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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

解読編CONCEPT

紫金の巻 第12帖 (142)

  ヨコの十の動きがクラゲナスタダヨヘルであり、タテの十の動きがウマシアシカビヒコジであるぞ、十と十と交わり和して百となり九十九と動くのぞ。過去も未来も霊界にはない、「今」があるのみ、これを中今(ナカイマ)と申すぞよ。竜宮の乙姫殿、日の出の神殿、岩の神殿、荒の神殿、風の神殿、雨の神殿、暗剣殿、地震の神殿、金神殿の九柱なり、総大将は国常立大神なり、このこと判りて下されよ、教はなくなるぞ、元の道が光り輝くぞ、これを惟神(かんながら)の道と申すぞ。
『終末と太陽の検証サイト』より

平易意訳

ヨコの十の動きがクラゲナスタダヨヘルです。
{「国稚如浮脂」の言い換えが、和語のクラゲナスタダヨヘル(海月のように海面を漂っている)であり、}
タテの十の動きがウマシアシカビヒコジです。
{「如葦牙因萌騰之物」の言い換えがウマシアシカビヒコヂ(立派な葦の芽の男神の意)という神名になっている}
十と十の交わり和して百となり九十九と動くのです。
過去も未来も霊界にはありません。
「今」であるのみ、これを中今と云います。
竜宮の乙姫殿、日の出の神様、岩の神殿、荒の神殿、風の神殿、雨の神殿、暗劔殿、地震の神殿、金神殿の九柱なり、総大将は 国常立大神です。
このこと理解して下さい。
宗教などの教は 無くなります。
そして、元の道が光り輝くことになります。
これを惟神(神ながら)の道というのです。

解説と補足説明

太陽さん

岩戸開きを横からみた姿は十柱のパラメ-タ・パタ-ンの動きの姿をしていて、海月(くらげ)のように海面を漂っているような心許ない動きを云います。(ダイナミックな動的な動き)岩戸開きを縦からみた姿は十柱のパラメ-タ・パタ-ンの動きの姿をしていて、立派な葦の芽の男神(根が生えた様なかくこたる姿)のように見えます。(スタ-テックな静的な動き)この「十柱のダイナミックな動的な動きのパタ-ン」と「十柱のスタ-テックな静的な動きのパタ-ンの姿や動きが交わり和して十*十=百の動的*静的なパタ-ンの組合せとなり国常立大神と国常立大神の組合せの一パタ-ンを除く九十九の動的*静的なパタ-ンの姿をして動くのです。(竜宮の乙姫*日の出の神、岩の神*風の神・・・・・・などの組合せの自然~社会現象となってあらわれる。)
過去も未来も霊界にはありません。「今」しかないのです。これを中今と云います。従って、これらの九十九の動的*静的なパタ-ンは本来地上界では時系列的に見えますが、霊界の神々には過去も未来もなく今のみしかありませんから、九十九の動的*静的なパタ-ンが一枚の平面的な曼陀羅のように見えるのです。言い換えれば、今の霊界では地上界の未来と今と過去が同時に一枚の姿図となって見えるのです。


さて、そこでこれらの十柱の動的*静的なパタ-ンを司る神々を説明しておきます。
岩戸開きには 十柱の神々が働きます。
総大将は 国常立大神です。
部下の神々は 九柱でつぎの通りです。

竜宮の乙姫殿~玉依姫の神様(たまよりひめのかみさま)
日の出の神様~ひのでの神とは彦火々出見神(ひこほほでみのかみ)
岩の神殿~いわなかひめの神、いわとわけの神
荒の神殿~大雷のをの神(おおいかづちのをのかみ)、わきいかづちおの神
風の神殿~しなどひこの神、しなどひめの神
雨の神殿~あめのみくまりの神、くにのみくまりの神
暗劔の神殿~人類の破滅・滅亡の神
地震の神殿~武甕槌神(たけみかづちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)々
金神殿~金かつかねの神(きんかつかねのかみ)、

御三体の大神様~
天之御中主神様(あめのみなかぬしのかみさま)、
高皇産霊神様(たかみむすびのかみさま)、
神皇産霊神様(かみむすびのかみさま)、
伊邪那岐神様(いざなぎのかみさま)、
伊邪那美神様(いざなみのかみさま)、つきさかきむかつひめの神様で御座るぞ。

