月光の巻 第39帖 (826)
何ごとが起ってきてもそなたは先ずよろこびなさい。
それが苦しいことでも、かなしいことでも喜んで迎えなさい。
喜ぶ心は喜びを生むのです。
人民がよろこべば神ミロクがよろこぶのですと云ってあるでしょう。そうなれば天地がはれるのです。
輝くのです。
そなたは先ばかり見ています。
しかし足で歩くのです。
足もとに気をつけねばならないのです。
そなたは自分ひとりで勝手に苦しんでいるのですが、みなが太陽(ミロク)の許に集まり仲よく相談しなさい。
相談は結構ですねぇ。
相談して、悪いことは注意し合って進んで下さい。
年月日
- 昭和三十四年二月十日
- 旧一月三日(1959年)