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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

「天」太陽の投稿記事

『終末と太陽の検証』より

その他の予言_不詳その1 NO n440016

−−−−コメント 2012/03/05−−−−

{新44_その他の予言_ミッチェル・クームス_02}
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0483・ミッチェル・クームスの警告:和光タワー(銀座)それは11時10分、14時55分で止まっている!?_02:日本時間3月20日14時55分頃と云うことになる

ミッチェル・クームス氏の下記の警告を先に案内した

{・・・・・・
http://www.abovetopsecret.com/forum/thread687732/pg1
Japan is far from over yet. HAARP are going full-speed now with this, mark my words. It isn't over until the Wako Tower is destroyed, and it will be a 9.3 magnitude earthquake, in Tokyo, but don't worry I will give 11 hours advanced warning for the next earthquake. 日本についてはまだ終わっていない
今、HAARPが全開になっている
良く聞いてくれ
これは和光タワー(銀座)が破壊されるまで続くのだ
その時マグニチュード9.3の地震が東京を襲う
ただし心配するな
地震の11時間前には警告をするつもりだから
・・・・・・}

この中で、「和光タワー(銀座)が破壊されるまで続くのだ」の意味が分からなかったが、4_<「震災と原発事故はイルミナティ・カードに予言されていた?」>
の画像で解った
それは 「銀座和光堂の時計台」であるらしい
それに加えて、驚くことは 「イルミナティーカードの地震」に時計台が傾いているカ−ドがあることで、このカ−ドの時計台と「銀座和光堂の時計台」とが良く似ていることである
和光タワー(銀座)とは 銀座の和光堂ビルの屋上に設置されている時計台を指摘していて、「イルミナティーカードの地震で破壊されている時計台」のことを指し示していると言うことである
この時計台の時刻の停止時刻は 長針と短針の絵が悪くて良く分析できないが、長針短針の組み合わせを取ると11時10分、または14時55分となる
ロックさんの内容によれば、「311は地震発生午後14時46分です」から、絵的に言えば11時10分であるが、14時55分とは 奇妙に良く一致することが解る
これら情報を総合すると、日本時間3月20日14時55分頃と云うことになる
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銀座の和光堂ビルの屋上に設置されている時計台は かなり丈夫に出来いそうであるから、普通の地震ではカ−ドの様に倒れそうにない
そうなると、「マグニチュード9.3の地震が東京を襲う
」の意味の整合性が出る
311がマグニチュード9.0の地震であるから、その数倍のエネルギ−の地震と考えられ関東のデルタ地帯を埋め立てた軟弱な地盤の上に建設された和光堂ビルは カ−ドの絵のように破壊されるのも妙にうなずける
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「ミッチェル・クームス氏の警告地震の11時間前には警告をするつもりだから」も少し気になるところだ
なにやら、311の11と絡ませているので、何かのヒントと考えられるが現段階では解らない
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ここで、最近の森谷教授の見解を聞きたいところであるが、妨害されているようで流れてこない
もしかしたら、ルフランさんだと最近の情報を持っているのかもしれない
少し参考に成るのは 「ヤス氏の掲示板」の書き込みから次ぎのような内容をインデックスできるので参考にしてみる

{・・・・・
昨日、東北大震災のタイミングと北海道沖M7を直前に予測した森谷教授が、エコーが収束したので、従来から危険視されている千葉房総沖、東北、東海のエリアで大きい発振に注意するよう周囲の人間に喚起しました
掲示板が止まっている間に巨大地震が起きては元も子もないと思い、報告します
ということは、やはり今後2週間が要注意ということになる
・・・・・}

そうすると、2012年03月03日+14日=2012年03月17日となる
ここで二週間としたが、ルフランさんからの情報では

{・・・・・
予測される震源の特徴としては収束後三ヶ月との事ですので早ければ3月後半から4月に該当します・・・・・}

であるから、2012年03月15日〜2012年04月と言うことになり、イスラエル大使館の2012年03月20日もかなり信憑性を持つことになる
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2 warnings 2 events that will occur soon after a Japanese earthquake next year in March 2011
http://www.youtube.com/watch?v=h2cxVuhy8eQ&feature=player_embedded
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===NO n440016:参考文献の目次===

