■ 第12章第052編
 ■ 第12章第052編

■原書■

Deux corps un chef,champs divisez en deux,
Et puis respondre a quatre ouys,
Petits pour grands, a pertuis mal pour eux,
Tour d'Aiques foudre, pire pour Eussovis.


■原書置換■

Deux corps un chef,champs diviser en deux,
Et puis respondir a quatre ouys(oui=ouir),
Petit pour grand, a pertui mal pour eux,
Tour d'Aiqu(e) foudre, pire pour Eussovis(euss+ovins).


■原書直訳■

二つの胴体の厚みと一つの長、その範囲は二つに分裂する。
そして、それから輝く四番目の供述を聞く。
高貴の為に取るに足らない、それらの為に「水門の様な災難」を持つ。
「大樽の様な物」の激しい回転塔、「卵包膜の様な物」の最悪の出来事の為に。


■直訳を意訳■

二つの胴体の厚みと一つの長、その範囲は二つに分裂する。
(「滑り回転する2層のマントル層」と「滑り回転しない内部のマントル層」の上部マントル層は破断する。)そして、それから輝く四番目の供述を聞く。
(聖書の予言の第四の出来事が発生する。)高貴の為に取るに足らない、それらの為に「水門の様」な災難を持つ。
(新人類の誕生の為の取るに足らない産みの苦しみ、水門を突然開き濁流に押し流され全滅する災難を持つ。)「大樽の様な物」(「ノアの大洪水」)の激しい回転塔(塔の様に成った大津波)、最悪の出来事の為の「卵包膜の様な物」。(地球卵を包む「地殻とプレート層」の表面で起きる出来事)


■平易意訳■

「滑り回転する2層のマントル層」と「滑り回転しない内部のマントル層」の上部マントル層は破断する。
そして、それから人々は輝く聖書の予言の第四の出来事が発生する。
高貴の為に取るに足らない、それらの為に「水門の様」な災難を持つ。
新人類の誕生の為の取るに足らない産みの苦しみ、水門を突然開き濁流に押し流され全滅する災難を持つ。
「ノアの大洪水」の激しい塔の様に成った大津波、地球を卵に例えて「卵を包む地殻とプレート層」の表面で最悪の出来事が起きる


■解説と補足説明■

この予言は造語が有りますが極めて分かり易い予言詩です。
この詩の解読のポイントは、
  • Eussovis(euss+ovins)の変換と卵の例えに気が付く事。
  • 「四番目の供述を聞く」が聖書の予言の四番目を指摘している。
  • 三、四行目の詩は「ノアの大洪水」の大津波の例えである事に気が付く。

「諸世紀」で説明している内容の多くが「例え」で表現されています。
そこで、今回はあえて「大樽」は「大樽の様な物」と表現しました。
本来、この様に「〜の様な物」「神話の〜の様な者」と表現して解読の説明をするべきですが、私の解説では「〜の様な物、者」の表現を省略しています。