本文へスキップ

フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

解読編CONCEPT

天つ巻 第26帖 (133)

 アメのひつ九の神と申しても一柱だけではないのです。臣民のお役所のようなものと心得てください。太陽(ミロク)を支える一柱でもあるのです。
 太陽(ミロク)はオホカムツミノ神(もも いちたろう)とも現われるのです。時により所によってはオホカムツミノ神として祀ってください。青人草の苦瀬(うきせ)をなおしてやります。
 天明は神示(ふで)を書かす御役であります。九月十一日、ひつ九


補足説明

「オホカムツミ」とは

「出雲神話」からの引用です。

 『霊峰白山とともに(http://hakusan1.jugem.jp/?page=1&month=200905)』
 さて、オホカムツミは黄泉国と現世の境にある桃の木として神話に出てくる。黄泉軍に追いかけられて逃げたイザナキが桃三つを投げると、鬼がことごとく退散したというので、イザナキが桃の木に「オホカムツミ」と名付けた。

白山奥宮に向かう途中に「青石」と呼ばれる岩があり、地上界と天上界を分かつ磐座とされている。そこより先へ登山道を進むと高天原〜奥宮に至る。こんな高山にあってはコケモモはあっても、桃の木はない。しかもコケモモの実は小粒だ。まともに考えるよりは、桃ではなく、数霊「百(もも)」の威力で鬼を追い払ったという話なんだろう。

『3『記紀』が伝える出雲神話(2)冥府下りと三貴神生み 八咫烏(ヤタガラス)陰陽道宗家賀茂一族の系譜
 http://yatagarasu33.jugem.jp/?eid=31)』
 イザナギは魔除けの髪飾りや櫛を投げつけ、十拳剣を振り回しながら必死
に逃げた。そして黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)というところで追いつかれそうにな
ったが、そこに生える桃の実を投げつけて、無事に追っ手から逃れることが
出来た。

 この時この桃に、もし世の人々が苦しみ窮地に立った時には、自分を助け
たように、人々を救うよう頼み、「オホカムツミ」と名づけた。
 <桃は古代から邪気を払う力があると信じられ、後世の桃太郎の話もこの信仰からきている。救世主「オホカムツミ」の正体は追って明かしていく。>


「青人草」についての参照
 一二三神示 053 より
 青人草と申すのは草木の心のように素直な民のことです。

年月日

 昭和十九年九月十日
 旧七月二十三日(1944年)
⇒ 次のページへ

バナースペース

ひふみ神示解読