ひふみ神示黎明編関連サイト
一二三神示
テント生活では魚をさばくことが多くなります。ポイントは「やり方を覚える」だけで、あとは実習のみ。
「内蔵を出し、エラを取る」こと。イワナやヤマメ、ニジマスといったキャンプでよくお目にかかる渓流魚は大きくてもせいぜい30pくらい。だから内蔵とエラを取るくらいだったら手に持ったままでも充分にできます。まず右手にナイフ、左手に魚を持つ。ナイフは魚の肛門から入れ、頭の方に腹を一直線に切る。この時、あごの部分を1pほど残すこと。あとは内臓をナイフの先でかき出す。その時できるだけ根本(のどの方)まで切るといい。慣れないうちは、まな板に置いてやったほうがいいかも。魚がヌルヌルしてつかみにくい時は、さばく前に塩をこすりつけるようにして、ヌメリを取って、フキンやキッチンペイパーで頭を押させるとやりやすいと思います。
エラを取るときは、片方のエラブタを指で開けてナイフの先を差し込み、エラのつけ根を切る。エラがアゴとつながっている一部分だけを切るだけで、あとは指でつまんで強く引っ張れば簡単に取れます。エラと内臓を取ったら、お腹を開き、背骨についている血合いを爪などを使ってこそげ取る。取れたら水できれいに洗えばおしまいです。
塩焼きにするときは、水気を拭いて串をうち、塩をパラパラとふってから焼けばいいんです。
魚を上手にさばくには、さばきかたを覚えると同時に、“よく切れるナイフ”を使うことも大事。切れるのとそうでないのとでは、でき上がりに雲泥の差が出ます。だからナイフはよく研いでおくこと。さばく刃物はナイフでも包丁でもかまいませんが、小振りなナイフの方が使いやすい。包丁だと刃先の幅がありすぎて、エラを取る時にちょっと不便です。
イワナやヤマメ、ニジマスはウロコが小さいのでウロコ取りは必要ない。 もし気になるようだったらナイフでこすれば簡単に取れる。
1.魚の口から串を入れ、中身を縫うようにして串を刺していく。最後は、尾のつけ根のできるだけ下方に串を抜く。串を刺しても魚がまわる時は、目のあたりから串を刺し直す。
2.塩を魚全体にパラパラとふる。ヒレの部分は、塩で真っ白になるくらい多めにこすりつけるようにすると、焼いてもヒレがボロボロになりにくく、きれいに焼ける。
3.たき火で焼く時は、“遠火の強火”で焼くときれいにおいしく焼き上がる。