ひふみ神示黎明編関連サイト
一二三神示
対象:天文/地球物理学者
先に(1)の説明で惑星の流動体が多段の層と縞模様を作る事を説明しました。
この項では 惑星間の引力のマントル層の影響について説明します。
この図は 分かり易くする為に船の移動距離と推進力の関係を示しています。
内容は 中学の物理の常識の水準の内容説明で「同じ距離だけ船が移動する時間と推進力を変えた場合の関係」を示していますので容易に理解出来ると思います。
この例の意味の重大性に気が付く必要があります。
推進力が10000倍有っても移動するに必要とされる時間は 平方根の100倍となります。
この意味の本質は 「惑星間の引力と公転周期に依ってマントル層の移動距離が平方根になる」関係にあることです。
(惑星とマントルの場合,角速度と角加速度と回転角の関係で表されますが,関係の相関性は 十分です。)
例えば
月の公転周期は 27.3日,地球との引力比は 1874です。
木星の公転周期は 4331.7日,地球との引力比は 17.98です。
月と木星の引力に依る移動距離の比は √(1874/17.98)=10.3です。
地球を周回する場合,月に比べて木星は (4331.7/(27.3*10.3))=15.4倍もマントルを移動させます。
この様に木星,土星,天王星,海王星等の惑星の地球との引力のマントルへの影響は 小さいのですが,加える引力の時間(公転周期)が長い時間である為に月と比較して緩やかに大きくマントルを移動させます。
直交座標系のマントルの場合,マントルの各層に加わる距離に差が有りませんから特別に問題になりません。
しかし,球座標(地球)の様に曲率を持ったマントルの各層に等しい距離の移動が発生すると,この移動は 曲面に沿った移動となる為に異なった回転角度を持ちます。
この回転角度の異なる現象は マントルの各層間の移動距離の差(ズレ)となります。
この差(ズレ)は マントルの各層の境界層の歪みとなり破断力として働きます。
もし,それぞれの惑星のズレが同一方向に重なったとすると,マントル層の境界を破断する可能性を容易に推定出来ます。
この事実は 「宇宙を自由に航行している進化した生命達」にとっては「宇宙の惑星の常識的知識です」が,現在の人類は 「宇宙を自由に航行する事を禁止されています」ので認識する事が出来ません。
そして,皆さんは 超短命種の生命として製造されたので,現状では他の惑星での確認の行為は出来ません。
しかし,「何十万年に一回,何百万年に一回等」と条件の揃った宇宙の至る所の惑星で破断しクルクル回転移動しているのです。
地球のマントル層等の内部の至る所に引力が働きます。
地球は 球座標ですから法線方向と接線方向の力に分解出来ます。
この分解された力で重要なのは 接線方向の力です。
接線方向の力は 北極や南極を最大にして「地球の中心と惑星を結ぶ線」の方向へ移動させようとします。
そして,「地球の中心と惑星を結ぶ線」に流れて集まり衝突しマントル等を盛り上げます。
図f00f16(A)(B)を見て下さい。
注意して欲しいのは 地球のマントルが引力に引かれて膨らんでいると説明され認識しています。
しかし,直角座標でない球座標の地球での説明は 偽りです。
流動体は 「伸び縮み」をする前に安定な位置へ流動します。
マントルや海水や大気は 流動体です。
流動して安定位置で衝突して盛り上がるのです。
確認するのは 簡単です。
海峡に行き「潮」を見て下さい。
月の引力に海水が引かれて接線方向へ流動しています。
地球の自転軸の傾斜と惑星の引力の関係は 天動説的考え方で説明すると容易に理解出来ます。
地球の自転軸の傾斜面から検討し,惑星を固定して検討すると惑星の公転周期で傾斜角が変化している事と等価な関係になります。
この事は このホ−ムペ−ジの原理の説明の項目に詳細を説明していますので参照して下さい。
そうすると,あたかも惑星が-23.5角度から+23.5角度までの範囲を惑星の公転周期で「極の回転」をさせようとしている様に働きます。
