■ 第05章第078編
 ■ 第05章第078編

■原書■

Les deux unis ne tiendront longuement.
Et dans treze ans au Barbare Sattrappe;
Aux deux costez feront tel perdement,
Qu'un benira la barque & sa cappe.


■原書置換■

Les deux unis ne tiendront longuement.
Et dans treze ans au Barbare Satrappe;
Aux deux coste feront tel perd(perdant)_ement,
Qu'un benir la barque & sa cappe.


■原書直訳■

2つの結合は 長い間維持された。
そして、3年の間に残忍な逸楽主義者になる。
2つの助骨は 見落とされていた。
小舟の標廚 栄光を讃える。


■直訳を意訳■

2つの結合(2のマントル境界の結合)は長い間(前回の結合破断に依る滑り回転から約12000年間)維持された。
そして、3年の間(西暦1997、1998、1999年)に残忍な(「ノアの大洪水」を起こし人類を絶滅させる。)逸楽主義者(しっかり結合せず惑星の会合に依り不安定になり内部のマントル層から逸脱して滑り回転を開始する。)になる。
2つの助骨(滑り回転する第一循環対流層と第二循環対流層の2のマントル境界)は見落とされていた。
(人類の全ての人々はこの存在の事実に気が付かなかった。「西暦1997年5月現在」皆さんは承知しているでしようか?)
小舟(頼り無く大海を漂う。)の標廚(太陽)栄光を讃える。
(太陽よ!君がこの危険な未来を語る決意開始したことをノストラダムスは祝福する。)


■平易意訳■

2つのマントル境界の結合は前回の結合破断に依る滑り回転から約12000年間維持された。
そして、3年の間(西暦1997、1998、1999年)に残忍な「ノアの大洪水」を起こし人類を絶滅させる。しっかり結合せず惑星の会合に依り不安定になり内部のマントル層から逸脱して滑り回転を開始する。
滑り回転する「第一循環対流層と第二循環対流層」の2つのマントル境界は見落とされていて、人類の全ての人々はこの存在の事実に気が付かなかった。
「西暦1997年5月」現在の皆さんは承知しているでしようか?
孤独で一人頼り無く大海を漂う小舟の様な太陽!
太陽よ!
君がこの危険な未来を語る決意をした。
そして、ノストラダムスは行動を開始した行為に祝福を与え讃える。


■解説と補足説明■

「ノアの大洪水」の原理の知識があれば、容易に理解出来る予言詩です。
ただ、この詩が分かり難いのは太陽に対して送られたメッセージである事に気ずくことがほとんど不可能であることです。
もし、皆さんがこの事実を認められると全体の意味が理解出来ます。
皆さんがどの様な立場に有るかを知り認めていく過程を説明しています。
そして、この悲しい人類の未来の説明を開始する太陽に決断を褒め称えている予言詩です。