001:ヤス氏の掲示板から
002:ML0481:ササです:
003:ML0483:ロックです:
004:「震災と原発事故はイルミナティ・カードに予言されていた?」
005:ML0407:ルフランです:
006:「アウターライズ地震」が列島を襲う:2012年01月22日(日) フライデー

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===NO n440016:参考文献の目詳細===

===1===============

ヤス氏の掲示板から

http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-236.html#comment11343
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3月1日のロン・バードの件ですが、同じころ
今は非公開となっている北大の森谷先生の地震エコーの収束宣言がなされたようです
当日の夜は何故か寝付けなく3回も目を覚ましましたが頭の中には「金星人の日本局長」が現われました
2012/03/04(日) 23:03:07 | URL | XP #mQop/nM.
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2週間は要注意
井口さんのブログにも、2週間くらいは要注意とありました
例の北大で計測している電波が収束したそうで・・
起きるタイミングにはなってしまっているそうです
2012/03/04(日) 23:11:27 | URL | 予言好き #9BPdTliE
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===2===============

ML0481:ササです:

Mルフランさん遅くなりましたがスライブ情報有難うございました
ユーチューブで削除前にしっかり見ました
私にはそれほど驚くほどの内容ではありませんでしたが(難しすぎて解らない事は除く!フリーエネルギーなど)これで普通の方?にも覚醒の波が広がればと思いました
3/20って真一さんの誕生日でしたっけ?オウムの地下鉄サリンも3/20でしたね
何も起こらない事を祈ってます
1月、東北自動車道で移動の機会がありました
昨年夏に車内で走行中の線量計計測した時よりも数値が下がったようでしたが已然福島西インター付近は0.6マイクロシーベルトと高い数値でした
因に先月、熊本に行く際に飛行機内で計測した線量は最高で2.2マイクロシーベルトでした
まあ土壌汚染したセシウムやヨウ素などを抜きに単に線量だけでみた場合、騒ぐ様なものではないと最近は思っています
それよりも北大、モリヤ教授の地震エコー収束後の今後の方が気になります
以上、ササの近況でした



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===3===============

ML0483:ロックです:

ロックです
ルフランさん、ササさんお疲れ様です
3月20日は要注意なのですね
注意したいと思います
火曜日ですか
火にかけてなのでしょうか、、、、
もしも311が地震兵器によるものだったとしたら、あれは予行練習だったのでしょうか
原爆を広島、長崎に落としたように違うタイプのもので試してみようとか、、、
自分には科学的に検討する材料が少ないので、やつらがこだわりそうな日付や曜日で見てみようと思います
あまり根拠のない考察ですみません
http://www5a.biglobe.ne.jp/~accent/kazeno/calendar/2001.htm 2001年のカレンダーです
http://www.maitown.com/soft/nannohi/year2001.html  こちらは2001年の主な出来事
カレンダーで911の日付の曜日を調べてみました
911のあった日は日本では火曜日ですね
時差もあるから、ニューヨークでは月曜日になるでしょうか?
向こうの都合であれば、時差も換算して月曜日に該当する時間帯が危ないのかも
時差を入れると、3月20日はー8時間以内であれば、奴らの本拠地の噂もあるスイスも月曜日の範疇に入るかなと想像します
考察は途中ですが、何か日付や曜日に計画するときのこじ付けがあれば、311は金曜日
http://www.maitown.com/soft/nannohi/cam2011.html
311は地震発生午後14時46分です
ここは時刻との関連は薄いのかな?よくわかりません
今度の3月20日は日本では火曜日です
海の向こうは時差によっては月曜日になりますね
偶然でしょうか
奴らが計画を神のプランに沿ってという感じで意図的に見届けるつもりなら、時差を含めて3月20日の午前中あたりが要警戒でしょうか
資本家の陰謀の動画拝見させてもらいました
権力ゲームは資本家にとって最高の遊びなのだとか、、、
確かにそうかもしれないなと思います



