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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

「天」太陽の投稿記事

『終末と太陽の検証』

<福島原発事故て何なんだろう!・・今は こんな状況かな!・1号機危なさそう>
天空編11831~11832

http://slicer93.real-sound.net/0-hl-space-11831.html
(2011/04/09)
太陽(ミロク)さんのメール
<福島原発事故て何なんだろう!・・今は こんな状況かな!・1号機危なさそう>
コメント:====0~1、57======

 福島第1原発一号炉が、非常事態になっているようだ。
この問題点について、解説しょうとしていたが、現実の進行が早くて追いつかない状態になっている。
昨日、かなり強い余震があったが、どうやら、炉心の底に山積み状態になっているチップが形を変えたらしく、再臨界の頻繁な繰り返し状態に入ったようだ。
その為に、窒素封入・冷却水の投入するも、暴走を制御できていないと推測される状況にいたった。
最悪、この再臨界で、再爆発をするかもしれない。
もし、そのようになると、膨大な放射能を排出するので、広範囲に人が住めなくなる可能性があるし、噂の東京首都機能崩壊も現実味を帯びてくる。
もう少し、注視しなければならないが、暗くのし掛かる状況になってきたことも間違いがないようである。
解説するにもかなり長くなると思っていたら、57項<京大原子炉・小出裕章「再臨界の可能性」全文聞き起こし>に、かなり分かりやすく対話形式の内容があった。
これを読まれれば、要点は つかめると思うのである。
0項<1号機はすでにメルトダウン>しているとの説明ですが、小出裕章の見解では 再臨界の繰り返し状態と成っています。
1項<フランスのジャーナリストは、福島メルトダウンについて口を滑べらしました。 >これもメルトダウンの説明になっていますが、小出裕章の見解では再臨界の繰り返し状態となっています。
もっとも、この再臨界の繰り返し状態をメルトダウンと言えば、メルトダウンですが、いすれにしても、危険な状況には変わりありません。
何方か分かりませんが、対応を誤り、原子炉は爆発すると予言があったようですから、一度爆発していますが、再爆発の可能性を認識せざるをえないことになりそうです。

---- 参考資料 -----------







===0============

http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-206.html#comment9168

<1号機はすでにメルトダウン>

ヤスさんの甘い見通しとはずいぶん違ってきているようですね。

He is not allowed to divulge what I am about to tell you.
He has asked to "go forth and tell the truth"; while there is still time to save lives: Reactor 1 has gone through a full metdown 4 days ago. The containment has been breached. The lower part of the reactor has completely melted away. Radioactive fuel has breached the bottom of the nuclear plant, and is seeping into the ground. This is the reason why, water contamination is getting worse by the hour. The current situation of plant 3, is nearing the same process. He told me that the situation is extremely critical, and that there is no possibility to stop, until now, this irreversible process in plant 2,3.

1号機は4日前に完全なメルトダウンを過ぎました。

容器は完全に溶解しました。

原子炉の底の部分は完全に溶けて無くなりました。

放射性燃料は、原子力発電所の下部を破って、地面の中に染み込んでいます。

これが水質汚染が時間が経つほど悪くなっている理由です。

3号機の状況も同じプロセスに近づいています。

彼は、状況が非常にきわどく、止まる可能性が全くないと私に言いました。

現在まで、2、3号機も後戻りできないプロセスになっているいうことです。

http://mikephilbin.blogspot.com/2011/03/french-journalist-spills-beans-about.html

2011/03/26(土) 20:07:15 | URL | 事情通 #IbEf6Jbs






===1============

http://mikephilbin.blogspot.com/2011/03/french-journalist-spills-beans-about.html

French journalist spills the beans about Fukushima meltdown.

