■ 第01章第029編
 ■ 第01章第029編

■原書■

Quand le poisson,terrestre & aquatique,
Par forte vague au gravier sera mis,
Sa forme estrange suave & horrifique,
Par mer aux murs bien tost enemies.


■原書置換■

Quand le poisson,terrestre & aquatique,
Par forte vague au gravier sera mis,
Sa forme estrange suave & horrifique,
Par mer aux murs bien tot ene(energie)_mies(miel).


■原書直訳■

地上と水の魚
強烈な波状の物に砂利の上に置かれた
異様な甘美と恐ろしい姿で
素早く、上手に、力強く、こん畜生は海の壁から


■直訳を意訳■

強烈な波状のもの(「ノアの大洪水」の大津波)に地上と水の魚は砂利の上に置かれた(放り上げられる)
異様な甘美と恐ろしい(超巨大な大津波で見ていると酔うほど強烈である)姿で素早く上手に力強く、こん畜生(ノストラダムスは大変に怒っている)は海の壁(海岸の近くで1000Kmから6000Kmの海底へと急激に深くなる。この急勾配の地形を横から見ると海の壁の様に見える)から


■平易意訳■

強烈な「ノアの大洪水」の大津波に地上と水の魚は砂利の上に放り上げられる。
超巨大な大津波で見ていると酔うほど強烈である恐ろしい姿で素早く上手に力強くこの大津波は海の壁から発生する。
(ノストラダムスは大変に怒っている)
(海岸の近くで1000Kmから6000Kmの海底へと急激に深くなる。
この急勾配の地形を横から見ると海の壁の様に見える)


■解説と補足説明■

「ノアの大洪水」での様子、特に大津波の発生理由が海の壁にある事を説明している。
余りにも具体的で分かりやすい詩なので補足説明する所が有りません。