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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

「天」太陽の投稿記事

『終末と太陽の検証』

ノアの大洪水情報 NO 340008


MFコメント 2008/01/26

<ノアの大洪水_高度文明の脆弱性01:かくも簡単に高度文明が滅びるものなのか>
MFコメント:===1===
メ−ルマガのWEB 熱線 第1026号に「かくも簡単に高度文明が滅びるものなのか」と云うタイトルで高度文明の脆弱性についての一考察があった。
ノアの大洪水の性質そのものを理解しての考察でないので、今一であるが、何かの参考になると思う。

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 ▼▽ 歴史再考 ▽▼        by 竹下義朗さん 原著 1998/05/01
≪ WEB 熱線 第1026号 ≫2008/05/30_Fri  ☆ かくも簡単に高度文明が滅びるものなのか
以前のコラム「超古代日本史「古史古伝」の世界」で「天之浮船」や「ヒヒイロカネ」に代表される「失われた超古代文明」について「古史古伝」の世界を引用する形でご紹介しました。
しかし、本当に超古代に「天之浮船」が空を飛び、超合金「ヒヒイロカネ」を精錬したような高度文明=現代文明に勝るとも劣らない)が存在したのでしょうか?
もし存在したのなら、どうしてそのような高度文明が崩壊消滅してしまったのでしょうか?
高度に成熟した文明ならば、崩壊を回避する手段もあった筈です。
しかし現実に超古代の高度文明は崩壊してしまいました。
では、なぜかくも簡単に崩壊してしまったのでしょうか?
今回はこの点について考えてみたいと思います。
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文明崩壊の原因は一体何だったのでしょうか?
まず考えられることは世界大戦。次に地球温暖化による沿岸主要都市の水没。
さらには極移動(ポールシフト)による気象の激変。
この中で最も有力と思われるのが、地球温暖化による沿岸主要都市の水没=つまりは「大洪水」です。
なにせ『旧約聖書』の「ノアの方舟」や古代シュメールの「大洪水」伝説など、世界各地に「大洪水」に関する伝説・伝承が残されています。
ちなみに「古史古伝」にも「万国土[ドロ]の海」などの表現で登場します。
現在、地球温暖化による南極大陸の氷解、それに伴う海面の上昇の危惧からも、絵空事とは思えません。
また、世界各地(というよりも様々な民族)に同様の伝説が残されていることからしても、「実際に起こったこと」が語り継がれて伝説になったと考えるほうがより自然です。
しかし、そんな----というよりも、たかが「洪水」ごときで文明が崩壊するものなのでしょうか?
確かに「大洪水」が起こったとしても、地表はゼロメートル地帯から数千メートルもの高山まで様々です。
沿海の都市や、絶対標高の低い島嶼国=インド洋に浮かぶモルディブなど)は壊滅したかもしれませんが、世界全体が「水浸し」になったとは考えられません。
ーーーそれでも文明は崩壊しました。
では一体どのようなプロセスを経て崩壊していったのでしょう?
大洪水による文明の崩壊と書きましたが、大洪水が文明崩壊の「序曲」だったとも解釈できます。
例えば、大洪水で全世界の沿岸主要都市が壊滅したとします。
するとどうでしょう。
東京・ニューヨーク・ロンドン・シドニー等、全世界の大都市の多くが水没してしまいます。
もはやたかが水没とはいっていられなくなってしまうのです。
東京を例にとると、日本の首都機能が麻痺します。
また、情報・物流にも支障を来します。さらには証券・為替市場にも影響を及ぼします。
東京・ニューヨーク・ロンドン・シドニー、いずれも世界に名だたる証券・為替市場がある都市ばかりです。
当然のことながら取引は停止するでしょうし、株価は大暴落するでしょう。
そうです、待っているのは「世界恐慌」です。
また、水没してしまった国の人々=難民)は、水没を免れた国へとドッと押し寄せます。当然民族問題も表面化します。
さらに、水没で有効な国土が減少した国同士は、少ない領土を巡って、大規模な食糧不足に見舞われた国は肥沃な土地を巡って、戦争を始めます。
こうなるともはや誰にも止められません。

経済混乱・政治混乱・民族紛争・領有権紛争・食糧不足・・・行き着くところは「核兵器の使用」も含めた「文明の破局」でしかありません。それでも頑迷な方は「高度に発達した文明がそんな簡単に滅びるはずがない」とおっしゃるでしょう。
ではもっと具体的に、身近なところから「高度文明」がいかに脆弱かを証明いたしましょう。
皆さんがこのメルマガをご覧になるのに使っている物は一体なんでしょうか?
ほとんどの方が「パソコン」ではないでしょうか?
それも最近では、CPUにPentium2・MMX Pentium・AMD K6・PowerPC などが使われ、一昔前の大型コンピューター並の処理能力を持つ機種もざらです。
皆さんは当然こういった処理能力の高いパソコンを、日頃から「当たり前」のように使っている訳です。
しかし、皆さんはパソコンを「使っている」だけで「作れる」訳ではありません。
どこかが故障すれば修理に出します。
「いや、私は自分で修理したり部品を交換できる!」と仰る方もおありでしょうが、では、パソコンの心臓部のCPUまで修理できるでしょうか?
メモリはどうでしょう?
ハードディスクは?
すべて「購入」することはできても、「製造」することはできない筈です。
つまり私達は、パソコンを「使う」ことはできても、「作り出す」ことはできないのです。
もっと、より身近な物も採り上げましょう。
タバコを吸う方は、当然ながら「ライター」や「マッチ」を使って火を点けます。
もし文明が崩壊したらどうなるでしょうか?
ライターやマッチの製造工場が被害を受け、原材料の入手もできなくなってしまったら、どうなるでしょう?
在庫としてストックされているライターやマッチの在庫が残っている間は問題ないでしょう。
しかし、在庫がなくなったらそれでオシマイです。
もはや火を点けることさえ現代人にはできないのです。
自動車や船舶・航空機はどうでしょう?
燃料=ガソリンや軽油・重油等)がなければ動きません。
テレビなどの電気製品はどうでしょう?
電気がなければ無用の長物です。
こう考えてみるとお分かりになると思いますが、現代のような「高度文明」はそれを支えるインフラが機能してはじめて「文明」として成り立つのであって電気・ガス・水道などの身近なインフラが欠けただけでも「文明生活」に多大な支障を来すのです。
そして、現代のような「高度文明=物質文明」は、こういった微妙なバランスの上に成り立つ、ある意味で非常に脆弱なシステムなのです。
そんなシステムが、全世界規模の「大洪水」などの「天災」に見舞われたらどうでしょう?
それは「阪神・淡路大震災」をみるまでもないことではないでしょうか。
= この稿おわり =



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