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===4===============

「震災と原発事故はイルミナティ・カードに予言されていた?」

http://quasimoto.exblog.jp/17452974/
「震災と原発事故はイルミナティ・カードに予言されていた?」:もし東日本の人々が知っておれば?みなさん、こんにちは
銀座和光堂の時計台とは都内の人には超有名らしい
DSCF3349_銀座和光堂の時報19時
今日、例のイルミナティーカードの地震を探していると、偶然にもこんなものを見つけたので、それをメモしておこう
(この倒壊する建物が、上の銀座和光堂だという話である)
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震災と原発事故はイルミナティ・カードに予言されていた?
2011年05月04日
イルミナティ・カード&311震災
この中でもっとも興味深いのは、ビリー・マイヤーの研究者だという、ハワード・ヒューズという人の予言である
以下のものである
2 warnings 2 events that will occur soon after a Japanese earthquake next year in March 2011
これを見ると、もし東日本の人々がもう少し前から、いわゆる「陰謀論」や「トンデモ系」の話に聞く耳を持っていたらと心底思うのである
陰謀論や宇宙人やエイリアンの暴露話を単なるファンタジーや妄想の類いにすぎないという立場で何にでも噛み付いて小馬鹿にし、叩き潰そうとしてきたのは、かの「と学会」の理論物理学者の阪大の菊池誠や学習院の田崎晴明のグループである
がしかし、人間の行いである以上、あらゆるものに目を通し、それなりの聞く耳を持つという態度は非常に大切な事なのである
(こういう意味では、こういう科学者たちの責任も重いだろう)
なぜなら、この世界には我々ナイーブな日本人の想像など及びもつかないような家系や人種が西洋世界に誕生し、西洋の数千年間の歴史を作って来たのは確かな事だからである
それゆえ、そういった未知の人種の悪行やプランもそれなりに心のどこかに受け止めつつ、しかるべき可能性の1つとして日々を過ごすということもまた生き延びる為には必要な方法なのである
こういう意味で、一見人々が馬鹿にし見向きもしないような話題や事柄や計画なども一応は知っておくことも大人には大切なマナーの1つであると私は考える
もちろん、子供にはまだ早い
そんなわけで、東北の人々が、あまりにラディカルで唯遺物史観に取り憑かれた、日本の理論物理学者や数理物理学者の言説に惑わされず、かつての矢追純一の番組のようなものとしてでもいいから、ある程度、イルミナティーの計画、アングロサクソンミッションなどの内容も知っておれば、はたしてどうなっただろうか?というふうに考えるのである
イルミナティーカードにはまだまだたくさんの未知の邪悪な計画が列挙されている
かなりのものはすでに現実に起こったことである
それゆえ、ある種の覚悟を持って、こういうものも眺めておく必要があるのである
まあ、免疫を付けておくということだ
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おまけ:
falcon氏のサイト「今という時をみつめて」
琵琶湖底からガス噴出 県が原因究明へ
地震エコー収束 (3)
NO.135749 幸太郎 2012/03/01 Thu 22:00
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昨日、東北大震災のタイミングと北海道沖M7を直前に予測した森谷教授が、エコーが収束したので、従来から危険視されている千葉房総沖、東北、東海のエリアで大きい発振に注意するよう周囲の人間に喚起しました
掲示板が止まっている間に巨大地震が起きては元も子もないと思い、報告します
ということは、やはり今後2週間が要注意ということになる
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ML0407:ルフランです:

森谷先生の10月学会発表段階ではその後311と同じ動きをすれば12月から1月という予測でしたが収束することなく継続し落ちてきた段階に成っています
予測される震源の特徴としては収束後三ヶ月との事ですので早ければ3月後半から4月に該当します
以下のサイトが参考になります
http://gendai.ismedia.jp/articles/print/31609
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/738.html
http://or2.mobi/data/img/22015.gif
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/7067.gif



