■ 第02章第048編
 ■ 第02章第048編

■原書■

La grand coppie qui passera les monts,
Saturne en l'arc tournant du poisson Mars,
Venins chachez soubs testes de Saulmons,
Leurs chefs pendus a fil de polemars.


■原書置換■

La grand copie qui passer les monts,
Saturne en l'arc tournant du poisson Mars,
Venins cha-cha-cha soubassement tester de Saumon,
Leurre chef pendu a fil de pol-emars.


■原書直訳■

偉大な写しをする人はアルプス山脈を越えて通る
土星は弓形の曲がりで魚座の火星である
基盤の(ヘビ等の)毒「チャチャチャ音」はバラスト用鋳鉄で試験する
見せかけの要点は「極の火星」の脈絡でつるされた


■直訳を意訳■

偉大な写しをする人(輪廻転生している人の太陽)はアルプス山脈を越えて通る(遠く山々を越えてフランス国へ来るの比喩的説明)
土星(「堕落天使サタン」)は弓形の曲がり(地球のマントル層の曲面)で魚座の火星(「ノアの大洪水」)である
基盤の(ヘビ等の)毒「チャチャチャ音」(マントル境界層のきしみ音)はバラスト用鋳鉄で試験する(鋳物でシュミレーション試験をして確認する)
見せかけの要点(現代の人類では地下深く400kmの境界層で観測出来ず有り得ないと考えられていた)は「極の火星」の脈絡(「ノアの大洪水」は地球の極の滑り回転に依って発生する一連の過程)でつるされた(皆さんの目前につるされ表示された)


■平易意訳■

偉大な輪廻転生している人の太陽はアルプス山脈を越え、遠く山々を越えて来る
「堕落天使サタン」の所行は弓形の曲がりである地球のマントル層の曲面に依る「ノアの大洪水」である
基盤の毒「チャチャチャ音」のマントル境界層のきしみ音はバラスト用鋳鉄で、鋳物でシュミレーション試験をして確認する
現代の人類では地下深く400kmの境界層で観測出来ず有り得ないと考えられていた「ノアの大洪水」は地球の極の滑り回転に依って発生する一連の過程の説明を皆さんの目前につるされ表示された


■解説と補足説明■

この予言は平易で容易に解読出来るものです。
ただ、Saturneの意味を理解していないとこの予言の主題が分かりません。この言葉には「地球の極の回転の構成要因」の惑星の土星、「堕落天使サタン」、ローマ神話の農耕神(人々に農耕と文明を享受する仕方を教えた「堕落天使サタン」の神)の3通りの意味が有ります。何れにしても、全て同一の源点の「堕落天使サタン」に関係があります。
次にpolemarsの意味ですが、この単語は辞書に有りません。これはノストラダムスの造語と考えられます。poleとmarsに分解できます。ここでpoleは極です。marsは火星で「ノアーの大洪水」の意味です。filは脈絡「過程」の意味が有りますから、この単語の意味は極の「ノアーの大洪水」の過程を説明しょうとしている事が容易に理解できます。私のホームページを読まれた方はお気が付かれると思いますが「ノアーの大洪水」は「地球の極の滑り回転」に依って発生すると説明しています。過程を容易に暗示する単語は極、滑り、回転の3通りありますが滑りも回転も余り一般的で適当でありません。そうすると残る極となります。逆の過程で造語していけば簡単にpolemarsが出来上がります。加えて、filと組み合わせれば「ノアーの大洪水」の発生原理の過程を説明しようとしている事が容易に理解出来ると思います。
それにしても、polemars(極の火星)とは、「ノアの大洪水」の説明に「地球の極の回転」に依ると説明していることが、どうしてノストラダムスには分かるんでしょう。彼の配慮に感謝しています。私の説明している行為は500年前の過去から見ているよ頑張れとでも語っているのでしょうか?
「ノアーの大洪水」の発生原理の構成要素のマントル境界層の物理的性質の確認方法は地下400kmのマントル層の位置まで人類は行くことが出来ませんからシュミレーション試験するしか他に方法は有りません。現在、西暦1997年12月下旬です。近い将来、私の説明を検証する為に、鋳物を用いてシュミレーション試験する方が、人類の中から出てきて証明する事を説明しています。
以上です。将来が楽しみですね。皆さん頑張って下さい。