フミのミクラ ○二
一二三神示
クイズと言ったが、これは知る方法は無いんじゃ。
ただ一つ、もし無線を持っている連中が世界中で連絡網を作っている場合にのみ可能なんだ。
しかし無線には問題があるんだ。
遠くまで無線を飛ばせるには電波状態が良くなければならないんだ。
夜は電波が遠くまで届くが昼間は届かないとか、いろいろ条件があってこの方法は難しいぞ。
特に海外の情報なんかは高いアンテナを立てておかないといけないぞ。
だが、そんなものは「都市攻撃」のときに真っ先に破壊されてしまうからな。
自衛隊で海・空軍は全滅するだろう。
だが、陸上自衛隊の一部は残るものもあるかもしれんな。
そんな部隊ならひょっとして海外と連絡できるぐらいの無線器も持っている可能性もあるな。
まあ無線の情報に詳しいやつなら、高い木と木の間に電線を張ってアンテナ代わりにして300kmくらいなら交信できる可能性も無いとは言えないぞ。
だが、長いアンテナを張っても電波がなかなかキャッチしにくいぞ。
交信時間でもきちっと決めておかないと、受信は難しいぞ。
一番良いのは携帯電話で連絡を取って、 「これから無線を送るからキャッチしてくれ」 と伝えるのが良いな。
何?
それは無理だって。
中継の電話基地が破壊されてしまっているから、だって!
もちろんこれは冗談だ。
携帯電話なんか使えるはずは無いさ。
「まぎらわしいから時々冗談を言うのを止めてくれ」 だって?
何を言っているんだ。
不死になるとどんなに暇か何度も言っているだろう。
俺様は冗談でも何でも言うぞ。
少しでも暇つぶしをせねばならぬのだ。
最近の人間のガキどもは、冗談を聞くといやな顔をするだろう。
なぜだかわかるか?
それは自分たちの命が先が短いとうすうす感じているからだ。
だから 「冗談を言う暇もないし、聞く暇もない」 というわけさ。
命の短いセミを見てみろ!
セミは木にしがみつくと朝から晩までジイジイ必死で鳴いているだろう。
あれと同じさ。
余裕なんてこれっぽっちも無いのさ。
おじさんになると先が短くても今までたとえ40~50年でも生きてきたので余裕があるぞ。
だが、若者は余裕が無いわけだ。
だから冗談を聞くと「さぶ〜」なんて言ってすごい拒否反応を起こすんだ。
これは霊感の強い子供が特に顕著だからな。
だが携帯電話も最初の攻撃ならいつ始まったかを知るのに役に立つ場合があるのだ。
携帯電話を使ってどうやって攻撃開始を知るかだ?
もちろんラジオやテレビを避難先で聞くことができたらそれが一番だぞ。
これは、避難先にそれらを持参できない人間どもへのクイズだ。
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