートの平均値を見てみる。

    311の大地震以来、何かと暗い日本です。

    そこで、少し明るい話題を・・・・

    下記は 最近の日本経済の成長を表しています。

    年代 ドルレ-ト    名目GDP     ドルGDP
    2006年、116.35円、
    2007年、117.76円、
    2008年、103.38円、
    2009年、 93.60円、 470兆円(   )、 5.02兆ドル(   )、
    2010年、 87.75円、 479兆円(1.0190)、5.45兆ドル(1.0856)、
    2011年、 77.75円、 479兆円(1.0000)、6.16兆ドル(1.1303)、

    以上のようになるのです。

    日本から日本の円ベ-スGDPをみると殆ど成長していません。

    ところが、ドルべ-スで見ると大変な高度成長していることがわかります。

    なお、()は その比率を示しています。

    1.0190は 1.9%の成長の意味になります。

    立場を変えてドルベ-スでみると、次のようになります。

    2010年は 1.0856ですから、8.56%の成長

    2011年は 1.1303ですから、13.03%の成長

    ドルベ-スは 世界中の人々が日本を見ているわけですから、中国を遙かに凌ぐ経済成長をしていることになりますし、昔の高度成長時代を思い出させます。 。

    日本人は 円だけでみているから、停滞しているように考えています。

    円ドルレートの平均値がドルが安くなる(相対的に円が強くなる)と輸出企業は 受け取る円が少なくなるので・輸出価格が高くなるので売り上げが減り利益が減ると騒ぎますが、輸入企業は 仕入れ原価が下がるのですから、売り上げがそのままであれば利益は 当然に増加します。

    問題は 輸出企業が輸入企業であれば、円ドルが変化しても、何ら痛痒も感じません。

    しかし、輸出企業=輸入企業でないから、どうしても、この輸入原価の低下のメリットを時間的に直ぐに・タイムラグ(時間差遅れ)があり直ぐに享受できないのです。

    日本は 昔の高度成長の時代と異なり、形式が違いますが、間違いなく超高度成長しているのです。

    問題は 発想が状況に対して転換・成長していないだけです。

    例えば、輸出企業が海外に工場を造り、材料を日本へ輸入していると考えましょう。

    輪出金額=輸入金額(企業の配分を1/2日本国内 1/2海外)であると、円ドルレ-トがどんなに動こうが、関係がないことになります。

    勿論、人件費は 輸出入できませんから、円ドルレ-トに連動して給与が増減するように労資交渉しておけば良いし、官僚などの役人も、円ドルレ-トに連動して増減するようにして法律を作れば、問題は無くなることになります。

    なぜなら、輪出金額=輸入金額と一企業だけで実施できる企業は少ないですから、各企業は 輸入金額と原価率から自動的に価格が増減するように法律で制定しておけば良いのです。

    早い話、現在の日本は 超高度経済モ-ドで動いていることを再認識することです。

    問題は 円ドルレ-トの変動を巧く日本国内で転換するように出来ていないだけで、これをスム-ズに動くような構造にすれば、もっと世界がうらやむような国家となるということです。

    それを、我良で、円ドルレ-トの変化による利益を猫婆していることによる歪みばかりが目立ち過ぎていることにあるのです。 と言っても、分かり難いのは事実です。

    例えば、ドル安で円が高くなったとします。

    自動的に、官僚から庶民まであらかじめ計算された手続きで自動的に給与を下げることにします。

    そうすると、製鉄業ですと、輸入している鉄鉱石・石炭・電力などは 原価が低下しますので自動的にあらかじめ決められた手続きで販売価格を下げます。

    勿論、問題の人件費は 同様にして下げますので、販売価格は 自動的に低下します。

    この製鉄企業から鉄板を購入する、建設業・自動車・造船などなどは 自動的に購入原価が下がります。

    ので、輸出産業は 円高にともなう日本円換算の売上原価は低下しますので特に問題は無くなります。

    勿論、付加価値を沢山付けている企業は そのようにすれば利益は増えていくことになります。

    細かく言えば、沢山で長くなります。

    要は 何もない時代に日本国内で産業を興し成長させるための高度成長から、円ドル換算ベ-スの円高状況下の高度成長時代へと変換すれば良いし、現在は 輸出産業が円高と騒ぐ必要もなく、円高を楽しむことができるのです。

