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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

時事143健康

フィチン酸(黎明編 Mail.3962)

 
千成さんの記
  • 玄米食はなぜミネラル不足になるのかにてあまり長期に玄米食を続けると、ミネラル不足になるという内容がありましたが、以下の情報によると、玄米食がミネラル不足になるという科学的根拠が無いとのこと。

    フィチン酸

    フィチン酸は別名イノシトール6燐酸(IP6)とも呼ばれます。玄米など多くの穀物(雑穀)、大豆などに含まれます。フィチン酸については何を読んでも訳が分からないところがありました(元化学専攻でして)。かなり混乱した世界なんだろうと思いながら、当面のデータでまとめようとしていたら、完全な説明を行っているサイトを見つけました。このページを読んでみて下さい。やっと化学的にすっきりしました。ところが、途中の記述にいくらか誤りがあります。フィチン内部に結合しているカルシウム、マグネシウムはそれらが少ない環境に出会うと、少しずつ解離してきます。そしてそこに重金属やら多くのミネラルが存在すると、それらとの競合により平衡関係に移行していきます。だから、すべてのミネラルを取ってしまうとか、そういう議論は短慮と言えます。環境にセシウムが沢山あればセシウムを結合してカルシウムを放出するという事になります。カルシウム、マグネシウムが沢山あれば、そのまま糞中に出てしまいます。消化管内にまったくミネラルが無ければ、カルシウム、マグネシウムを少し解放するでしょう。そして、消化管内に生息する微生物により分解されれば沢山のカルシウム、マグネシウムを放出することになり、ミネラルの宝庫と言えそうです。種籾が自分を守るためにフィチン酸を貯蔵しているという説明があちこちでなされていますが、自然はそんなに排他的ではありません。正しく食せば正しく働いてくれるのだと思います。先に紹介したサイトにフィチンを含む食品をグラフで示してありますから、参考にして下さい。どこから引用してきたかの記述がありませんので検証できませんが、今まで学んだことから乖離していないので正しいと思います。玄米食、玄米食と大上段に構えずとも、これらの食品をとるように心がけるだけでもセシウム排泄は出来ると思います。時折の玄米食と味噌汁、ゴマということでしょうか。
    玄米食を続けると身体からミネラル類が減ってきてかえって身体をこわすという議論をよく見かけます。一生懸命調べてみてもそれらの議論の背景になるような実験を見つける事が出来ませんでした。おおかた、推論だと思います。食事法について議論するなら、あまり科学的な議論に拡大しない方がいいと思います。こちらのサイトを見て下さい。同じような事が書かれていますが、最後の方に「近年、メリーランド大学のシャムスディン教授らの動物実験で、フィチン酸が血液中のミネラル(Ca2+、Fe2+、Mg2+、Zn2+)の濃度に影響を与えなかったことが科学的に立証されました、という情報もあります。 」と書いてあります。私も同様な論文を見つけました。 フィチン酸(IP6)を動物に経口投与して骨中のCa++、Mg++、Zn++量を測定したところミネラル量に有意な変化はみられなかったという報告しています。その論文ではフィチン酸の抗癌作用をみる実験を行っており、各種癌に効き目があるというデータを出しています。玄米食で癌が治ったという報告をよく聞きますが、このフィチン酸がその主役だろうと思います。この抗癌作用については沢山の実験が行われていますが(in vitro、in vivo)、ここではセシウム排泄機能に焦点を当てるので省略させてもらいます。薬学の経験から一言言い添えておけば、玄米など穀類を多く取ることでセシウムの排泄、及び抗癌効果も期待できそうな気がします。一石二鳥という事でしょうか。長崎で被爆しながらも生きながらえてきた方たちが後で襲ってくる原爆症、癌などを切り抜けてこられたのは、まさにこのフィチン酸の両効果によるものと推論できます。癌細胞が体内で発生しても、だからと言ってすぐに癌になる訳ではありません。私達の身体の中では毎日5000個もの細胞が癌化しているといいます。正常状態ではそれらのがん細胞は免疫系の作用により駆除されるか抑制されています。最近の研究では癌細胞は十数年の間、強い免疫系の支配の下じっと我慢していることが分かってきています。何らかのストレスにより免疫系の力が長い間弱まると、これらのがん細胞が勢いを付けると言われています。
    とは言え、フィチン酸悪者説はインターネットを調べると、いたるところに出てきます。その辺に関しては次の2つを読んでみて下さい。マクロビパパの奮闘記(1)マクロビパパの奮闘記(2)。色々読んでみてこの方の考え方に賛同できる気がしました。以下はその方のまとめ

