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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

解読編CONCEPT

下つ巻 第32帖 (074)

 この道ひろめて金儲けしようとする臣民 沢山に出て来ますから、役員気をつけてください。役員の中にも出て来ます。金(かね)は要らないのです。金いるのは今しばらくです。生命は国にささげても金は自分のものと頑張っている臣民、気の毒出来ます。何もかも天地へ引き上げですと知らしてあること近づいて来ました。金がかたきの世が来ました。八月三日、一二


補足説明

東海アマチュア地震予知研究会

すなわち「金余りが金を滅ぼす!」のである。カネは広く平等に行き渡れば、ますます豊かになる。しかし一部だけに貯まれば、決して拡散せず、そこで腐敗崩壊を始めるのである。これが資本主義の究極の結末である。我々は近代資本主義の断末魔を目撃しているといってよい。 日本も世界も、カネの不均衡による経済破壊が進んでいる。大衆の生活は破壊されている。しかし資本家の資産はもっと破壊されている。阿鼻叫喚の地獄といってもよい。大衆にとっての1万円と、大金持ちにとっての1万円は意味が本質的に違う。大金持ちの1万円は掃除機で吸い取って捨ててしまう1円玉ゴミにしか見えないが、大衆の1万円は十日も命を支えてくれるお宝である。ホームレスにとって1万円あることは大きな希望だが、叶姉妹が1万円しかなければ自殺するだろう。大金持ちのセレブ生活を当たり前と感じている人たちは、資産の雪崩落ちる崩壊は恐怖であり、地獄である。 これらの本質は、大金持ちがますます自分の資産を増やそうとして、大衆に与えるべき金をけちったことにより、その資産を完全に崩壊させてしまったという喜劇なのである。誰が本当に地獄に堕ちているのか? しっかりと理解しよう。 貧しい大衆は、どんなに貧しくとも思いやり・助け合いと連帯という究極の武器を使って自分たちを救うことができる。しかし、大金持ちたちは、他人を蹴落として自分だけが良い目に合いたいと思う利己主義に毒されていて、決して他人と団結することができない。だから究極の地獄を味わった後に、滅び去るのである。 これから我々は路傍に多くの餓死・凍死死体を見ることだろう。しかし、その後に、大金持ちたちの悲惨な地獄、絶滅を見ることだろう。彼らは決して生き残れない。団結・連帯という武器を自ら放棄してしまったからだ。


年月日

 昭和十九年八月三日
 旧六月十五日(1944年)
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ひふみ神示解読