<フランスのジャーナリストは、福島メルトダウンについて口を滑べらしました。>

FREE PLANET loves off-the-wall or 'conspiracy' stories that have (at least) a seeming basis in fact, but every now and then I'll get unhealthily excited about some absolute NUTJOB story I find on the internet and share it with you, in case.
FREE PLANETは実際外見上の基礎を持つ(少なくとも)突飛なまたは『陰謀』物語が好きです、しかし、時々、私は私がインターネットで発見する若干の絶対のNUTJOB物語に不健康で興奮しているようになって、万一に備えて、それをあなたと共有します。

Remember my ludicrous Dugway Army Base NOVICHOK story from January 2011? Well, this one has the same sort of TOO GOOD TO BE TRUE journalistic scoop about it. So, right off the bat, BIIIIIG PINCH OF SALT with this allegedly revelatory piece from a French journalist called "Jean" that concerns the real extent of the damage at the Fukushima nuclear plant.
2011年1月から私の滑稽なDugway Army Base NOVICHOK話を覚えています?さて、これにはそれに関する同じ種類のTOO GOOD TO BE TRUE報道的なスクープがあります。

それで、すぐに、こんなに伝えられるところではフランスのジャーナリストからの啓示的な部分によるBIIIIIG PINCH OF SALTは、福島原子力プラントで損害の本当の範囲に関する「ジーン」に電話をしました。

I'll just post THIS POTENTIAL FABRICATION in its entirety and you can make your own minds up.
私はちょうど完全にTHIS POTENTIAL FABRICATIONを郵送します、そして、あなたは決心することができます。

Ready?
あらかじめ?

I have just come out of a closed door meeting of the ASN [the French Nuclear Safety Authority, ed].
私は、ちょうど今ASN[フランス的なNuclear Safety局、の]の閉じたドア会議から出てきました。

One of the top man at the agency desribed to me the current sutation at the FUKUSHIMA plant.
機関の最高の男のうちの1人は、FUKUSHIMA原子力プラントで私に現在のsutationをdesribedしました。

He is not allowed to divulge what I am about to tell you. 彼は、私があなたに何を話すつもりは毛頭あるかについて明かすことは許されません。

He has asked to "go forth and tell the truth"; while there is still time to save lives:
彼は、「出て行って、真実を言いたい」と頼みました;命を救う時間がまだある間:

Reactor 1 has gone through a full metdown 4 days ago. The containment has been breached. The lower part of the reactor has completely melted away. Radioactive fuel has breached the bottom of the nuclear plant, and is seeping into the ground. This is the reason why, water contamination is getting worse by the hour. The current situation of plant 3, is nearing the same process.
原子炉1は、4日前、完全なmetdownを通り抜けました。

封じ込めは破られました。

原子炉の下部は、完全に消え去りました。

放射性燃料は原子力工場の底を破って、地面にしみ込んでいます。

そういうわけで、水質汚染は時間決めでさらに悪化しています。

設備3の現在の状況、近づくことは同じプロセスです。

He told me that the situation is extremely critical, and that there is no possibility to stop, until now, this irreversible process in plant 2,3.
彼は、状況がとても重要である、そして、これまで、原子力プラント2,3でこの元に戻らないプロセスを止めるという可能性がないと私に話しました。

As for plant 4, it is believed that the nuclear spent rods are close to meltdown, the temperature at the empty spent pool is of 450 degrees.
設備4に関しては、核使いきったロッドがメルトダウンに近いと考えられています、空の使いきったプールの温度は450度です。

I hope this information will be of service, notably to those living in Japan.
特に日本に住んでいる人々にとって、私はこの情報が役立つことを望みます。

And that's it. No more details. Don't even know if "Jean"'s a legit French journalist. Though his 'background' information on the French Organisation he's talking about pans out. And, yes, his English does seem too good to be true, for a journalist. But luck at his structure, "the empty spent pool is of 450 degrees" this is EXACTLY how a French person would translate directly from French to English, "...la temperature est de 450 degrees."
そして、それそれ。