    1)デトックス(排毒)として玄米食をするなら、玄米は洗米だけ。強めの圧力がかかる鍋を使った『無吸水炊飯』。
    2)その力を弱めたいなら、4~8時間程度の吸水による『活性状態の玄米』。つまり。いつもの玄米ごはん。
    3)排出効果を完全に無効化するなら『発芽玄米』または、精米して『分搗き米』『雑穀入り白米』にすれば良いの。
    この考えは後で具体的に利用させて頂きます。

    追記(2011/9/14)
    玄米食というと必ずと言っていいほど「ミネラル不足」という声が聞かれます。誰か偉い先生が言った事が一人歩きしているようです。玄米食をしながら健康に暮らしている方は大勢いらっしゃいます。問題を起こす方はあまりに「マクロビオティック」を忠実に実行するとか、最小限の食事で生活するとか極端に走っているようです。放射性セシウムを結合して排泄してくれる可能性のあるフィチンは、この提案を支える重要な化合物ですので、以下の2つについて説明したいと思います。
    3つのタイプの物質の結合様式について
    フィチン酸問題に関する考察

    ゼオライト

    ゼオライトというのは、火山活動で噴出した高温の火山灰と海水との反応によって形成された鉱物である。英語のサイトだが、こちらのサイトにアクセスすると分かりやすい図を見る事が出来る。
    ゼオライトの構造について知りたい方はこちらを見て下さい。そのページの鉱石の図の下に分子模型図がある。その模型図にマウスを持っていって左ボタンを押さえ込んでマウスを移動させると図が回転します。もっと詳しくという方は、付録を見て頂きたい。ゼオライトが始めて利用されたのは、ローマ時代に簡易水道の浄化に使用された形跡がある。1760年にスウェーデンの鉱物学者によって再発見されたとある。そしてチェルノブイリ原発事故の際には放射能除染のために50万トンにもおよぶゼオライトが使われたと言われる。福島原発においてもゼオライトが使われていることは報道でご存知の方も多いと思います。この提案をまとめている時にゼオライトについて調べていたら、岐阜大学動物病院、外科の鷲巣誠先生の講演資料をPDFで入手することが出来た。そこから調べてウクライナではゼオライトをクッキーに混ぜて子供達に食べさせたという事を知った。そこからは、鷲巣先生に電話して質問し、E-mailで問い合わせたりしてゼオライトの力を学ぶ事が出来た。一口でまとめると、ゼオライトはセシウムと強力に結びつくためにセシウム、ここでは放射性セシウムの除去に使えるという訳である。放射性セシウムと一緒にゼオライトを経口投与すると放射性セシウムの吸収が大幅に抑制できるという多くの動物実験がある。放射性セシウム投与後の体内分布を調べた実験から、一度身体の各臓器、組織に分布してしまった放射性セシウムも腸管から排泄され、これをゼオライトで吸着し糞として排除出来るる可能性が出てきた。この事は内部被爆を軽減するために決定的に重要な知見である。その知見について学びたいという方はこちらを見て下さい。また、別ページに参考にした文献もリストしてあるので、事の真偽を吟味したい方はどうぞ。

    モンモリロナイト

    モンモリロナイトは粘土鉱物である。詳しい説明についてはこちらをご覧下さい。モンモリロナイトも機能的にはゼオライトとほぼ同じと考えて間違いはありません。同様な構造をしていて、ゼオライトが格子の中にイオンを格納するのに対してモンモリロナイトでは、粘土の表面か層状になっている間にミネラルを結合します。
    これらのミネラルは外部にミネラルがあると交換する作用があります。この交換もあくまで平衡へと移行します。ただ一方的に吸着する訳ではありません。しかし、結合能力の高いミネラルがセシウム(Ca2+、Mg2+などの2価イオンも高い)だと云う事はこういう原発の事故という事を考えると不思議な気がします。神からの贈り物でしょうか。
    驚いたことにアメリカのCEMC社ではTerraMinという食べる粘土を販売している。ゼオライトもモンモリロナイトもFDA(食品医薬品局)は、GRAS(Generally Recognized As Safe)として位置づけられているようです。すなわち、「一般に安全と認められる」という意味になります。
    テラミン(TerraMin)は、日本の代理店からも購入できます。詳しくは「その他情報」の項を見て下さい。国産のモンモリロナイトねんどは、SORAさんのe-Shopから購入することが出来ます。また、福島県、特に西郷村では「ばらの木」という雑貨屋さんが扱っています。この粘土は、食用ではありませんので、正式に飲用することは出来ません。成分などを見て私なりに安全と判断し、あくまで自己責任で試しに飲み始めました。

