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一二三神示
「天地の真理を書き知らせます。」
この巻はしろかねの巻。
天国だ、霊国だ、地獄だ、浄土だ、穢土だと人民は言っていますが、そんな分けへだてはないのですよ。
時、所、位に応じて色々に説き聞かせてあるのですが、時節が到来したので、まこと(真)の天地のことわり(理)を書き知らせます。
三千の世界の中の一つがそなた達の世界なのです。
この世も亦三千に分れ、更に五千に分れているのです。
ゆえに、このほう太陽(ミロク)を五千の山にまつれと云ってあるでしょう。
今の人民の知り得る世界はその中の八つなのです。
人民のタネによっては七つしか分らないのです。
人民達は太陽(ミロク)の仕組【日の光】を七つと思っているようですが、八であり、九であり、十であるのです。
人民では六つか七つにしか分けられないでしょうが。
以前の帖で「イワトがひらけると更に九、十となります。【かくしてある一厘の仕組、九十の経綸、成就した暁には何も彼も判る】」と云ってあるでしょう。
八つの世界とは、 、 、 、ア、オ、ウ、エ、イ なのです。
八は固、七は液、六は気、五はキ、四は霊の固、三は霊の液、二は霊の気、一は霊のキ、と考えてよいのです。
キとは気より更に内奥の気であります。
その他に逆の力があります。
九と十の世界のことです。
その上に又霊の更に内奥の霊の個(天神)から世界は始まっているのですが、それはムの世界、無限の世界と心得なさい。
霊界に入って行けば、その一部は知れるのですが、皆直ちには判らないのです。
判らないことは判らないということを、わからねば(認めねば)ならないと云ってあるでしょう。
天が、息吹けば、地が、息吹くと云ってあるでしょう。
このことをよくわきまえなさい。
地の規則が、天の規則となることがあると云って知らしてあるでしょう。
この大切なことを忘れてはいけません。
(判るように例えて云うならば、)
思い【おもい】の世界が天です。
肉【にく】の世界が地です。
思いは肉体と一つです。
「思い」と「肉体」は二つです。
「思い」と「肉体」が和して三つです。
おもいが起って肉体が動きます。
肉体が動いておもいが動くこともあるのです。
生れ赤児の心になってこの説明を聞いて下さい。
何も彼も、ハッキリと世界がうつるようになります。
地上の文明は2元論である「陰と陽」、「右と左」、「上と下」、「前と後」、「男と女」と考えているのですが、悪神の仕組【タカミムスヒ】と神の仕組【カミムスヒ】と考えているのですが、別の中心の仕組である太陽(ミロク)の仕組【ミナカヌシ】が、現われるのです。
、 、 、 、 、 、 、 、卍、、、、の神の働きを示す形をよく見て下さいよ。
一つにまとまっている「一」であり、内と外・縦と横の様に「二」であり、さらに中心と和すことを加えると「三」であるでしょう。
「三」が道だと云ってあるでしょう。
陰陽二元ではないですよ。
三元なのです。
三つであるのです。
中心の光【ゝ】が なくてはなりません。
太陽(ミロク)原理【ゝ】 にもかくれた 仕組【ゝ】 と現われた仕組【ゝ】 とがあるのです。
このこと先づ心得て下さいよ。
そなた達は父と母と二人から生れ出たのですか。
そうではないでしょう。
そなた自身を加えた三人の原因から生れ出ていることは判るでしょう。
どの世界にも人が住んでいるのです。
の中に があり、その中に又 があり、限りないのだと知らせてあるでしょう。
そなた達の中に又人がいて限りないのです。
このほう太陽(ミロク)は人民の中にいると知らせてあるでしょう。
そなた達も八人、または十人の人によって生きているのです。
又そなた達は太陽(ミロク)を継ぐ人【十二人】でもあるので、神ミロクと一柱ずつのミロクを守護する神を合わせて十二人の恩恵があるのです。(この度の岩戸開きの為の特別の配慮です。)
守護神というのは心のそなた達のことですが、段々変るのです。
自分と自分と和合せよと申すのは、八人十人のそなた達が和合することです。
それを改心というのです。
和合した姿を善というのです。
今迄の宗教は肉体を悪といって、心を善といって、肉体をおろそかにしていましたが、それが間違いであることを合点しましたか。
一切がよいのだと云うこと合点ですか。
地獄のないこと合点ですか。
悪を抱き参らせよと云ってあることも、これで合点ですか。
合点ですねぇ。
各々の世界の人がその世界の神なのですよ。
この世ではそなた達が神なのです。
あの世では、そなた達の心を肉体としての人がいるのです。
それがカミと言っているものです。
あの世の人をこの世から見ると神ですが、その上の存在から見ると人なのです。
あの世の上の世では神の心を肉体として神がいますのであって限りないのです。
裏からいえば、神様の神様は人間様です。
心の守護神は肉体だと云ってあるでしょう。
肉体が心を守っているのですが、だといって肉体が主人顔してはならないのです。
肉体は何処迄も下にいて従うのです。
順を乱すと悪となります。
生れ赤児をふみこえ、更に生れ赤児になってこのことを聞いて下さい。
そなた達の本尊は八枚十枚の衣着ているのです。
死と云うことは、その衣を、上からぬぐことです。
ぬぐと中から出て来て又八枚十枚の衣をつけるようになっているのです。
なぜ外(衣)が内(本尊)に従うのかが判るように説明しているのです。
取違いしないようにしてください。
天から気が地に降って、ものが生命し、その地の生命の気が又天に反影するのですが、まだまだ地には凸凹があるから、気が天にかえらずに横にそれることがあります。
その横の気の世界を幽界というのです。
幽界は地で曲げられた気のつくり出したところです。
地獄ではありません。
(十二月十四日)