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太陽(ミロク)原理・ひふみ解読編

フミのミクラ ○二

一二三神示

天空編情報資料08

終末と太陽の検証

ホピの太陽一族の長の記録

http://slicer93.real-sound.net/shiryou-8.html
より

わしらに伝えられている教えや予言の中に、こういうものがある。
それは、わしらがこの信仰の上にしっかりと立ち続けるために必要なものだ。
わしらは
「勇気と力とをもたらしてくれることになる目印や前兆といったものに、絶えず気を配っていなくてはならない」
というものだ。
血は流れるだろう。
わしらの髪の毛や着ているものが大地に無造作に投げ出されるだろう。
自然はその力強い呼吸であるとことの風を通じてわしらに語りかけてくる。
大災害を引き起こすような地震や洪水があるだろう。
季節や天候が変調を来たすだろう。
野生の生きものが姿を消し、これまでにかつてなかったような飢餓が引き起こされるだろう。
この世界のすべての人びと、そしてその指導者たちの間に、堕落と混乱が影のように忍び寄ってくるに違いない。
そして強い風が吹くように戦争がやってくる。
こうしたことは物事のすべての始まりにおいて、あらかじめ計画されていたことだ。
わしらが絶望的なまでに、もうどうしようもない状況に陥った時、予言を実現させるために、三人のおかたがわしらの背後に立つことになっている。
三人のおかたとはそれぞれ、「メハ」と「太陽」と「赤」を象徴している。

1。
最初のメハと言うのはある撞の植物のことである。
それは長い根を持ち、ミルクのような樹液を出し、鈎十字に似た花をつける。
この花の形を見ればわかるように、メハは、自然界を動かしている四つの偉大なる力を表す。
ホピの生き方そのものに対するバハンナの強引な介入は、まずこのメハに象徴されるおかたを動かすことになるだろう。
その結果、ある種の人びとが自然の偉大な四つの力のために働くようになる。
この四つの力とは、四つの方向のことでもあり、また、支配する力、一番もとになる力のことでもある。
かくして世界は揺れに揺れ、戦争に突入していく。
そしてそうなった時に初めて、わしらは自分たちの予言が本当になりつつあることを知るのだ。
わしらは力を集めて、それにしっかりと立ち向かうことになろう。
しかしこの大きな動きはやがて衰退していく。
ただし、そのメハの実体がミルクであること、そしてそれが自然界の四つの力によってコントロールされているということからも、再び世界は突き動かされるようにして別の戦争に突入する。
この時にはメハと、太陽に象徴されるおかたが、共に働くことになっている。
そして第三番目の時を迎えるために世界はしばし休息をする。
わしらの予言では、この三番日のでき事こそ、決定的なものになると告げている。
わしらにはこれから起こることの結末が、ロード・プランにしたがってずうっと先まで見えているのだ。
あなたがいま読んでいるこの聖なる本は、グレイトスピリットのお言葉を書きとめたものだ。
グレイトスピリットのこれらの言葉は、外から見るとひとつでありながら内側が二つに分かれているあるものを示している。
また、それは明日を決定づける二つの原理を秘めた神秘的な生命の種子のことをおっしゃっているのかも知れない。
三番日であり、しかも最後のもの、やがてもたらされるもの、それはいったい浄化だろうか? 
それとも、破壊だろうか?
この三番日のでき事の命運が、赤に象徴されるおかたの手に任されているのだ。
その時、彼は、太陽に象徴されるおかたのカになるべく、自然界の四つの力であるメハを指揮して、これらを動かすことになっている。
彼がこれら四つの力を発動させるように仕向けると、それに連れてこの全世界が採れ動く。
それはホピがホピとして生きることを妨げている人たちに向かって、怒りをもって立ち向かうことになるだろう。
これらすべての人びとに、浄化の日々が訪れる。
謙虚な人びとは、新しい世界と、これまで否定され続けて来た平等とを求めて、彼のもとに走るだろう。
情け容赦なく、彼はやってくる。
彼に従う人びとが赤い蟻のように地球を覆うはずだ。
なにが起ころうと、それを見るために家から出てはならない。
というより、わしらは家の中でじいっとしていなくちゃならんのだ。
彼はやってくるだろう。
彼はまた、初めからここにいた赤い人たちを苦しめていた心の歪んだ人びとをひとつに集める。
彼が目的とする人を捜し出す時は、その人の生活の仕方を見ることになる。
髪型で判断するかもしれない。
ホピには特別なヘア・スタイルがあるからだ。
あるいは、どういう村の作りになっているか、そしてどんな住まいで暮らしているかで、彼は判断されるかもしれない。
彼こそが、わしらを浄化するであろう唯一のおかたなのだ。
赤に象徴される人に使われるこの浄化をもたらすおかたは、太陽とメハの助けを受けて、それまでホピの生き方、つまり、この地球の上における本当の生き方を邪魔してきた心のねじ曲がった人びとを、まるで雑草でも引き抜くかのように取り除く。
心のねじ曲がっていた者はその時、呆気なく首を切り取られ、二度と喋ることができなくされてしまうだろう。
これは、すべての正しき人びとと、地球と、そしてその上で生きている一切の生命あるもののための、浄化となろう。
地球の病は癒されよう。
やがて母なる地球の上には再び花が一面に咲き乱れるようになるだろう。
それ以後長いこと、人びとはかたくひとつに結ばれて、やがて平和と調和が全員にもたらされよう。
だが、もし仮にこれが具体的なかたちで実現されなければ、ホピをホピたらしめている伝統的なアイデンティティーそのものが、バハンナの圧力を受けてたちまち消し去られてしまう。
白人の影響、白人の宗教、そしてわれわれの聖なる土地の消失を通して、ホピもまた消滅する。
それが、この世界の夜明けからグレイトスピリットの口を通して語られてきた宇宙の計画(ユニバーサル・プラン)だ。
このことをしかと心に留めた上で、わしはひとりのホピとして、いかなる国に対しても戦いを挑むようなことはしない。
もしそんなことをしたら、浄化する者はわしをたちまち見つけだし、戦をしたことの罪で、罰するに違いない。
わしはホピである。
ホピであるからこそ、わしは戦のために自分の子供たちをわざわざ海の向こうまで送るようなことはしない。
子供たちがどうしてもそうしたいと望むなら、それを止める権利はこちらにはない。
彼らが戦うなら、彼らはもはやホピではないというだけの話だ。
わしは太陽一族(サン・クラン)の人間である。
もとより、太陽はあらゆる生きとし生けるものたちの父親であるから、わしは自分の子供たちがいとおしくてならない。
彼らがもしわしの言っていることのなんたるかを覚るなら、この世界を救うためにも、彼らはわしに力を貸さなくてはならない。
そもそもホピが地球のこちら側に置かれたのは、その宗教儀式を通じて、まさにこの土地の面倒をみるためだった。
それはちょうど、ほかの種族の人びとが、この地球のどこかに、それぞれの道に従って自分たちに与えられた大地の世話をするために置かれているのとよく似ている。
わしらは共に手を携えて、この世界のバランスを保ち、規則正しく地球を回し続けてきた。
仮にホピの国が消え去るとしたら、地球の動きはエキセントリックなものとなり、水が大地をのみこんだあげく、人々は滅び去ることになろう。
そして、洪水の後にはおそらくひとりの男とひとりの女だけが取り残される。
そしてこの二人が新しい生活を始めることになるのだ。