    この提案でモンモリロナイト服用が有効と考えられる事についてまとめ始めていた頃、この作業を手伝ってくれる方がインターネットを検索して、「ひもろぎ庵」便りを見つけました。この提案の中で服用志願者に対して飲み方を示していますが、それはこの方(下山田吉成さん)のブログで学んだことです。この方は2011/5/6のブログで内部被爆の浄化法②(クレイの服用)でクレイの服用を勧めています。また、彼自身、すでに7年間国産のモンモリロナイトを服用されているそうです。この提案でクレイの服用を勧めるに当たって大変な安心材料でした。研究における成果は最初に公表した者が賞賛を受けるというのが原則ですので、ここでこの事に触れておきたいと思います。

    テラミンは、5才以上の子供なら問題なく服用できますが、それ以下の場合には鉄分過剰になるので量に注意する旨注意書きがされています。CEMC社の推奨摂取量から体重換算し、少し少なめに飲ませるのがいいと思います。ただし、乳児には差し控えた方がいいと思います。乳児に対してはお母さんが飲んで自分の体内の放射性物質の濃度を低減させ、乳への分泌を抑えるのがいいと思います。ただ、いきなり購入して試さないで下さい。玄米食の方がはるかに安全ですからそちらから試しながら待って下さい。時期が来たら子のサイトで情報を流しますので、それまで待って下さい。
    私は国産のモンモリロナイトねんどを試しています。毎日、3gくらいを水に混ぜて飲んでみています。テラミンは鉄とカルシウムを多く含む粘土で、カルシウム・モンモリロナイトと言うのだそうです。一方、私が飲んでいる粘土は、ナトリウムが多いタイプらしくナトリウム・モンモリロナイトと呼ばれるらしいです。モンモリロナイトにも沢山の種類があるらしく、内部に含んでいる鉱物は、その産出する場所場所で異なるようですから、安全を考えるならばここで紹介した2つのモンモリロナイトを利用して下さい。この分野に十分な知識があって、自己責任でやってみられる方は他の製品を試してみられても結構です。正直な話、安いゼオライトでも十分なような気がしますが、ここ(公)ではお勧めする訳にはゆきません。モンモリロナイトもゼオライトも内服することで血中には移行しませんから安全です。ゼオライトには液状のものも販売されており血中に移行するような書き方をしているようですが、一部解離したケイ酸ならともかく、ゼオライト本体が血中に移行するという主張に何ら科学的根拠はありません。

    ペクチン

    この項は2011/7/31に追加しました。リンゴなどに含まれるペクチンは動物実験などで、食事に混ぜた放射性物質と一緒に投与すると放射性物質の吸収を阻害するということが分かっていました(文献入手不可)。昨日(2011/7/30)、モンモリロナイトの副作用を調べていたところ偶然、人での試験結果(臨床試験)の論文を見つけました。幸い無料でしたので全てを読むことが出来ました。この論文は、ここでの提案をはっきりと検証してくれました。2004年に行われた試験はチェルノブイリから約100Kmのところに住む子供62人を対象とした臨床試験(ダブルブラインド)から、以下の結論が正しいことが立証されました。

    一度体内に入った放射性セシウム(137Cs)も、リンゴペクチンの投与(3週間)で急速に排泄される

    この論文のデータを自分で確かめたいという方はこちらを見て下さい。試験方法などは気にせず、データだけ見て下さい。
    そして、重要なことは、リンゴペクチンのみならず、この試験は「フィチン酸」、「モンモリロナイト」についても積極排除の可能性を証明した形になります。ここで紹介したゼオライトなどを用いた排除説を完全に証明した試験となります。私個人の評価は、当初、これをまとめ始めた時には「80%」保障でしたが、7/29まで「95%」保障だと回りに言ってきました。2011/7/31現在「98%」程度保障できるレベルだと言っておきたいと思います。
    注意があります。リンゴペクチンは現在、日本でも購入できますが、このサイトを読まれた方にお願いがあります。リンゴペクチンにはリンゴペクチンの問題点があります。ですから、当面はリンゴなどを食べるという対応をしてみて下さい。ベラルーシに住んでいる日本人の方のブログを読んで参考にして下さい。
    ペクチンは、その形態によって効果が違ってくると思います。精製ペクチンが販売されていますが、その効果の程ははっきりしません。文献を読む限りでは、カルシウムなど2価の陽イオンの結合が強いのでストロンチウム(Sr)は強力に結合する可能性があるが、137Csを選択的に結合する訳ではなさそうです。その意味で、ペクチンによるデトックスはCa、Mgなどの金属を好んで排泄するためにミネラル不足に陥る危険性が指摘されています。
    一方、フィチン酸もモンモリロナイトも、すでにミネラルと結合していますから、その吸着機能はイオンの交換機能ですので比較的安全と言えそうです。

