月光の巻 第36帖 (823)
行は、世界中の行であるこの度の岩戸開きは、誰一人のがれるわけには行かないのです。
めぐり果たしたものから、うれしうれしになる仕組です。
そなたの心配 一応は無理もないのですが、何処で、どんなことをしていても、みたまが磨けてさえ居れば、心配なくなります。
心配するのは、磨けて居ない証拠です。
そなたはものに不足するとこぼしておられますが、ものに不足するのは、心に足らぬ所があるからです。
心が至れば ものも至ります。
何ごとも神ミロクの云う通りに素直にしなさいよ。
素直は結構ですねぇ。
年月日
- 昭和三十四年二月一日
- 旧十二月二十四日(1959年)