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「アウターライズ地震」が列島を襲う:2012年01月22日(日) フライデー

http://gendai.ismedia.jp/articles/print/31609
「アウターライズ地震」が列島を襲う
「3・11」まで2ヵ月を切った 官邸と文科省が隠蔽しつつ密かに恐れる「次」の悪夢 3月11日、高さ5mの防波堤を乗り越える津波
悪夢が繰り返される可能性は菅首相の在任時から指摘された〔PHOTO〕
宮古市役所提供取材・文 森 省歩(ジャーナリスト)
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年が改まった元日の午後2時28分、正月気分を打ち破るかのように、M7.0、最大震度4の地震が東北から関東にかけての広いエリアを襲った
大地がゆったりと波打つような不気味な揺れは2分以上続いたが、多くの政府関係者や地震学者らの胸には不安がよぎったという
「ついに恐れていた地震が起きたか」
地震学者がその発生を懸念、指摘しな がら、政府が情報の公開を躊躇してきた地震とは、専門家の間で「アウターライズ地震」と呼ばれている地震だった
幸いにも元日の地震は鳥島近海を震源とする別のタイプの地震だったが、関係者は密かに肝を冷やしていたというのである
アウターライズ地震は、昨年3月11日の東日本大震災の直後から、在野の地震学者を中心に、本震とのペア≠ナ発生が懸念されてきた巨大地震である
広い意味では本震に対する余震と言うこともできるが、専門家の間では本震に誘発されて起きる別の地震と見る向きが多い
その発生メカニズムはこうだ
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3月11日の本震は、太平洋プレート(海側のプレート)が日本列島の乗る北米プレート(陸側のプレート)を押し込みながら日本海溝で沈み込み、そのプレート境界域で起きた
本震の発生で北米プレート側のひずみは解消されたが、抵抗する力が少なくなった分、太平洋プレート側はより沈み込みやすい状態になった
そして、太平洋プレート側のこれまでのひずみに、本震後のより沈み込みやすくなった状態が加わることで、引っ張りの力に耐え切れなくなった太平洋プレートが引きちぎれ、プレート内のごく浅い場所で正断層破壊が起こる---
 目下、想定されている震源域は、本震の震源域から日本海溝をまたいだ南北約500qにわたる地域で、地震の規模も本震(M9.0)に近いM8~9となる可能性が指摘されている(図参照)
また、十勝沖、千葉県東方沖地震の震源域に3・11の割れ残り≠ェあり、この震源域での地震発生も危惧されている
官邸に近い民主党の中堅代議士が明かす
「3・11由来のアウターライズ地震については、本震から1ヵ月以内にも起こる可能性があるとして、官邸は密かに恐れ警戒していた
本震発生当日に宮城県沖の日本海溝の外側で発生した地震はアウターライズ地震だったとされているが、地震の規模がM7.5と小さく、官邸はこれを、想定される巨大アウターライズ地震の前震と捉えていた
 地震のエネルギーは発生が延びれば延びるほど蓄積されていくため、本震から3ヵ月、6ヵ月、9ヵ月などの節目の時期を経て、官邸は一段と危機感を募らせています」
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 この中堅代議士によれば、その一方で官邸が情報の公開を「ひた隠し」にしてきたのは、予想される被害があまりにも甚大であり、かつ、現状では打つ手がないからだという
要は、情報を公開すれば国民から必要な対策の実施を迫られ、必然的に「打つ手なし」の現状が白日の下に晒されて、大批判と大パニックに見舞われることを、官邸が警戒し思考停止に陥った結果だと言うのである
 アウターライズ地震では正断層破壊が一気に起こるため、巨大津波を引き起こすと言われている
事実、'04年12月のスマトラ島沖地震(M9.1)の約3ヵ月後に発生したアウターライズ地震(M8.7)では、揺れと津波で1700人以上の死者が出た
 同様に、明治三陸地震(M8.2)の37年後にあたる1933(昭和8)年に起きた昭和三陸地震(M8.1)も津波を伴うアウターライズ地震だった