    7.当面玄米食から手をつけましょう

    玄米食とマクロビオティク、ねんど鉱物などを紹介したが、これだけでは、どうしたら良いか分からない点もあるだろう。最初から力いっぱい始めて挫折するよりは、個々の家庭の実情に合わせて出来ることからやってみるという事が大切と考えられる。そこで、ざっくりと整理してみた。モンモリロナイトの服用は強力な手段となり得るが、当面、ビタミンC、玄米食から始めて下さい。これについては、すぐにでも始めて下さい。3月に事故がおきてからすでに4ヶ月を経過しています。30Km周辺で自宅待機されていた方々は、問題になる程の被爆が考えられます。1マイクロシーベルト付近の放射がある地区では、大変微妙な環境です。ビタミンCによって、すでに体内で暴れている放射性セシウムの影響を最小限に抑え、玄米食により体内のセシウムを有効に排泄すれば、あと10年も先に起こる様々な被爆症状の発症を未然に防ぐことが出来るでしょう。まず、玄米食から始めましょう。そして、待っていて下さい。モンモリロナイトが利用できる環境を、孫達の健康を気遣うお年寄りが整えてくれます。

    ①ビタミンCを摂取する。
    ②玄米食(玄米がゆ、玄米パン、玄米カレー、玄米フレークなど)をとる。一週間に3日ほど。
    ③海藻類を具とした味噌汁を1日1回必ず摂取する。
    ④モンモリロナイトのお風呂に入る(週2~3回程度)。
    ⑤緑黄色野菜をとる。
    ⑥ゴマ、大豆、ココアなどフィチンを多く含んだ食物をとる(ペクチンを含むリンゴ、かんきつ類、グリンピースなども)。
    ⑦塩はにがりを含む未精製塩を使用する。
    ⑧料理に砂糖を使う場合には黒砂糖か三温糖を使う。
    ⑨モンモリロナイトを適量摂取する(これについては当面保留として下さい)。

    重要度が高いものから列挙してあります。番号が低いほど重要とおおまかに見て下さい。②と③はセットです。玄米食をしたからと言ってミネラル不足になるという疫学的、実験データは見つかりませんでしたので特にミネラルを補給する必要はないと思われますが、玄米食と味噌汁はセットで考えて下さい。但し、玄米と味噌汁は一緒の機会に摂らないで下さい。例えば、朝は白米と味噌汁、夜は玄米とスープにするとか組み合わせを考えて下さい。味噌汁はミネラル補給、玄米はデトックスと考えて下さい。
    食塩はにがりを含むものを使って下さい。
    ビタミンCは出来るだけ多く摂取するのが好ましいが、1日1g以上摂取する際には、胃を痛める、尿への排泄が高まり、沢山のビタミンCを摂取し続けなければならなくなるなど、多少の副作用もあるので、1日1g程度を目安とするのが好ましいと思います。ビタミンCはスーパーに2リッター容器で購入できる飲料が売っています(炭酸が入っているのはだめ)。ビタミンEにも同様の効果があるが、ビタミンCの摂取の方が安価で容易。
    モンモリロナイトは、腸管経由で放射性物質(セシウム)を吸着、便として排泄するために重要ですが、日本ではあまりねんど鉱物を服用する習慣はありませんので、子供は避けて下さい。当面、60才以上の方に協力して頂いて自己責任で服用を試します。私は2011/7/11から服用を開始しています。現在、協力者は29名程度です。100名を目指し、1月ほど様子を見て、特に問題がなければ子供を持つ方に参加して頂きます。服用状況はこのサイトでお知らせしますので、OKと云うまでは、子供に対する服用は開始しないで下さい。当面は時折の玄米食程度でしのげそうな気がします。内部被爆のデータが出てきたら少しずつ考えて行きましょう。飲まずとも、モンモリロナイト風呂がデトックスには大きな力があるようです。
    もちろん、外国製のモンモリロナイトは服用可能なものがありますが、ここでは個人のために活動している訳ではありませんから、皆で同じ基準で服用して、後のためにデータを残しましょう。
    ゼオライトのデータも多くの人の犠牲の上に蓄積されたであろうという事を忘れないで下さい。

