■ 第08章第083編
 ■ 第08章第083編

■原書■

Le plus grand voile hors du port Zara,
Pres de Bisance fera son entreprise,
D'ennemy perte & l'amy ne fera,
Le tiers a deux fera grand piller & prise.


■原書置換■

Le plus grand voilement hors du port Zara,
Pres de Bisance fera son entreprise,
D'ennemy perte & l'ami ne feralies,
Le tiers a deux fera grand piller & prise.


■原書直訳■

大きな反りがザーラの港を出発する。
ビザンスの近くまで侵略する。
嫌悪する敵は破滅する。そして、友はフエラリー祭に生まれた。
第3の反りは第2の反りより大きく略奪する。そして、捕らわれた。


■直訳を意訳■

大きな反り(「ノアの大洪水」の「地球の極の滑り回転」の時海水は反流となり大津波となる。そして、大津波は大陸へ反り上がる。)がザーラの港(現在のユーゴスラビア西部地方で元イタリア領のベニスの港である。)を出発する。
ビザンス(トルコのイスタンブールで現在のコンスタン・チノーブルである。)の近くまで侵略する。
嫌悪する敵(「ノアの大洪水」のシステムを地球に組み込んだ「堕落天使サタン」)は破滅する。
そして、友(太陽)はフエラリー祭(古代ローマの2月の祭りである。)に生まれた
第3の反り(大津波)は第2の反り(大津波)より大きく略奪する。
そして、捕らわれた。(太陽は「堕落天使サタン」に捕らわれる。)


■平易意訳■

「ノアの大洪水」の「地球の極の滑り回転」の時海水は反流となり大津波となる。
そして、大津波は大陸へ反り上がる。
この大津波の大きな反り波がユーゴスラビア西部地方で元イタリア領のベニスの港ザーラから出発する。
コンスタン・チノーブルの近くまで人々と建築物を破壊し侵略する。
第3の大津波は第2の大津波より大きく略奪する。
嫌悪する「ノアの大洪水」のシステムを地球に組み込んだ「堕落天使サタン」は破滅する。
そして、友の太陽は古代ローマの2月の祭りのフエラリー祭に生まれた。
そして、太陽は「堕落天使サタン」に捕らわれる。


■解説と補足説明■

この予言詩はアドリア海に於ける大津波と「堕落天使サタン」と「太陽」について具体的に分かり易く説明している。
アドリア海は細長い海であるので「地球の極の回転」に依って発生する大津波の現象が理解し易いので丁寧に説明している。
ただ、海水の反流の盛り上がりは海水が反り返る大津波である事に気が付かないと意味不明になる。
大津波が海岸一体を破壊し削り取る過程が理解しやすい。
そして、この時の「宇宙連合軍の宇宙での戦いの結果」と「太陽の運命」を太陽に伝えている。
この詩は2の事を併記している事に気が付くのがポイントである。
もし、この詩を一つの場面の詩として解読しようとすると意味不明になる。
アドリア海の大津波に関しては第八章八十四編と組み合わせ読まれると良く分かる。