どんな詳細もない。

もしもさえ知っていません、「ジーン」は、法を守るフランスのジャーナリストです。

彼が話しているフランスの機構に関する彼の『背景』情報が結果が出るけれども。

そして、はい、ジャーナリストのために、彼の英語は、話がうますぎるようです。

彼の構造の運以外の、「空の使いきったプールは、450度です」こと、これはフランスの人がフランス語から英語まで直接翻訳するEXACTLYです、「。

.. 450度ラ温度エストデ。」

According to Kyodo News, 13 NEUTRON BEAMS having been seen among the Fukushima wreckage, which is a sign of 'pre-meltdown'. Why not just CAP the Fukushima plant in a tomb of concrete? Well, there's obviously a potential SHITLOAD of weapon's grade plutonium to salvage some PROFIT from.
共同Newsによって、『プレメルトダウン』の徴候である福島残骸の間で見られていた13のNEUTRON BEAMS。

ちょっといいんじゃない?CAPコンクリートの墓で福島原子力プラント?さて、若干のPROFITを救う武器の等級プルトニウムの潜在的SHITLOADが、明らかに、あります。

If this French journalist's story is true, well that's TRULY APOCALYPTIC HORROR for the people of Japan. If it's fake'd, it's just another HEARTLESS CUNT ON THE INTERNET. Only time will tell.
このフランスのジャーナリストの話が真実であるならば、よく、それは日本の人々のためのTRULY APOCALYPTIC HORRORです。

それがfake'dであるならば、それはちょうどもう一つのHEARTLESS CUNT ON THE INTERNETです。

時間だけは話します。

Here's an example of the sort of sinister LIQUIFACTION of the ground that's been happening in Japan. More than the threat of another tsunami, let's hope this doesn't happen under the Fukushima damaged power plants.
日本で起こっていた理由の種類の不吉なLIQUIFACTIONの例は、ここにあります。

もう一つの津波の恐れより、これが福島損害を受ける発電所の下で起こらないことを望みましょう。

DAY LATER UPDATE: The Associated Press this morning claim, "TOKYO ? Japanese nuclear safety officials said Friday that they suspect that the reactor core at one unit of the troubled Fukushima Dai-ichi nuclear power plant may have breached, raising the possibility of more severe contamination to the environment."
日後の最新版:AP通信今朝主張(「TOKYO) ? 日本の核安全当局は彼らが荒れた福島第一原子力発電所の1つの単位の炉心が破ったかもしれないと思う金曜日を言いました。

そして、環境により厳しい汚染の可能性を上げました。」

AND: two Japanese tourists have been hospitalised in China with SEVERE radiation levels.
そして:2人の日本の作業者は、SEVERE放射線レベルで中国で入院しました。

TWO DAYS LATER UPDATE: radiation readings 1,250 TIMES THE LEGAL LIMIT in the sea water off the coast of Fukushima - and nobody knows where it's 'seeping' from. Yes, they do. And, if reactor 3 has breached, why is the PLUTONIUM LEAKAGE QUESTION not being addressed?
2日は、後で更新します:福島沖の海水の放射線読本1,250 TIMES THE LEGAL LIMIT - そして、誰もそれがどこから『しみ出ているか』についてわかりません。

はい、彼らはします。

And、原子炉3が水面におどり出たならば、なぜ、PLUTONIUM LEAKAGE QUESTIONは、申し出られていませんか?

LATEST CONTENT CONCERNS "HIGH TIDE WARNING" and some suggesting that Japan has sunk in this highlighted region.
日本がこのハイライトされた地域の中に沈んだことを示唆しているLATEST CONTENT CONCERNS「HIGH TIDE WARNING」といくらか。

(つづく)





http://slicer93.real-sound.net/0-hl-space-11832.html
===57============

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/632.html

<京大原子炉・小出裕章「再臨界の可能性」全文聞き起こし>

(たねまきジャーナル・MBS毎日放送ラジオ)