木の神~
木花開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)、
火の神~
わかひめきみの神


愈々の大建替~今度の仕組は元のキの生き神でないとわからんぞ、中津代からの神々様では出来ない、わからん深い仕組ざぞ

step1--先づ御活動ぞ。
国常立の大神様、
豊雲野の大神様、
金の神様、
竜宮の乙姫様、
step2--キリギリとなりて
岩の神、
雨の神、
風の神、
荒の神様
step3--次に
地震の神様


天の神も地の神もなきものにいたして、好き勝手な世に致して、偽者の天の神、地の神つくりてわれがよけらよいと申して、我よしの世にしてしまふてゐた事 少しは判って来たであらうがな。
愈々のまことの先祖の、世の元からの生神、生き通しの神々様、雨の神、風の神、岩の神、荒の神、地震の神ぞ、スクリと現れなさりて、生き通しの荒神様 引連れて御活動に移ったのであるから、もうちともまたれん事になったぞ、


これらの神々の司る働きを理解してください。 (自然~社会現象となつて現れる現象を研究して理解してください。皆さんが、現実にやっている検討・研究を意味します。)そうすれば、宗教などの教は無くなりますし、元の道が光り輝くことになります。これを惟神(神ながら)の道というのです。

『 ・・・・・・・・・略・・・・・・・・・・・・竜宮の乙姫殿、日の出の神殿、岩の神殿、荒の神殿、風の神殿、雨の神殿、暗剣殿、地震の神殿、金神殿の九柱なり、総大将は国常立大神なり、このこと判りて下さい、(宗教などの)教は無くなります、元の道が光り輝くぞ、これを惟神(かんながら)の道と言うのです。 』
の「暗剣」について調べてみました。暗剣神では見つからないのですが、易で「暗剣殺」がありました。この「易の暗剣殺」を司るのが、暗剣神となります。そこで、易での「暗剣殺」を調べてみると、「この神にかかると大凶で大変なことになるようです。」

「暗剣殺とは五黄星在座の対中(#向かい側の方位)であって、年の暗剣は勿論、月の暗剣と雖も方位上最も恐るべき大殺神である。如何なる人が如何なる事情でこれを犯しても滅亡は断じて免れない。」とありますので、人類の滅亡を誘う神をもつれて十柱の神々は現れるとと説明していることになります。暗剣殺と同じようなもので、五黄殺があります。この違いは暗剣殺が自身と関係なく他者によってもたらされるもので、五黄殺は自身に原因によってもたらされるものであるようです。

http://www.kosyokan.com/6kyouf.htm
http://www.kosyokan.com/6kyou2.htm


ロックさん

 " クラゲナスタダヨヘル " " ウマシアシカビヒコジ " をミロクと太陽のこととしました。
 竜宮の乙姫殿からの九柱の神は、事象の登場人物ともいえるような存在かと思いますが、暗剣殿とは、剣のみなら戦のような印象がしますが、暗剣と聞くと何やら暗殺めいた感じもいたします。諸世紀などに出ているローマ法王などの暗殺のことでしょうか。
 まず竜宮の乙姫が現われて、太陽が報われ日の出の神としてミロクとリンクする形となる。
そして、岩の神は大地の神でもあるので、何らかの局地的な地震などが起き、国は荒れることになり、そこに風、雨などが降り注ぎ、その時などの対応により隠してきた事がバレて法王などが暗殺される、そして地震が世界全土において大規模に発生する展開を得て、金神が現われる。
 中今の事が書かれているので、総大将の国常立大神(アメノヒツクの神?)が事象を読んで作り上げたシナリオの順番かもとも思いました。まず乙姫登場からシナリオを練って事象を組み込んだのならそうかとも思いました。
 神がそれを当てはめるかわかりませんが、マーチングなどで動きや隊列を決める際に、作りたい動きがあったときにまず作りたい形を作ってから、巻き戻しをするがごとく逆に作っていくと、実際に隊列を動かした時に、見ている側からは次に何がくるか読みにくい形になってその動きなどが音楽とうまくはまれば、とても効果的になります。それと似たような動きをしているかもしれません。中今という記述を受け取れば仕込むのは時間の概念のない方がたですから、リアルタイムでそれは行われていて変化を常に続けているのかもしれないと思いました。

" クラゲナスタダヨヘル " " ウマシアシカビヒコジ " については両者はワンセットという考え方が主流のようです。
http://homepage1.nifty.com/miuras-tiger/sub2-r.html

年月日

昭和三十六年

バナースペース

ひふみ神示解読