わしらは知っているのだ。
必ずある人たちが、この浄化を遂行するための特別な任務をまかされることを。
これは宇宙の計画(ユニバーサル・プラン)であり、創造の始まりからあらかじめ決められていることだ。
わしらに浄化をもたらすもののことを、わしらは絶えず尊敬し待ち望んでいる。
たとえ大陸が異なっても、この世界のいたるところにある岩に描かれた絵文字の中に、宇宙の計画(ユニバーサル・プラン)が記されてある。
もし世界中の人たちがこのことを知れば、わしらはきっとひとつになれるはずだ。
であるからこそ、なんとしてもどうかこの言葉を広く世界に知らしめていただきたい。
そうすることで、約束されている人たちの仕事もすみやかにかたがつき、ホピも浄化されて、わしらのこの生命の道、ウェイ・オブ・ライフの邪魔をしている者たちも、取り除かれることだろう。
ここまでわしは語ってきた。
願わくばこのメッセージが、この大地の隅ずみにまで拡がり、更に偉大なる水を越えて渡り、そこにいる分別ある人びとに、これらの「知恵」と「知」の言葉の本来伝えんとしているところのものをじっくりと考えていだけることを。
それこそがわしの望みだ。
なるほど人びとは様々なことについて各人各様の異なった意見を持っているかもしれない。
しかし、ホピの全生活がその上に乗っかっているこうした様々な信仰の性質上、おそらくひとりぐらいはわしらに同意してくれる者があるはずだと、わしは期待している。
もしかしたらそれは二人いるかもしれない。
仮に三人が同意してくれるなら、それだけでも何倍もの価値があるだろう。
わしは東の方、昇ってくる太陽に向かい、本当の白い兄弟がやって来てホピを浄化してくれることを、いつまでも祈り続ける。
わしの父であるユキウマはよくこう言った。
「この時代にリーダーを引き継ぐ者はおまえしかいない。
なぜならおまえは太陽一族(サン・クラン)に生を受けているからだ。
地球の人々すべての父親、それがおまえなのだ」と。
わしはまた、こうも言われた。
「何があっても屈服してはならない。
なぜなら、おまえこそが、最初のものであるからだ。
創造の初めから太陽は一切の生きているものたちの父親である。
仮に太陽一族(サン・クラン)であるおまえが屈服するようなことにでもなったら、その時こそ、地球上の生命はことごとく失われてしまうに違いない」と。
だから今、わしはしっかりと立っている。
どうかわしの伝えようとしていることの真意をくんでいただきたい。



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