    円高による輸入企業の不労所得を輸出企業へ完全とも言える内容で還元する国家・経済システムにすれば良いことです。

    そうすれば、現在の超高度成長している日本は 大変に住み易くなるのです。


    --- 参考資料----

    1.<本当の円高の理由はこれだ!>

    http://diamond.jp/articles/-/14011


    http://diamond.jp/articles/-/14011

    <本当の円高の理由はこれだ!>

    ■ 世界からのラブコールに気づけ 黙る円高ウハウハ派

    今回はいかに日本が世界から高く評価され愛されているかについて語りたい。

    これは私が1年近く日本を離れ、世界各地から日本を客観視した冷静な感想であり分析である。

    ■ 日本を苦しめると言われる円高。

    このまま欧米の財政・経済がさらに低迷を続ければ、円はさらに評価を高めてしまうだろう。

    日本中、円高を何とかしてくれという声ばかりに聞こえる。

    私は悪いことばかりではないと思う。

    円高不況が叫ばれる中、円高をチャンスに思う企業は実は少なくない。

    円高を活用して世界に投資して大きなチャンスを獲得している企業も人もたくさんいる。

    「なぜ円が高くなっているのか?」という問いの回答は色々ある。

    世界メジャー通貨の中での消去法としての評価というのも正解だと思うし、デフレ下の通貨なので実効為替レートでみると、まだまだ円安という評価も妥当だと思う。

    それらに加えて、私は円高の背景にある理由として、世界の日本への高い評価と日本好きがあると思う。

    円が上昇し続けたこの1年間、私は世界中を訪れたが、行く先々で、本当に多くの世界中の人が日本を高く評価し、日本が好きであることを再認識した。

    私はこの日本への想いが円高の背景にあると思う。

    ■ まだまだ凄い日本の国力

    私は2つの大学の研究員を経て、アメリカで最古のシンクタンクに在籍している。

    これらの機関では、世界各国の力を分析するとき、正確にデータに基づいて行う国力分析が盛んである。

    日本にいる友人たちは「日本は終わった」「もう力はない」とよく連絡をくれる。

    彼らの多くは各界のリーダーである。

    多分政局に関する報道等で国家の将来に嫌気がさしているのだろう。

    しかし正確に物事を見て欲しい。

    アメリカの研究機関での冷静な評価は全く違う。

    多分こちらが世界の日本に対する正確な評価だろう。

    国力分析の手法に、細かい相違はあれど、概要は同じものだ。

    それは、各国の諸要素、つまり、面積・人口・軍事力(防衛支出)・経済力・技術力・教育力・文化的影響力、法や制度の信頼性等々を足し合わせるのである。

    面積は世界62位。

    しかし、これはG7ではドイツ、イタリア、イギリスを抑えて4位である。

    人口では世界10位。

    G7ではアメリカに次いで2位である。

    軍事支出(防衛費)でも世界7位でG7でも5位である。

    経済規模は3位。

    ドル建て1人当たりGDPは世界16位。

    今年の為替レートでいけば間違いなくトップ10に入るだろう。

    個人金融資産の総額ではアメリカに次いで世界2位。

    日本にはお金持ちがあまりにいないと自虐的に言われるが、億万長者(1億円以上の資産を持つ個人)の数は世界2位だ。

    09年度の世界経済フォーラムによるランキングによれば、日本は技術革新能力が世界1位、

    科学者や技術者の活用しやすさが2位、

    消費者の洗練度も1位である。

    CNNが発表した世界美食ランキングに日本の寿司が4位にランクインしている。

    政治・経済・文化の各影響力を総合した都市ランキングでは、東京はニューヨーク、ロンドン、パリに次いで世界4位だ

    ウエイトにより多少の相違は出るが、日本はどんな計算でも主権国家としては3位以内に入る。

    多くの場合、断トツのアメリカに次ぐ2位か2位争いを中国と激しく展開する。

    よく話題にあがるシンガポールだが、確かに国家戦略立案・実行能力は間違いなく世界一だが、面積や人口が全然足りない。

    世界にインパクトを与えられるレベルではない。

    この話は親しいシンガポールの政治家や政府幹部がよく私に聞かせてくれる。

    「われわれはいくら頑張っても所詮は日本の大規模な都道府県にも届かないレベル。

    日本のサイズはうらやましい」。

    やはり韓国もサイズで劣る。

    中国以外の新興国では、サイズや将来性はあるものの、まだまだ諸要素が弱すぎる。

    ■ ドル建てで見た日本経済は高成長?