    モンモリロナイトのお風呂に入りましょう。

    一度体内に入った放射性セシウムは身体の中で様々な組織に分布し平衡に達します。皮膚には5%程度が分布しますので、モンモリロナイトのお風呂に入ると、そのうちの幾分かを排泄することが出来ます。ゆっくり入っていると血液中からさらに皮膚へ放射性セシウムが再分布してくることが予想できます。汗と、皮膚からの直接排泄は馬鹿にならないと思います。こんな事は実験する訳にはゆきませんが、やって損はありません。水銀など重金属の除染はすでにやられていますので、ほぼ同じと考えることが出来ます。ぜひやってみて下さい。
    風呂に入って風呂をかき混ぜながら10g程のモンモリロナイトを入れます。玉にならなければ、白く濁った感じになります。SORAさんには入浴剤もありますから、そちらを利用するのもいいと思います。
    粉で使用する場合の注意点があります。粉を吸い込まないで下さい。モンモリロナイトを吸い込むと、汚染地域では吸い込んだ137Csが肺に入り、モンモリロナイトに吸着され、そこでずっと内部被爆状態が続き肺がんを引き起こす可能性があります。粉を扱う時はマスクをして下さい。用心に越したことはありません。

    それから、風呂上りにはシャワーを使用して下さい。モンモリロナイトには保湿効果もありますから、もったいないのですが、ここはデトックス目的ですので放射性セシウムを吸着したモンモリロナイトは出るときに洗い流して下さい。

    追記(2011/8/13)

    モンモリロナイトのお風呂で体内の水銀値が下がったという記事を見ましたので、さらに詳しく調べていると、知らなかった事実に行き当たりました。自閉症の原因のひとつが体内に蓄積した水銀によるものだという記事を見つけました。中国人のMiriam Jangというお女医さんがDAN (Defeat Autism Now) doctorとして自閉症の子供たちを診察・治療しています。そして、その水銀の排泄にモンモリロナイト風呂を推奨しているそうです。以下に、英語ですが、引用します。彼女は水銀除染のために様々な手法を試したところモンモリロナイト風呂が一番効果的で速かったと言っています。一人の子供は週2回のクレイバス(モンモリロナイト使用)、3ヶ月で鉛は劇的に減り、水銀は消失したと述べています。

     Dr. Miriam Jang, M.D., says: "I have put a huge number of patients on these clay baths and the level of heavy metals--mercury, lead, arsenic, aluminum, and cadmium have come down dramatically. I have been monitoring the levels of metals using all three methods (TD DMPS, oral DMSA, & clay baths) and the clay baths are way faster in the removal of metals. One particular patient had very high levels of mercury and levels of lead that were off the charts. In 3 months of twice weekly clay baths, the lead came down dramatically and the mercury disappeared."


    英語で申し訳ありませんが、クレーバスを自閉症治療のために試された方からの声が寄せられています。
    その中から、具体的な数値がある例を以下に引用します。10才の子供にクレーバスを使用したところ、水銀値が44.2マイクログラム/lit.から12.8マイクログラム/lit.に低下したと述べられています。具体的な期間についての記述がありませんが、先のMiriam Jang医師の記述と合わせて考えると数ヶ月というところだろうと考えられます。今回の提案との関連で考えると、放射性セシウムも同様な傾向で体外に排除されていくと期待されます。ひとつ、注意があります。モンモリロナイト風呂は週2~3回にして下さい。あまり効果が大きいので、Zn,Mgなどの金属も強力に排泄してしまう可能性があります。クレーバスをする場合にはミネラル飲料などと組み合わせるなど、日頃のミネラル摂取(味噌汁)に心がけて下さい。また、一度皮膚から抜けた重金属の他の組織からの再分布に多少時間がかかるのかも知れません。水銀の場合には血中に無くても他の組織に分布してなかなか出てこないという傾向がありそうです。セシウムにはそういう特異性みたいなものはなさそうなので、比較的短時間で皮膚に再分布してくることが期待されますので、水銀の場合と同じと考える事はないかもしれません。
    このデトックス法(脱毒素)は、ある意味でリンゴペクチンよりも強力かも知れません。あらかじめ内部被爆量が分かっていれば、強力にデトックスし、そうでない場合には週2~3回程度にするのがいいと思います。
    これほど、安全、安価で効果的な方法はないと思います。
     "We bought your Detoxifying Clay Baths for a kid about 10 yrs old. We have been giving him foot baths and full body baths occasionally. His mercury level was initially 44.2 ug/lit., and thanks to your Detoxifying Clay Baths the mercury level has now come down to 12.8 ug/lit."




