■ 第02章第079編
 ■ 第02章第079編

■原書■

La barbe crespe & noire par engin,
Subjuguera la gent cruelle & fiere;
le grand Chyren ostera du longin,
Tous les captifs par Seline baniere.


■原書置換■

La barbe crespe & noireur par engin,
Subjuguer la gent cruelle & fiere;
le grand Chyren oste du longin,
Tous les captifs par Seline baniere.


■原書直訳■

黒いちぢれ髭の人の兵器は。
残酷に、高慢に、あがらいようもないほど国民を支配する。
偉大なチレンは長く骨まで。
セリンの軍旗のもと全てを独占する。


■直訳を意訳■

黒いちぢれ髭の人(「堕落天使サタン」)の兵器(「ノアの大洪水」)は残酷に、高慢に、あがらいようもないほど(「ノアの大洪水」に対抗できる者は人類にはいない)国民を支配する。(人類を絶滅させる)
偉大なチレン(「ノアの大洪水」)は長く骨まで、セリンの軍旗(大津波の波頭)のもと全てを独占する。(全てを薙倒す)


■平易意訳■

黒いちぢれ髭の月人「堕落天使サタン」の兵器(「UFOの光線砲」と「ノアの大洪水」)は残酷に、高慢に、あがらいようもないほど国民を支配する。
「ノアの大洪水」に対抗できる者は人類にはいない。
そして、人類を絶滅させる。
偉大なチレンの「ノアの大洪水」は長く骨まで、「ノアの大洪水」の大津波の波頭のもと全てを薙倒す。


■解説と補足説明■

例えている言葉を理解していれば具体的過ぎる予言詩である。
「黒いちぢれ髭の人」は第三章三十編と併せて読むと比較的よくわかる。
チレン、セリンの意味は他の予言詩に多数出てくるのでこれら詩を並べて読むと自ずから理解できる。
そして、チレンとセリンが同じ意味に近いことが分かる。
この詩は「ノアの大洪水」の制作者が「堕落天使サタン」である事を説明しょうとしている。