そうすると,地球の場合,海水は 図f00f17(B)の様に移動して盛り上がります。
この盛り上がりの中心位置が「極の回転」している様になります。
この「極の回転」の周期は 惑星の公転周期と同一です。
多くの場合,太陽系の惑星は バラバラに公転しているのでそれぞれの「極の回転」の方向も強さもバラバラです。
その為に,打ち消し合いマントル層の移動量は 大きくありません。
しかし,惑星が直列に並ぶ配置に接近すると全ての「極の回転」の方向が揃い移動量が加算されます。
この様に惑星の会合(直列配列)は 地球のマントルの移動距離を最大にしてマントルの境界層の破断ズレ(歪み)を最大にする行為を意味しています。
この移動量は 自転軸の傾斜の面の角度や角速度と関係が有りあり計算式にすると複雑になります。
現在は 西暦1998年です。
西暦1997年,木星と土星の会合率が大きくなりました。
皆さんの住む大地の深くマントル境界層のズレ歪みは 著しく巨大になりつつあります。
マントル境界層の破断は もうすぐです。
しかし,皆さんは 過去数百年に1回の割合で直列状態になっているのに「極の滑り回転」も「マントル層の破断」も発生してい無いこと承知しています。
何故でしょう?
この事実の為に,惑星直列の大異変等は 存在しないと強力に否定される方も多いのです。
「地球の極の滑り回転」の現象は 「地球の構造の物理」と「太陽系の惑星の物理」の問題であって,予言やオカルト等の問題ではないのです。
これからの内容の説明は 数学が不得意な方には分かりにくいかもしれません。
周期を持った惑星の引力に依るマントル層の移動距離は 引力の波動の位相から90度位相がずれます。
これは 直交座標と極座標の違いに依るものですが,分かり易く説明すると下記の様になります。
引力「極の回転力」が最大の時(位置),マントル層の移動距離は 「0」となります。
逆に,マントル層の移動距離が最大の時,引力「極の回転力」は 「0」となります。
この事は 「極の回転力」が最大の時,マントル層の境界層のズレは 「0」の為に「破断」出来ません。
マントル層の「破断歪み」が最大の時,「極の回転力」は 「0」の為に回転出来ません。
この為に,それぞれの数値が最大の位置では「マントル層の境界層の破断」も「極の回転」は 出来ません。
最適の位置は マントル層の「極の回転力」と「破断歪み」の積が最大の時となります。
これを計算すると,自転軸の傾斜面にたいして凡そ45角度の位置になります。
月の「極の回転力」が有効に組合わさって「極の滑り回転」は 完成します。
そうすると,月も惑星直列に参加して「マントル層の境界層の破断」に加わり,その後「極の回転力」を最大にする位置になります。
そうすると,自転軸の傾斜面に対しての惑星直列の配列の角度45,135,225,315度の内の45,225度となります。
「極の滑り回転」の発生条件は 極めて希な惑星と月の直列になるのです。
「滑り回転の加速」で大津波の波高は 高くなります。
「滑り回転の減速」で大津波の波高は 低くなります。
時間的に見ると,「地球の極の滑り回転」の「加速−減速」に比例して大津波の塔が出来ます。
「織り機」は 縦糸(上糸と下糸)を上下して,横糸を通して布を織り上げます。
(a)縦糸を上下に盛り上げます。
(b)横糸を通します。
(c)横糸を揃えます。
(d)そして,巻き進めます。
(e)縦糸を逆に上下して盛り上げます。
(a)から(e)の繰り返します。
この図を見れば,「ノアの大洪水」の大津波と「織り機」の縦糸の形が良く似ています。
時間的関係を見ると良く理解出来ると思います。
「諸世紀」の予言詩の中では 「織り機」の運動を専門用語で説明していますので,理解不能になっています。
現在では その予言詩を「意味不明や無意味」と評価しています。
評価者の「無知」を反省せずにです。
皆さんの研究の参考になれば幸いです。
>>戻る |