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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

太陽(ミロク)原理終末と太陽の検証

太陽の説明

接触の検討(第三回目)

7−1.概要

 第二回目のコンタクトから一ヶ月後に、三回目のコンタクトがあった。 このコンタクトと牧童の様子を見た2回目の群衆の噂が伝わったのか、観衆・群衆の人数が一気に増加することになる。第二回は 約50名の観衆であったようであるが、第三回は 一挙に100倍近くの約5000人の観衆・群衆があつまった。従って、牧童の他に証人になる観衆がいたので、証言の信頼度が良くなったということである。

 話は 少しそれるが、現在の世界の政府の公式見解は UFOなどは居ないことになっているし、丁寧に偽科学者たちがオズマ計画にはじまる地球外生命体との通信などを初めて実施すると、今も盛んに実施している。が、それがUFOの存在の証明と地球外生命たちとの初めてコンタクトなどとの言い草が如何に欺瞞に満ちたものであるかが分かるのである。もっとも、地球の人類の地球劇場の駒としての人類へ、その偽まん性を否定し真実を知らせる為に、宇宙にでることが出来ない人々に対して相手からわざわざデモンストレ−ションすることに注意を喚起しているとも言えるのである。注目しなければならないのは、それをサタンに支配されている政府とはコンタクトしても意味がないので、ポルトガルの片田舎の牧童たちに直接実施したことである。UFOの搭乗員たちは、危険で地球上に降りれないことを指摘していることに気が付く必要があるし、第三予言が現在に至るも、現在のような欺瞞に満ちたバチカンの指導部の存在を指摘する意図であることに気が付く必要があるのである。従って、地球上のサタンの配下・代理人たちの指導層と言われる人々ではなく、騙され続けている庶民クラスに対して実施せざるを得ないということであるし、政府がこのようなコンタクトに干渉しにくい第一次大戦の真っ最中という時期を選んだことにあると考えられるのである。

 牧童と貴婦人のコンタクトの様子は 第二回目と殆ど同じで変化がない。この段階でも、目先の現象に気をとられ、上空に居るUFOにまで、約5000人と言われる群衆も気が回らなかったようである。

 今回の特徴は第二回が牧童の未来の予言であったのに対して、第3回は 地球上の人類の未来の3つの予言であったことである。加えて、このコンタクトとデモンストレ−ションの目的は何か?このUFOの搭乗員たちがどこから来たのか?などを明らかにすると予告していることである。

7−2.コンタクトの様子

3回〜1917年07月13日〜−−−戦争の3予言

c1.(ワ−プして、空間を破って現れる)
出現は 第一回と同様であった。
気温が下がるのを感じた。
まばゆい稲妻と強烈な光が出現する。
それは西洋ひいらぎ樫を貫き通すとともに3人の子供たちを包み込んだ。
3人は一斉に灌木を見ると、光に包まれた貴婦人が立っていた。
貴婦人は裸足のままで、灌木の若い小枝の先に浮かんでいる真っ白な雲にほんの少し触れて空中に浮かんでいる。
c2.(精神性の視認+精神性の選択通信・会話)
ルシアと貴婦人の対話が開始。
群衆には貴婦人の姿も声も知覚できなかった
c3.(ワ−プして現れた光輝く固有準空間への牧童たちを包括する)
b3−1.貴婦人の出現している木の枝が黄金色に変化した。
b3−2.貴婦人が出現中、その重みで木の枝は低く垂れ下がっていた。
b3−3.周囲には何とも言えない芳香が漂う。
b3−4.ブ−ンという蜂の羽音に似た音が聞こえた者もいた。
b3−5.群衆は、ルシアが目に見えない存在に話しかけている様子を見た。
c4.(光輝く固有準空間の引き上げ)
この日の貴婦人の出現は 約15分間であった。
会話が終わると爆発音を観衆全員も聞く。
小さな雲が木の側から上るのを目撃できた。
c5.(三の予言と予告)
c5−1.10月13日に大奇跡を予告
c5−2.3つの大戦の予言を託す、なお、「第3の予言は、1960年まで公開してはならない」と告げられる。
c5−3.10月13日に私が誰であるか、私が何を望んでいるかの説明をすると予告する。
c5−4.10月13日に3人の牧童の言うことを人々が信じるように大奇跡を実施すると予告する。

7−3.コメント

 予言に関しては 多くの書物などでも取り扱われているので、説明の必要がないくらいである。その殆どは???の羅列といっても良い。それよりも重要なのは 予告のほうである。しかしながら、第三の予言が今のような取り扱いをうけていることと、第四回目に官憲の干渉をうけたせいかもしれないが、私が誰であるか、私が何を望んでいるかの予告も不明朗なものとなっている。

 私が誰であるかについては 巷で噂されているようにアポロ計画による月への調査がその回答であるとするならば、第三予言の中に、その記述があるということになるのである。

 私が何を望んでいるかについても同様である。

 注目すべきは「3人の牧童の言うことを人々が信じるように大奇跡を実施すると予告する。」と貴婦人が説明したということである。現代の我々は、第二次大戦を過ぎ、1960年を過ぎ、その多くが証明された段階で、ファチマでの出来事を分析している。が、その段階の時点では、牧童の未来についても、死亡も第一次大戦の終了も証明されたものではない。群衆は 牧童と群衆には見えない貴婦人と聞こえない会話を牧童を介して受け取っているに過ぎない。確かに、不思議な現象を見たかもしれないが、牧童である子供たちの言が、本当かどうかは、その時点ではなにも証明することができない。しかし、6回目の10月に大デモンストレ−ションすると牧童たちを経由して予告して、そのようになれば、子供たちの言葉を貴婦人のことばとして受け取ることもできる。それだけ、UFOの搭乗員たちは、配慮していたということである。

 ただ、私として不思議に思うことは、二人の牧童に見え聞こえた貴婦人が、なぜ群衆にも見え聞こえるようにしなかったかということである。群衆に見えた方が手っ取り早いし、子供経由でないので、より多くの証言者となったであろうということである。 その意図をこれからも検討しなければならないが、現時点での私の結論はこの貴婦人の映像が多数の群衆を包括するような大きなものに出来ないということではないかと考えている。ワ−プして、固有準閉鎖空間を作るには大変なエネルギ−を要求するので、3人の牧童程度であれば、容易であるが、10万人にもなると言う群衆を包括する固有準閉鎖空間を作るには、容易でないということである。それと、貴婦人との会話といってもルシアを主体として2人の女性の牧童にしか聞こえなかったそうであるから、UFOの搭乗員たちとしては、テレパシー的通信のチャンネルを選択モ−ドとしたし、群衆の不特定多数に対しての放送モ−ドにしなかったと思われるのである。(サタンたちの陣営に、逆にコンタクトされて「UFOの搭乗員たち」が攻撃されるのを避けたのかもしれない。)そのような意味ではUFOの搭乗員たちの超能力的な通信能力が、それほど大きくないとも考えられるのである。




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