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/632.html

投稿者 ジャック・どんどん 日時 2011 年 4 月 06 日 01:46:25: V/iHBd5bUIubc

京大原子炉実験所 助教 小出裕章さん たねまきジャーナル 

2011年4月5日(火)21:00~22:00 大阪MBS毎日放送ラジオ

いったんカセットテープに録音してから、再生して聞きながら起こしました(一応全文です)多少の誤りがあるかもしれませんが、ご容赦下さい


小)小出 京大原子炉 水)水野クリスタル晶子 毎日放送アナウンサー 平)平野 毎日新聞

最初15分は、原発関連のニュースで、小出さん登場です


ヨウ素排出濃度基準の1.3億倍 放射性核種から「再臨界」の可能性

水):小出先生こんばんは。

今のニュースを聞いていますと、びっくりするような数字が並んでおります。

今、問題になっているピットと呼ばれるところの汚染された水の放射性ヨウ素は、国が定める限度の1.3億倍という、億なんて言う単位が出てきました。

どんどん高い数値が出てくるんですが、これは小出先生からごらんになったら、もっと高くなる経過のひとつなんですか?

小):え、事故は続いているのですね。

3月11日に原子炉が壊れたわけですが、それ以降一向に収束に向かっていないで続いています。

今になって、私ちょっと自分の考えが甘かったと思っていることがあるのですが。

水):小出先生が「甘かった」と思われるのはどこでしょう?

小):えーっと、原子炉が一度止まったのですね。

原子炉が止まるというのは、ウランの核分裂が止まるということですけれど。

水):ウランの核分裂が恐ろしいんですよね、進んだら。

小):私たちがウランの核分裂が始まることを「臨界」と呼ぶのですが、それが止めたつもりだったんですが、それがもう一度ひょっとすると始まった、それを私たちは「再臨界」と呼ぶんですが、

水):「ふたたび、臨界がはじまる=再臨界」

小):はい、それがひょっとして起きているかもしれないと、私は思うようになりました。

水):あのう、小出先生は、まあこれはほんとに深刻な事故だけれど、「再臨界」には至らないだろうとおっしゃっていたのですが、

小):はい、私はそのように思っていたのですが。

水):再臨界に至ってる、ひょっとして始まっているのでないかという理由はなんでしょうか?

小):それは、あのうヨウ素の濃度が一向に減らないで、むしろ増えてきているのですね。

ヨウ素という放射能は半減期が8日ですので、もうすでに3週間以上、3週間どころじゃないですね、半減期の3倍は経っていますので、10分の1には減ってくれてもいいわけですが、それが減らないまま増えて来ている訳ですし、実はタービン建屋の地下水の放射性核種の分析をしたときに、クロルの38というちょっと変わった放射性核種があるのですが

水):クロル?

小):はい、塩素です

水):塩素?

小):はい、それが検出されたことになっていて、それは「再臨界」が起きているということにしないと説明がつかないのです。

ただ、測定の誤りということは、これまで東電と政府の発表はそれはもう山ほどありましたから、測定の誤りの可能性もまだあると思いますが、その塩素38という核種はちょっと変わった放射性核種ですが、それが出すガンマー線ていう放射線を出すのですが、間違えて検出することは私はないと思うんです。

だから、もし東京電力の発表が正しい、分析が間違っていないのだとすると、「再臨界」になっているのではないかなと、思うようになりました。

水):東京電力のデータなんですね。

小):そうです。

水):クロル38が出ていると。

小):そうです。

水):ということは、東京電力はもちろン「再臨界」のおそれを感じてですね、今、手を打っているはずですよね。

小):えーっと、ただこれは再臨界のときに出るだろうと思われるヨウソ134というのがあるんですが、それは前に東京電力が検出したと発表してですね、私はまさかその時は再臨界が起きるだろうとは思っていなかったので、これは間違えた測定だろうと私は答えたことがあるのですね。

そしたら、案の定、間違えてた。

そういうことがあったのですが。

今回は私としても彼らが間違えるということはないだろうと思うし、ヨウソが減らないということは、ひょっとすると、と今は思うようになってます。

水):これを、今ひょっとすると思ってらっしゃることをイエスなのかノーなのかどちらかでも、確信が持てるようにするには、次はどういうことを確かめなければならないのでしょう?

