■ 第07章第007編
 ■ 第07章第007編

■原書■

Sur le combat des grands chevaus legers,
On criera le grand croissant confond,
De nuict tuer moutons,habits de bergers,
Abismes rouges dans le fosse profond.


■原書置換■

Sur le combat des grands chevauchant legerment,
On crier le grand croissant confond,
De nuit tuer moutons,habint de bergers,
Abime rouges dans le fosse profond.


■原書直訳■

戦いは(瓦等が)軽々しく重なり合っていることに依る。
人々は増大する鉈鎌に狼狽させられ叫ぶ。
おとなしい人々、羊飼いの住まいは闇夜に滅ぼされる。
深淵の海淵の灼熱した物が破損した時。


■直訳を意訳■

戦い(海神は「ノアの大洪水」で大津波です。)は(大津波が瓦等の様に見える。)軽々しく重なり合っていることに依る。
(3層のマントル層はガッチリと固定したもので無く軽く浮いて重なっている事実が原因である。)
人々は増大する鉈鎌(「ノアの大洪水」の大津波)に狼狽させられ叫ぶ。
おとなしい人々、羊飼いの住まい(善良な人々の比喩)は闇夜に滅ぼされる。
(「ノアの大洪水」の大津波は夜になって巨大になる。)
深淵の海淵の赤く熱した物(マントル層の境界層)が破損(破断して滑り出す)した時


■平易意訳■

「ノアの大洪水」で大津波との戦いはマントル層が瓦の様に軽々しく重なり合っていることに依る。
(3層のマントル層は強固に固定したもので無く軽く浮いて重なっている事実が原因である。)
人々は増大する鉈鎌の様に地表の人々や建築物を「ノアの大洪水」の大津波に依って削り取り押し流す。
この事実に人々は恐怖で狼狽させられ叫ぶ。
おとなしい人々、善良な人々の住まいは夜になって巨大になり「ノアの大洪水」の大津波に依って滅ぼされる。
その時は深淵の海淵の赤く熱したマントル層の境界層が破損し破断して滑り出す時刻である。


■解説と補足説明■

この詩は「ノアの大洪水」の大津波の内容を簡潔かつ具体的に説明しています。
彼の比喩力に対して解読者の想像力を必要としない優しい詩です。
西暦2000年5月9日フランスの夕刻の様子を説明している。