    追記(2011/8/17)
    正確を期すために書き添えておきます。自閉症と水銀濃度については確定的な証拠はないようです。アメリカで行われた調査では自閉症児とそうでない児との間に水銀の血中濃度の違いは見られなかったという記事を見つけました。アルツハイマー病の原因もそうですが、ひとつの原因で発症しているのではないのでしょう。問題となるのが、血中濃度ではなく、脳内などの組織への分布・滞留である可能性もありそうです。
    但し、クレイバスで自閉症の子供の症状が改善されているという事と、水銀などの重金属の濃度が低下するということから、クレイバスの放射性セシウムの除去の可能性は大きいという事は言えそうです。なかなか、難しい問題です。あれほど自閉症の子供の症状がクレイバスで改善するのに日本では、ほとんど問題とされてもいません。何でしょうかね・・この辺のギャップは。不思議な気がします。安全な方法なら何でも試してみればいいのにと思います。



    追記(2011/12/13)

    11月に白河で行われた水俣展を手伝いました。その流れの中で毛髪水銀濃度を測定することになりました。その結果、モンモリロナイトが私の体内のメチル水銀を強制的に排泄する役割を果たしている可能性が大きくなりました。メチル水銀が抜けるという事は、とりも直さずセシウム137、134が抜けるという事につながります。関連記事はモンモリロナイト服用で毛髪水銀濃度が低下した?を見て下さい。



    玄米食は毎日ではなく、時折、玄米おにぎり、玄米パン、玄米粥、玄米カレーなどを食べる。玄米のレシピなどについては、その他情報を参考にして下さい。
    食べやすい玄米として発芽玄米があるが、発芽させてしまうとフィチン酸部分がフィターゼという酵素で分解されてしまうので腸内でのセシウム除去効果は期待できませんのであくまで玄米に拘って下さい。そういう意味では玄米パンでは酵母による発酵過程があるのでフィチン酸が分解されるかも知れませんが、パンにしても食べにくい(固い)らしいので玄米の性質は残っていると思いますから、当面、玄米パンはOKという事にしておきます。
    先に「フィチン」のところで議論したフィチン問題を解決するには、週ごと、毎日の食事の中で「デトックス(放射性セシウム排泄)期」と「ミネラル補給期」とに分けるといいと思います。例えば味噌は発酵させているためにフィチン塩が分解されて、フィチンに囲い込まれていたミネラル類が解放され吸収されやすくなっています。妙な話ですが、よりすっきりした形では、玄米ご飯(デトックス用)と味噌汁は一緒に食べない。同様に、味噌汁を飲むときは、ゴマなどフィチン酸を含むものをとらない。味噌汁はあくまでミネラル補給源としてとらえます。味噌汁を飲まない食事については、おやつであれ、夕食であれフィチン酸の利用を進めます。
    モンモリロナイトにも同様な問題があると思います。例えばカルシウム・モンモリロナイトはカルシウム源として使用されます(NASA)。但し、鉄分なども含まれますから、食事内容に沢山のカルシウムが含まれていれば、鉄分を放出し、カルシウムを結合するということもあるでしょう。モンモリロナイトを服用する時には味噌汁は飲まない方がいいと考えられます。回りにミネラルがあまり無ければ、カルシウムを放出して、その時にもし、放射性セシウムがあれば盛んにセシウムを結合するでしょう。
    そこでこれらを上手にまわすために一週間の分配表を考えていたら、後ろから「あなたは献立まで考えるの?」と言われてしまいました。申し訳ありませんが、その辺の組み合わせについては、皆さんにお任せしたいと思います。ひとつ折衷案を示したいと思います。先日NHKテレビを見ていたら、「玄米カレー」が紹介されていました。その玄米カレーでは「ごはん」に仕掛けがあるそうで、「玄米」と「発芽玄米」半々だそうです。なかなかいい考えだと思います。そこで、先のマクロビパパの折衷案を考えて、「玄米中のフィチン酸を給水時間で調節する」というのはどうでしょうか。

    追記(2011/7/27)
    玄米フレークを毎日食べましょう。
    この記事関連推奨購入先で「ケロッグの玄米フレーク」を推薦しました。この玄米はフィチン酸に関してどんな状況なのかと思ってケロッグに電話して聞いてみました。玄米フレークには、発芽玄米は使用していなそうです。さらに「米ぬか」を加えているそうです。まさにフィチン酸摂取には最高のコンディションです。アメリカで商品化されたこのフレークは菜食主義者によって開発されたものであることが分かりました。私は永年の間、ケロッグのフレークに対して良い印象を持っていませんでした。朝から子供にフレークなど出して・・、とその安易さが気になっていましたが、それは誤りであることが分かりました玄米フレークだけで、かなりの効果が期待できると思います。
    但し、ケロッグさんは何かの病気にいいとかいう事を宣伝していませんし、放射性セシウム排除について有効だとは言ってはいません。その辺の事は箱の下の方に書いてありましたので、迷惑をおかけしないように、ここで言い添えておきたいと思います。あくまで調査・検証した私の結論です。