小):今、原子炉から漏れてる水はタービン建屋の方に直結して流れてきている、そこのタービン建屋の水をきっちり分析するのが必要だと思います。

ただその分析をやろうと思って現場に行くこと自身がものすごい難しいというか、被曝をしなければいけないということですから。

平):これは、もし再臨界が仮に起きてるとしたら格納容器がもう破壊されてるということになるんですか?

小):再臨界ということはですね、それが起きたら爆発をするということとは違います。

水):違うんですか?

小):再臨界で皆さんは爆発してしまうと、みなさん思ってるかもしれないけれど、そうではありません。

再臨界をするとウランの核分裂反応が始まって熱が出るのですがそれによって再臨界を起こしている場所、つまり私はウランが融けて固まっている場所があると推測しているわけですけれど、ウランが集まってるとこですね。

そこの形状が変わるのです。

温度が上がると、形状が変わると臨界がおさまります。

おさまるとまたもとに戻って来てですね、戻ったらまた核分裂反応が始まると。

ブツブツ燃えるという状況に陥っていると疑っているのです。

水):核分裂がブツブツということは時々起こっているということですね。

それ、もし起こっているとしたらですよ、ウランが融けて固まっている場所で形が変わり臨界しウランの核分裂反応が起こっているとすると、そうすると何が困ることなんですか?

小):発熱が止まりませんし、ずーっと、小ちゃい原子炉が動いてるという状態、動いていて止められないという状態なっている。

動いているということは、核分裂生成物を次々に生み出してるということですから、放射能が次から次へ漏れてくる。

それがヨウ素の濃度が1億倍を超えてしまったということにつながっただろうと私は思っている。

水):ということは、ヨウソの濃度がどんどん高くなると同時に、今まではなかった放射性物質の種類も増えていくということですか?

小):そうです

水):そのことは何か環境に影響を与えるのですか?

小):もちろん、ヨウソの濃度が増えているということは、それだけ環境中に濃い放射性核種が流れていっている訳ですし、新しい放射性核種が出来ているということは、それもまた環境中に新しい放射性核種が出ていって環境を汚染するということにつながる訳です。

平):これ続くと、燃料棒そのものがすべてもう融けてしまうんですか?

小):燃料棒自身はジルコニウムという金属でできているのですが、それはもう全部ないと思います.棒という形はもうないと思います。

水):燃料棒の形をしてない。

小):はい、棒の中に入っていたウランの燃料ペレットというまあ、小指の先ぐらいの大きさのウランの瀬戸物ですけど山になって堆積しているのだと思います。

水):どこに堆積してるのですか?

小):それは場所が私にもよくわかりませんが。

平):よくいいますけど、底が抜けるといいますよね。

小):底というのは圧力容器の底ですが、今私がペレットがたまっていると言っているのは炉心と呼ばれてる場所の下部だと思います。

水):圧力容器の底までは落ちていっていないのではないかと。

小):私の全くの想像です。

水):圧力容器の底までいかなければ最悪の事態にはならない?

小):えーと、そうではなくて、むしろその炉心というとこの下部にとどまってるということが最悪の事態の引き金になるかもしれないと、私はおそれているんです。

水):なんでですか?

小):圧力容器というのは、まあ圧力釜ですね、そのなかに水を入れて原子炉を冷やそうとしてきた訳ですが、炉心という部分はもうほとんど裸になっているとデータが示しています。

そこはだから蒸気で冷やされてる訳ですけれども、圧力容器という圧力釜の底には、たぶん水があると思います。

その状態で炉心という部分で被覆官が形を失って燃料棒のペレットがたまって、そこで崩壊熱という放射性核種自身が出す熱と再臨界になった熱がでているのではないかと、今私は思い始めたのですが、そうなるとウランのペレットがどんどん融けていくと思います。

かなりの部分が融けた状態で圧力容器の底に残っている水の上に落下するということになると、私が一番恐れている水蒸気爆発が起こります。

水):はあー、じゃあ今までの予想のもとにやってきた注水作業のままで対処の仕方はよろしいのですか?

