フミのミクラ ○二
一二三神示
おまえたち、性格がひねくれた方が良いのか、それとも素直な方が良いのか迷っておるな。
そりゃひねくれたほうが良いに決まっておる。
地球は俺様の養殖場なんだぞ。
おまえたちが生きている地球は、悪い宇宙人である俺様の養殖場だと言うことを忘れるな。
おれさまはお前たちの言うサタンなんだ。
サタンなんだけど、お前たちには神様だと信じさせてあるのさ。
それの方がなにかと都合がいいだろう。
お前たちも死んだらおれさまに食べられてしまうのでは生きていてもおもしろくなかろう。
それより死んだら天国に行けると思っていたら生活が苦しくても生きていけるだろう。
なんで地球には平和が来ないか不思議だろう。
みんな平和が欲しいはずだ。
特に戦争で家族でも失ってみろ。
平和が欲しいと思うだろう。
国連があるのになぜ平和が来ないのか、と思うだろう。
平和が来ないのには理由があるのさ。
おまえたちの住んでいる地球は養殖場なんだぞ。
そこではおれさまが養殖している人間におれさま好(ごの)みの味付けをせねばならぬのよ。
おれさま好みというのは「ひねくれた」やつのことさ。
素直なやつは不良品なんだ。
どうやって人間の魂をひねくれさすかに工夫(くふう)がいるんだ。
どうやって魂をひねくれさすと思う?
地上ではおまえたちから「平和」という文字を奪ってあるのよ。
人間には「悲惨」「苦悩」「不幸せ」「悲しみ」「恨み」「失望」などいう文字が必要なのだ。
俺様がこれらの文字を使っておまえたち人間の性格をひねくれさせるんだ。
俺様好みの味に造り上げているのよ。
うまくひねくれたやつにはご褒美の餌を与えるんだ。
つまり金とか名誉とかな。
それを見た素直なやつも、なるほどひねくれたらいいのか、と錯覚してくれるという寸法さ。
そして金と名誉を得ようとして自分の素直な心を無理にねじまげていってくれるという養殖プログラムになっているのよ。
おまえたちだって、盆栽の松を造るとき枝をなるべくぐちゃぐちゃに曲げておろう。
まっすぐな松など何の値打ちもなかろう。
それとまったく同じことよ。
松竹梅という文字を見て見ろ。
枝がぐちゃぐちゃに曲がった松と梅にまっすぐな竹が挟まれておろう。
これは「竹にも松や梅のようにぐちゃぐちゃにひねくれた枝になってくれよ」という俺様の願いなのじゃ。
竹もぐちゃぐちゃの枝になったら俺様がどんなに喜ぶことか。
そのとき養殖場の目的は完璧に果たされたということになるのよ。
「幸せ」などという文字は辞書からもうじき消えるぞ。
「幸せ」という文字が一番人間には必要ないのじゃ。
こんなものを与えたら人間が素直になっちまうだろう。
だが不幸を強く感じてもらうためには多少の幸福も必要なのさ。
おまえたちも甘いぜんざいを作るとき、ほんのひとつまみ塩を入れるだろう。
それと同じことよ。
ほんのひとつまみの塩が甘さをひきたてるのよ。
そうさ、人間に与えてあるほんのささやかな幸福が不幸をひきたてるのよ。
おまえたちの中には「今は幸せだ」と思っているやつがいるだろう。
そうゆうやつには将来不幸が用意してあるのさ。
でも今の幸せがあるために将来のその不幸が何倍にも辛くかんじられるんだ。
つまり今の幸せはぜんざいを作るときの塩の役目をしているというわけさ。
超頭の良いおれさまのやっていることが少しは理解できるか?
だがもうじき地上での養殖期間も終わるんだ。
だからもうじきその必要ない幸せが味わえるぞ。
「都市攻撃」と「ノアの大洪水」が間近いのだ。
お前たちはそのとき魂になって俺様に食われてしまうんだ
食われた後初めて幸せになれるのじゃ。
もう「悲惨」という文字とつきあわずとも俺様の一部になってしまっておるのじゃからな。
地下のマントル層の境界のきしみが大きくなってきたな。
きしみの摩擦熱が異常に大きくなって地上にその熱が放出されておろう。
今年気温が高いのは日本だけではないぞ。
世界中の桜が異常に早く咲いたとニュースで言っておろう。
北極と南極の氷が解けだしたとニュースで言っておろう。
ホピの預言でも言っておろう。
「大いなる清めの日に地球の両極に頭としっぽを置いている2匹の水蛇の頭としっぽに座る軍神がその力を弱める」
「その時、 水蛇が動き出し大地が動く」
現在第二マントル層と第三マントル層の間にいて第一、第二マントル層が滑るのを必死でこらえている軍神がいるぞ。
軍神とは滑り出すのを止めている摩擦係数の大きい凹凸のことだ。
その凹凸が第二と第三のマントル層の間に少しだけあるんだ。
軍神がその力を弱める時、第一、第二のマントル層はいっしょに第三のマントル層の上をスルスルっと滑りだすのだ。
そして海の水がマントル層の移動の反対方向の陸地に乗り上げてくるのだ。
おお、おまえたちにはちょっと規模が大きすぎて、理解不可能か!
別に無理して理解しなくても良いぞ。
理解してもしなくても結果は同じじゃ。
お前たちが俺様のおいしい餌であることに変わりはないからな。
やっと美味しい魂の収穫時がやってきたのじゃ。
俺様はとってもうれしいぞ。
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