    これらのうち、実施可能なものから実施してゆきましょう。あまり深刻に考えずに無理せず出来ることからやってみる。制限されることでストレスがかかるとストレスにより体内でフリーラジカルが発生し、もともこもなくなってしまう可能性があるので、あまり無理をしない。
    もっと簡単なページを用意しましたのでざっくり行きたい方はこちらのページを印刷してみて下さい。

    8.お願い

    すでに述べたように日本ではねんど鉱物を服用する習慣がありません。また、今回、私が選定したねんど鉱物、ナトリウム・モンモリロナイトは内服のために開発されているものではありません。外国には食用に許可を得ているねんど鉱物があります。では、何故日本のねんど鉱物をわざわざという疑問があると思います。それについては、私の永年の医薬品開発の経験からする勘とマクロビオティック的な考え方にあります。マクロビオティックでは、その土地で採れたものを食べなさいという考えがあります。大地はその土地に住む動物達に植物などを介して、その動物が必要な栄養素を与えるという考え方です。そういう考えに従って多少のリスクを負っても国産のものに拘ってみたいという考えです。成分を見る限り危ないものはありません。モンモリロナイトはその形成地によって、内部に保有するミネラルが異なるというだけで格子としての骨格部分はほとんど同じです。その点で食用として発売されているカルシウム・モンモリロナイトとナトリウム・モンモリロナイトの違いは内部に包含するミネラルの違いなのです。ナトリウム・モンモリロナイトは医薬品としての用途として、X線造影用硫酸バリウムの懸濁安定剤として使用されます。と云う事は、30才を過ぎれば誰でもなにがしらか内服した事があるということになります。医薬品に対する添加剤としては、タルクという鉱物があります。これは又、内服用ではありませんが、錠剤のつやを出すために使用します。私はタルクを服用した経験があります。タルクに含まれるマグネシウムは細胞内でカルシウムに拮抗する作用を担わされていて、重要な役割を持っていますから、タルクを服用すると血圧が下がるなどの作用があります。
    話を戻します。そういう事で、いきなり子供達にねんど鉱物を服用させる訳にはゆきません。そこで60才以上の方に自己責任で飲んで頂いて安全なことを重ねて確認したいと考えています。2011/8/13現在29名の方が参加してくれています。100名の方が1月服用して何も問題がないと判断できれば、子供を持つ家庭に参加してもらいます。当面はそんな風に進めて行きたいと思います。現在、インターネットからの協力申込みがありませんので、このページを読んだ方に、ご両親が協力して頂けないか聞いて頂きたいと思います。福島県の子供たちのために、ねんど鉱物服用の安全性を確かめる助けをお願い致します。すでに試験服用に協力されている方の一覧はこちらから
    試験するねんど鉱物は当面以下の2つです。もし、この運動に参加できるという方が居られたら、以下の2つのうちから自分の好きなモンモリロナイトを選んで購入して下さい。購入したら、B5版くらいのノートを一冊用意して下さい。そのノートに服用を開始した日から、どのくらいを服用したか、どんな身体の変化を感じたかを良いことも悪いこともすべて記入して下さい。これらのねんど鉱物は一般の医薬品とは異なり、いわゆる漢方でいう「めんけん反応」と呼ばれる反応が出ることがあります。身体の中に毒素をためている人には出がちな反応です。私の場合には2日ほど、おなかがしくしくと云うかころころするというか、経験したことのない感じが続きましたが今ではすっかりおさまっています。服用を始めたらメールか電話で連絡を下さい。

    購入先

    ①国産のモンモリロナイトねんど:SORAさんのe-Shop又は「ばらの木」という雑貨屋さんが扱っています

    カリフォルニア・アース・ミネラルズ・コーポレーション(CEMC)の代理店からテラミンを購入できます。「オンラインショッピング」または「注文はこちら」から購入ページへ誘導されます。「食用粘土[健康目的]」の右側にある「閲覧」ボタンをクリックすると商品ページに移ります。商品一覧が表示されますので「食用 テラミン TerraMin パウダー 1lb.(453g)」の右側の「購入する」ボタンをクリックします。ここから「購入画面へ」ボタンをクリックすると、支払い方法、送り先などを入力するフォームが表示されますので入力して先に進めば購入できます。