小):もちろん、注水はしなければいけません。

必ず水は入れなければいけませんが、たぶんホウ素という核分裂反応を抑える化学物質ですけれど、その注入量が少なすぎるんだと思います。

水):ホウ素というのはいくらでも投入できるくらい原発周辺には用意されてるんですか? 小):えーと、事故が起きた当初に、大量に東京電力は入れたと思います。

再臨界をやはりおそれたはずなんで入れたと思います。

今現在福島の原発のなかでホウ素がどれだけ残っているのかわかりません。

水):ホウ素をもっと入れる必要があるならば、それこそ先を見越すと大量のホウ素を福島に集めなければなりません?

小):そのくらいのことは福島の方たちはもうわかっていると思いますので手配をしてるかもしれませんし、単純に私が想像して言っているだけで、私が想像できるようなことを福島の方はわからないはずはないので手は打っているだろうと思います。

平):今の◯では、再臨界の恐れというのは1号機から3号機までありますけど、2号機でしょうか、3号機でしょうか?

小):一番はたぶん1号機じゃないかと

水):これは、1号機だけを見つめていればいいいんですか?その意味では。

小):そうではありません。

再臨界というのはさっきも聞いていただいたように、ブツブツ燃えるというだけで爆発ということにつながることではありませんので、2号機でも3号機でも炉心が大幅に融けてしまえばやはり同じことになります。

1も2も3もとにかく水を入れて冷やすということをやらなければ往けません.再臨界の恐れのある炉心にはホウ素をいれなければいけません。

水):こうしたおそれもあるという小出先生のような専門家がいらっしゃるという事態でですね、今の付近の住民の方の避難のありようはこれでいいんですか?

小):私が恐れているというのは前から何度もお伝えしたと思いますが、原子炉の炉心が融けて落ちる、つまりメルトダウンをするといのを恐れているのですが、絶対に起きないと私は言いたいのですが(もちろんです!と水野アナ)、自信をもって言えないという状態が続いているんですね。

もしそれが起きてしまうと、爆発的に放射能が出てくるということですので、周辺の人たちはもちろんその覚悟をしていただいて、いつでも逃げれるというそのぐらいの心構えはしていただかないといけません。

水):はい。

こうした大切なデータが東京電力から十分に出ているんですか?

私たちシロートがみてもようわからないんですけど。

小):私も公開情報しか手に入りませんので、インターネット上で東京電力が公表する数値、官邸から出る数値、保安院から出る数値という、そんな数値しか私にも見えないのです。

でも彼らはもっと一杯もってるはずだと思います。

平):集約した政府判断が出ませんよね、個別には出ますけど、今先生が恐れてるような可能性のある最悪の事態も国民に告知するという政治的な判断を決して出しませんよね。

これは、パニックとか、そういうようなことをおそれてるだけのことなんですかね?

小):だけといっていいのかどうかわかりませんが、政府がおそれているのはパニックですね。

水):もちろん考えた上でやらなきゃいけない大切な要素のひとつだとは思うんですけど、小出サンがおっしゃる再臨界が起こっていないということを確認するためには、データが誤りだったというのが一番はやいんですね。

小):そうですね。

前は、ヨウ素134という計測が誤りだったいわれて、ヨカッタと思って胸を撫で下ろしたわけですし、今回もクロールの38の形質が誤りだったといっていただければいいし、あるいは、ヨウ素の今流出してくるのがものすごい濃度になってきてるわけですが、それが誤りだっていっていただければいいと思います。

水):もうほんとにそう願います。

小):私もそう願います。

また明日もよろしくお願いします。

京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さん、どうもありがとうございました。


(もも いちたろう)






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