    また、世界の経済データはドル建てであるという事実も日本への評価に国外と国内でねじれを生じさせる。

    日本経済の専門家や日本株専門の投資家は円ベースの統計で見ているので、日本国内の人々と経済実感が近い。

    しかし、その他殆どの人はドルベースの経済統計を見ているので、日本がそれほど停滞しているとは思えないのだ。

    円ドルレートの平均値を見てみると、

    2006年は116.35円、

    2007年は117.76円、

    2008年は103.38円、

    2009年は93.60円、

    2010年は87.75円

    であった。

    今年を控えめに80円としよう。

    これだけ変動している円ドルレート。

    09年の円建て名目GDPは470兆円、10年は479兆円、11年も479兆円程度とみられる。

    円で見れば停滞している。

    しかし、これを同年の為替でドル換算してみると、

    09年は5.02兆ドル、

    10年は5.45兆ドル、

    11年は5.98兆ドル

    となる。

    つまり、為替レートのおかげでドルでみると日本経済は年率8-9%成長している経済に見えるのだ。

    これは中国に匹敵する成長率だ。

    株価にもこれが当てはまる。

    ドル建てでみると価格や動きが違って見えてくる。

    もちろん、こんな単純換算による比較は極端であり、統計のとらえ方として正しくない。

    ただ、ドルで見ると日本経済が国内で円でしか見ていない場合に比べて、元気に見えるのだという。

    定性的な意見も紹介したい。

    直近に訪問した韓国でも多くの日本への賛辞と出会った。

    訪韓の目的は目的はハーバード大学がアジアで開催する最大の国際会議HPAIR、Harvard Project for Asia and International Relationで講演するためだった。

    世界中から500名を超える学生が集結。

    主催のハーバード、共催の延世の学生に加え、中国、インド、インドネシア、シンガポール、そしてもちろん日本からも学生が集結。

    中国人の多さとアグレッシブさに圧倒されつつも、自国開催以外で過去最多となる32名の日本人学生も奮闘していた。

    中韓の若者は日本大好き!

    韓国人学生たちは

    「東京は本当に清潔で安全。クリエイティブも面白い場所がたくさんある。もちろん美味しいものもいっぱい」

    「完璧に作り上げられたK-POPもいいけど、どこにでもいるような素人っぽさがある日本のアイドルが好き」と口を揃える。

    講演者の韓国政財界人たちは「韓国は昨今の発展で日本に対するコンプレックスから解き放たれ、素直に日本を称賛できるようになった」

    「我々は必死に全力を出してここまで来られた。

    余力を残している日本人がいつか本気になれば私たちは一気に抜かれるよ。

    日本人の能力の高さは世界で彼らと戦っている私たちが一番よく知っている」という。

    中国人たちとは世界中いたるところで会う。

    学生からビジネスマンまで日本が大好きな人が多い。

    彼らに言わせると「日本は政府が信用できないというが、批判できるだけまし。

    新幹線事故の処理みてよ。

    あんな国だよ。

    批判を中国版ソーシャルメディアに書き込めば、すぐ消される」

    「日本の原発問題だって、中国はこれからものすごいスピードで100個くらい作るけど、事故は間違いなく起こると思う。

    その時日本みたいに個人やメディアが政府を批判できるというのはとても健全だ。

    日本も日本人も素晴らしい」との憧憬にも似た賛辞に会う。

    韓国、中国と並んで、日本と政府間で領土問題を抱えるロシア。

    ここも日本ファンだらけだ。

    私がロシアを訪問した時、モスクワの日本食レストランの多さにびっくりしたし、今はうどんからお好み焼きまでブームであるという。

    女性たちは「日本女性の髪の美しさに憧れて、日本製のシャンプーや化粧品を取り寄せている」という。

    シンガポールでもインドでも欧州でも日本への高い評価・信頼・愛をたくさん感じた。

    それらを今後も紹介していきたい。

    日本はまだまだ捨てたものではない。

    というより、まだまだ力がある。

    日本を悪く思う外国人は殆どいない。

    ■ ヤバくないから注目されない!?

    日本の停滞は意外と知られていない。

    今でこそ、アメリカや欧州の経済や財政が、日本の後を追うのではないかという議論が盛んで、日本の経済停滞に専門家は気づきつつある。

    しかし、少し前まで日本経済の20年近い停滞に気づいていたのは日本の専門家くらいであった。

    「日本が話題にならない。 ジャパンパッシングだ」と日本の評論家は騒ぐ。

    新興国に世界の関心が集まるのは、高い成長もあるが、色んな意味で世界に脅威を与えかねないからだと思う。

    日本は「レベルがすでに高く、成熟していて、安定している」から話題になりにくいのだ。

    しかし、文化や食事や日本への生活・旅行体験でいい思い出を持つ人が非常に多い。

    でしゃばらず親切でガマン強い日本人へ尊敬の念も多くの人が持つ。

    世界の日本に対する評価を知れば知るほど、円へのお金の流れは合理的に思える。

    後は、この日本への評価を多くの日本人が正確に認識し、円高も含め、正しい方向に活用することが重要だ。

    (もも いちたろう)




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