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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

解読編CONCEPT

雨の巻 第09帖 (343)

 神の智と学の智とは始は紙一重でありますが、先に行く程どうしようもない差が出来て来て天地の差となります。 太陽(ミロク)【 の神】の薬のやり方は 悪の神サタンの毒のやり方となります。(やり方は同じでも薬と毒の違いなので、天地の違いとなる。)
 太陽(ミロク)の御用をするのが人の御用です。人の御用は太陽(ミロク)の御用であるはずなのですが、今の臣民は 太陽(ミロク)の御用するのと人の御用するのと二つに分けていますが、見苦しき者にはこれからは御用致させない事にきまりましたから注意しておきます。何事も順正しくやって下さい。神は順であるのです。順乱れた所には神の能(はたらき)は現われません。
 何もしないでいて、よき事ばかり待っていると物事が後戻りになります。太陽(ミロク)の道には後戻りはないと申してあるでしょう。心得なさいよ。太陽(ミロク)原理【一(ハジメ)の火】が 消えているではないですか、まだ判りませんか、都会へ都会へと人間の作った火に集まる蛾(が)の様な心では今度の御用は出来はしません。表面(うわつら)飾ってまことのない教えの所へは人が集まるのですが。誠の道を伝える所へは臣民はなかなか集まりません。見ておりなさいよ、幾ら人が少なくても見事なことを致して御目にかけます。縁ある者は一時に神が引寄せると申してあるでしょう。人間心で心配しないでください。
 目眩(めまひ)する人も出て来ます。失神するような人も沢山に出来て来ます。
 「都市攻撃」の後は行けども行けども白骨ばかりと申してあるでしょう。今のどさくさにまぎれて悪魔はまだえらい仕組を致して上にあがる(支配する)のですが、上にあがり(支配し)きらない内にぐれんです。せめて三日天下が取れたら見物であるのですが、こうなることは世の元から判っていますから もう無茶な事は許しません。
 軽い者程 上に上に上がって来ます。仕組通りなっているのですから臣民は心配しないでください。
 今度 太陽(ミロク)の帳面から除かれたら永遠に世に出る事は出来ないのですから、近慾に目がくらんで せっかくのお恵みをはずしてはいけません。太陽(ミロク)は 注意しておきます。
 人の苦しみを見てそれ見た事かと申す様な守護神に使われていると気の毒なことが出来ます。世を建替えて先の判る世と致すのですよ。太陽(ミロク)の恵みによる三つの主要な情報である三エスの神宝(かんだから)と、月人の指導により人類の文明にもたらされた3S(スリーエス)の神宝とがあります。毒と薬でうらはらであるのです。
 太陽(ミロク)の神力による情報と、現代文明の学問的知識などを用いて五分と五分で説明しては力が出ません。四と六、六と四、三と七、七と三という様にどちらかを優先的にして説明しないと力が生れないのです。力が生れますからその様に説明すると、一方を優先するため細かいところで意見の食い違いなどのカス出来るのですからそれを掃除するのが太陽(ミロク)の大切な仕事です、人民もカスの掃除をする事は 大切な御役なのです。毒と薬と薬と毒で説明するのであります。搗(つ)きまぜて こねまぜて天晴(あっぱれ)此の世の宝と致す仕組です。判りましたか。
 現代の人は一方の3S(現代文明の学問的知識)より他に判りませんから、人民は 何時も悪に落ち込むのです。此の道は中行く道と申して知らしてあるでしょう。
 太陽(ミロク)原理を説明する内容が人民の理解力を超えて【力が余って】はならず、人民の学力に劣って【力足らんで】はならずなのです。
 しっかりと手を握るように説明してじっと待っていて下さいよ。誠の教ばかりでは何もならないのです。皆に対して誠の行(オコナイ)が出来ないと太陽(ミロク)の此の道は開けません。理屈を言ってはいけません。幾ら理屈が立派であっても人に理解させるという行(オコナイ)が出来ねば悪なのです。此の世の事は人民の心次第で決まるのですよ。
 十一月二十七日、ひつくのか三。


年月日

 昭和二十年十一月二十七日
 旧十月二十三日(1945年)
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