    飲み方

    モンモリロナイトは小スプーン1杯程度を、水150cc程度に加えてかき混ぜます。容器はガラス製にして下さい。十分かき混ぜたらラップして冷蔵庫に5時間位放置後に服用します。この位の量を1週間ほど飲んでみて下さい。余裕があれば1杯ずつ増やして、最大3杯くらいまでは試してもらって結構です。それ以上はやめましょう。飲むタイミングは当面、特定の効果を期待しませんから、いつでもいいと思います。但し、薬を沢山飲まれている方はお勧めできません。例えば朝晩2回の投薬でしたら、昼に1回ということで参加してもらっても結構です。一緒に飲むと薬を取り込んでしまい薬の効果がなくなる可能性があります。飲む時は必ず水と一緒に飲んで下さい。服用方法の詳細については内部被爆の浄化法②(クレイの服用)を見て下さい。注意があります。粉を扱う時には、粉が飛び散らないように気をつけて扱って下さい。マスク着用が好ましいのですが、スプーンですくって水に混ぜるくらいはそのままで結構ですので、吸い込まないように注意して下さい。
    心臓の悪い方、75才を越えた方は基本的に参加いただけませんのでご了承下さい。

    連絡先

    飲み始めたら、下記宛てにメールか電話で連絡をお願いします。メールの場合にはタイトルは「モンモリロナイト服用始めました」として下さい。名前と電話番号、購入したモンモリロナイトの種類をお願いします。

    メール:yukiwaribridge@yahoo.co.jp
    電話:0248-25-4830

    山腰信明(やまこし のぶあき)

    9.その他情報

    その他有用な情報を集めました。関心があれば読んでみて下さい。それなりに読んでみて厳選したものです。

    新甲子温泉にモンモリロナイト風呂を検討中

    家庭で玄米食をしながら、お風呂にはモンモリロナイトを入れるということで放射性セシウムの排泄を促進できる可能性があることについては説明してきました。とは言っても、なかなか忙しい昨今、普段は生活に追われ十分なことが出来ないという家庭も多いのではないでしょうか。そこで甲子街道活性化を考えるボランティア会では、新甲子温泉の「フジヤホテル」さんにお願いして一泊2日で家族そろってデトックス(放射性セシウムの排泄)するためのメニューの開発を依頼しました。基本的な考えは、「玄米食を中心としたデトックス料理」、「デトックスのためのモンモリロナイト風呂」の提供です。一泊2日で効果的に内部被爆量を落とせるメニューを考えてもらっていますのでご期待下さい。基本的には、この提案に準じたメニューになると思います。
    お問い合わせは以下に電話でお願い致します。

    新甲子温泉・甲子高原フジヤホテル
      961-8071 福島県西白河郡西郷村大字真船字馬立1
      TEL:0248-36-2321(代) FAX:0248-36-2943

    玄米食、マクロビオティック関連

    玄米食レシピ

    放射性物質を排泄する可能性のある鉱物関連

    原発関連ニュース

    • テレビでは、御用学者が「安全、安心」しか言わない現状で、反原発の旗手、小出裕章の発言に真摯に耳を傾ける必要が・・

    この記事関連推薦購入先

    • 福島県いわき市にある昔ながらのパン屋さん、星野製パンの玄米パン。地方発送してくれます。私も注文して試食してみました。中にアンが入っていて大変美味しかったです。小麦を使わずに美味しいパンは焼けないので小麦がベースになっていますが、しっかり玄米パンでした。成分比については企業秘密とのことでした。子供さんのおやつにいいと思いました。0246-26-6133にファックスで住所、電話番号、必要な個数を書いて送ると代引きで送ってもらえます。
    • 愛知県今治市にある素敵なパン屋さんPAYSANは、健康志向で美味しそうです。注文して試食しました。玄米パンのみならず、どのパンにも実が使われていてフィチン酸の宝庫のようなパンです。外側が固くて今時の子供にはぜひ噛んでもらいたいですね。いろいろな実が楽しめて美味しかったです。9種類入りお試しセットを購入しました。
    • 子供のおやつにケロッグの玄米フレーク
    • マクロビオティック関連のお店の玄米フレーク

    10.経歴

    以下にアクセスすると簡単な経歴を見られます。簡単な経歴
    勤めていた会社。昔は「帝国臓器製薬」でしたが合併して「あすか製薬」となっている。ここまで読んでくれた方はこちらも読んでみて下さい。脅かすつもりはありませんが、こういう危機的状況になると何かと隠蔽されて、真実が報道される頃には状況がすっかり煮詰まっていたというのが、あり得る状況です。原発の沈静化は、すでに私達が何かをなし得るところでは、ありません。ただただ沈静化を祈るだけです。そしてもし、この難局を乗り切ることが出来たら、私達にも出来ることがひとつだけあります。原発を全面停止することです。



    追記(2011/10/22)

    7月に提案を行ってから、村役場に陳情に2回程行きました。その他に出来ることは大概やりましたが、運動が広がる気配も感じられません。このサイトは一日に120~150件位のアクセスがありますが、提案については30件/日位です。ここでは、内部被爆軽減策提案者の日常について報告します。




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