■ 第02章第059編
 ■ 第02章第059編

■原書■

Classe Gauloise par appuy de grand'garde,
Du grand Neptune,& ses tridens soldats,
Rongee Provence pour soustenir grand'bande,
Plus Mars,Narbon,Par javelots & dards.


■原書置換■

Classe Gauloise par appui de grand'garde,
Du grand Neptune,& ses tridens soldats,
Rongee Provence pour soustenir grand'bande,
Plus Mars,Narbon,Par javelots & dards.


■原書直訳■

偉大な監視人の根拠に依ってフランスの初年兵(同年兵)
偉大な海神、そして、彼の三つ又のホコの軍隊
偉大な(船)横傾斜を援助する為にプロバンス(フランス南東部)を浸食する。
一層の火星、ナルボンヌ、投げ槍りと矢に依って


■直訳を意訳■

偉大な監視人の根拠(「太陽」の説明する「ノアの大洪水」の原理と被害)に依ってフランスの初年兵(同年兵)(「ノアの大洪水」の初期大津波)
偉大な海神(「ノアの大洪水」)、そして、彼の三つ又のホコの軍隊(「ノアの大洪水」の大津波の群)
偉大な(船)横傾斜(大津波の波の傾斜ライン)を援助する為にプロバンス(フランス南東部から侵入する)を浸食する。
一層の火星(「ノアの大洪水」)、ナルボンヌ、投げ槍り(「惑星の直列配列」に依るマントル境界層の破断)と矢(「地球の滑り回転力」)に依って


■平易意訳■

偉大な監視人の「太陽」の説明する「ノアの大洪水」の原理と被害の予測に依ってフランスの「ノアの大洪水」の初期大津波の説明である。
偉大な「ノアの大洪水」、そして、「ノアの大洪水」の三つ又のホコの軍隊に例えられる無敵の大津波の群
偉大な船の横傾斜線に例えられる大津波の波の傾斜ラインを援助する為に、フランス南東部から侵入し浸食する。
一層に盛んに「ノアの大洪水」は進み、ナルボンヌは侵される、投げ槍りに例えた「惑星の直列配列」に依るマントル境界層の破断と矢で例えられる「地球の滑り回転力」に依って


■解説と補足説明■

この予言詩は「ノアの大洪水」の説明をしている詩で、特別の造語もなく具体的で分かり易い詩です。
解読のポイントは下記の通りです。

  • 一行目の「偉大な監視人の根拠」は「監視人」が「太陽」の意味ですから、「「太陽」の説明する「ノアの大洪水」の原理と被害」」となります。
    「初年兵(同年兵)」は「ノアの大洪水」の初期大津波の意味ですから、フランスに侵入する大津波になります。
  • 二行目は「ノアの大洪水」の説明をしています。
    そうすると、「偉大な海神」は無敵の「ノアの大洪水」、そして、「彼の三つ又のホコの軍隊」は無敵の「ノアの大洪水」の大津波の群の意味となります。
  • 三行目の「偉大な船の横傾斜」は大津波の波頭ラインを例えて「大津波の波の傾斜ライン」の意味です。
    「波頭ラインの乱れ」を援助する為に新しい大津波がフランス南東部から侵入し浸食する様子の説明となります。
  • 四行目は「ノアの大洪水」の発生する原因の説明です。
    火星は無敵の軍神の「ノアの大洪水」の意味です。
    ナルボンヌはノストラダムスの予言の意味です。
    投げ槍りは「惑星の直列配列」に依るマントル境界層の破断、矢は「地球の滑り回転力」の説明です。
  • この詩の本質は「ノアの大洪水」の説明をしているのですが、原理と大津波の現象を理解していないと分かりにくいと思います。