このように発生時期は本震の3ヵ月~37年後と幅があるが、「アウターライズ地震は本震の発生からそう遠くない時期に発生する」というのが専門家らの共通認識になっている
「瓦礫処理など復興のスピードがまったく上がらなかった一因もアウターライズ地震にある
事実、当時の菅直人首相には『本格復興は、もう一度、津波が来てから』と考えていたフシすらある
食道がんで退任した福島第一原発の吉田昌郎所長(当時)は、本震の直後、一刻も早く防波堤の建設を進めるよう官邸に進言したが、菅首相は原発の周囲に土嚢を積むという代替案でお茶を濁した
真実も伝えず、対策も打てない
現在の野田佳彦首相を含め、民主党政権の危機管理能力を根底から疑わせる」
(自民党幹部)
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(上)森谷氏は、地震が起こる前、FM電波が基地局から離れた場所で観測される事象に着目し、地震を予知する
(下)森谷武男氏のホームページのうち、肝心の研究成果が発表された部分は、ご覧のとおり「閉鎖」の憂き目に〔PHOTO〕小笠原?淳 そんな中、昨年11月下旬、北海道大学大学院理学研究院附属地震火山研究観測センター(札幌市)で、研究支援推進員を務める森谷武男氏(69)がアウターライズ地震に関して発した警告が削除されるという事件≠ェ発生した
 森谷氏が自身のホームページに警告を掲載したのは昨年10月下旬のこと
森谷氏は北大理学部助教授を務めていた'02年からFM電波を使った地震予知研究を開始し、東日本大震災をはじめいくつかの地震を的中させた人物として知られる
森谷氏が着目しているのは「地震エコー」と呼ばれる異常現象である
普段は届くはずのないFM電波が基地局から遠く離れた場所で観測されるようになる現象で、異常現象の継続期間が長ければ長いほど地震の規模は大きくなり、異常現象が消失する静穏期に入って間もなく地震が発生するとされている
 東日本大震災の場合、北海道えりも町にある北大の観測施設が約8ヵ月間に及ぶ異常現象を観測し、静穏期に入った昨年2月下旬から間もない3月9日にM7.3の前震が起こり、2日後の3月11日に本震が発生した
えりも町で観測されたFM電波の発信元は岩手県内の基地局と見られているが、本震後の昨年4月10日頃から再び本震前と同じ異常現象が観測され、かつ、その異常現象がほぼ同じパターンで継続したことから、森谷氏は自身のホームページでこう警告したのだ
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〈地震エコーの総継続時間は16万分に到達しました
もしもこのまま3月11日の地震の前と同じ経過をたどるとすれば、再びM9クラスの地震が発生すると推定されます
震央は宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近であろうと考えられます
震源メカニズムが正断層である場合には(中略)巨大津波になる可能性が考えられます
発生時期は12月から2012年1月にかけて〉
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「何のための地震予知なのか」
 ところが、同センターは一連の警告を「いたずらに不安を煽る」として問題視し、森谷氏に強く迫ってホームページから削除させてしまった
そして、11月18日付の同センターのホームページに、森谷氏の主張を〈現時点で科学的な根拠の薄い地震予測情報〉と断じる「お詫び」まで掲載したのである
この問題を当初から追及してきた札幌在住のジャーナリスト・小笠原淳氏が指摘する
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「そもそも、森谷さんは『あくまでも個人的な見解』と断った上で件の警告を発している
にもかかわらず、センターは森谷さんの自由な言論活動に待ったをかけたばかりか、マスコミ取材の窓口をセンターに一本化して、森谷さんへの直接取材にまで制限をかけたのです」
 そして、同センターによる包囲網が敷かれる中、ようやく接触することのできた当の森谷氏は、控えめながら次のように本誌に秘めたる怒りを爆発させた
「警告で震央を『日本海溝南部付近』と書いてしまったため、千葉県東方沖地震がクローズアップされているようだが、最も懸念されるのはアウターライズ地震です
今年に入って地震エコーが微弱になり始めており、いよいよ地震発生の危険が高まってきたと確信しています
 地震予知には多額の予算が投入されており、情報発信に否定的であることは国民への背信行為です
私自身は、予測が外れたことで恥をかいても、一向にかまわないと思っています
大切なのは人命を守ること
備えを呼びかけず、注意も喚起せずでは、何のための地震予知なのか
物理学者で地震学者でもあった寺田寅彦は、『正しく報道し、正しく備える』ことの重要性を説きました
自己規制なのか誰かの命令なのか、原発事故報道でも大本営発表≠ェ目につく
学者もメディアも猛省が必要だと思います」
 一方、一連の騒動について、同センターでFM電波による地震予知研究の責任者を務める茂木透教授は、
「森谷先生の警告直後からマスコミ取材の他、被災者からの悲痛な問い合わせなどが殺到し、センターは大混乱に陥った
削除は多数決で決めたもので、妥当な措置だったと思っています」
と答え、同センター長でマスコミ取材の窓口を務める谷岡勇市郎教授も、
「アウターライズ地震が起きやすくなっているのは事実だが、それがどれくらいの規模になるかは地震学的にハッキリしていない
警告削除の理由はホームページのお詫びにある通りで、センターに言論を封殺する意図などありません」
と正当性を主張する
 しかし、森谷氏に対する同センターの措置を巡っては、背後に国立大学を所管する文部科学省による圧力があったとの指摘もある
同センターの初代センター長を務めた地震学者の島村英紀氏も、「私自身は森谷氏の研究に懐疑的だが、発言の機会が封じられるのはやはりおかしい」とした上で、こう耳打ちした
「北大の場合、文科省の役人が理事職に名前を連ねるなど、もともとお上に弱いという基本的性質がある
現センター長の谷岡氏も気象庁の出身で、どちらかといえば役人的に立ち回るタイプの人間
さらに、センター自体も理学部附属というよりは北大直属で、文科省の影響を受けやすい組織と言っていい
初代センター長だった私の実感から見ても、森谷氏の一件の背後で文科省の意向が働いていたことは容易に想像がつきます」
 実は、東日本大震災の直後、現センター長の谷岡氏は、M8.5のアウターライズ地震が日本海溝の外側で発生した場合の津波予測に関する研究に着手している
しかも、複数の同センター関係者によれば、「谷岡氏の研究は地震調査研究推進本部を所管する文科省から内々に依頼された」という
だが、森谷氏の警告が削除された直後の昨年11月25日、文科省の地震調査研究推進本部は「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価(第二版)について」と題する報告書をプレス発表しているが、報告書に「アウターライズ地震」の文字は見当たらず、内容的にも同タイプの地震に関する記述はきわめて貧弱なものになっているのだ
 谷岡氏は「津波研究のいきさつは公にできないが、(森谷氏の一件で)文科省から圧力をかけられた事実はない」と語り、文科省地震・防災研究課も「ホームページから削除するよう求める指導はしていない」と否定した
 断言するが、文科省はアウターライズ地震を脅威に感じているのにもかかわらず、その脅威を積極的に伝えようとしていない
アウターライズ地震が起こりうるという研究成果を国民の目から引き離し、多くの人命を危険に晒してまで情報を隠蔽しようというのだろうか
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もり・せいほ 1961年、北海道生まれ
慶應義塾大卒
政界の暗部を抉るルポ多数
著書に『鳩山由紀夫と鳩山家四代』(中公新書ラクレ)、『政権漂流―交代劇は日本の何を変えたのか』(同)
「フライデー」2012年1月27日号より



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====参考文献終わり====






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