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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三021

上つ巻 第21帖 (021)

 世の元の大神(かみ)の仕組といふものは、神々にも分らん仕組であるぞ、この仕組 分りてはならず分らねばならず、なかなかに六ヶ敷い仕組であるぞ、知らしてやりたいなれど、知らしてならん仕組ぞ。外国がいくら攻めて来るとも、世界の神々がいくら寄せて来るとも、ぎりぎりになりたら神の元の神の神力出して岩戸開いて一つの王で治める神のまことの世に致すのであるから、神は心配ないなれど、ついて来れる臣民 少ないから、早う掃除して呉れと申すのぞ、掃除すれば何事も、ハッキリと映りて楽なことになるから、早う神の申すやうして呉れよ。今度はとことはに変らぬ世に致すのざから、世の元の大神でないと分らん仕組ざ。洗濯できた臣民から手柄立てさしてうれしうれしの世に致すから、神が臣民にお礼申すから、一切ごもく捨てて、早う神の申すこと聞いて呉れよ。因縁の身魂は何うしても改心せねばならんのざから、早う改心せよ、おそい改心なかなか六ヶ敷ぞ。神は帳面につける様に何事も見通しざから、神の帳面 間違ひないから、神の申す通りに、分らんことも神の申す通りに従ひて呉れよ。初めつらいなれど だんだん分りて来るから、よく言うこと聞いて呉れよ、外国から攻めて来て日本の国丸つぶれといふところで、元の神の神力出して世を建てるから、臣民の心も同じぞ、江戸も昔のやうになるぞ、神の身体から息出来ぬ様にしてゐるが、今に元のままにせなならんことになるぞ。富士から三十里四里離れた所へ祀りて呉れよ、富士にも祀りて呉れよ、富士はいよいよ動くから、それが済むまでは三十里離れた所へ、仮に祀りて置いて呉れよ。富士は神の山ざ、いつ火を噴くか分らんぞ、神は噴かん積りでも、いよいよとなれば噴かなならんことがあるから、それまでは離れた所へ祀りて呉れよ、神はかまはねど、臣民の肉体 大切なから、肉体もなくてはならんから、さうして祀りて呉れ。まつりまつり結構。六月の二十八日、ひつ九のか三
平易意訳

 世の元の大神(かみ)の仕組というものは、神々にも分らない仕組です。この仕組は 分かってはならない極秘のものですが、心では分らねばならない、なかなかに六かしい仕組なのです。知らしてやりたいのですが、知らしてはならない仕組です。
 神サタン派の国【外国】がいくら攻めて来るとも、この度の岩戸開きに参集する世界の神々がいくら寄せて来るとも、ぎりぎりになったら神ミロクの元の大天使の神力を出して岩戸を開いて一つの王(太陽)で治める神のまことの世に致すのであるから、神ミロクは心配ないのですが、ついて来れる臣民が 少ないから、早く身魂を掃除してくださいと云うのです。掃除すれば何事も解り、ハッキリと映って楽なことになるのですから、早く神示の云うような方法で掃除してください。
 今度は永遠に変らない世に致すのですから、世の元の大神でないと分らない仕組なのです。
 洗濯できた臣民から手柄立てさせてうれしうれしの世に致しますから、神が臣民にお礼を言いますから、一切のごもくを捨てて、早く神の云うことを聞いてください。
 因縁の身魂は何うしても改心せねばならないのですから、早く改心しなさい。おそい改心ではなかなか六かしいのです。
 神は帳面をにつける様に何事も見通しですから、神の帳面 間違いないですから、神の云う通りに、分らないことも神の云う通りに従ってください。
 初めつらいのですが だんだん価値が分って来ますから、よく言うことを聞いてください。神サタン派の国【外国】から攻めて来て 太陽派の国【日本の国】が丸つぶれというところで、元の神ミロクの神力を出して世を建てますから、臣民の心も建て直す点は同じです、江戸もコンクリートジャングルでなくなり昔のようになるのです。神の身体から息出来ない様にしていますが、今に元のままにせねばならないことになるのです。
 富士から三十里四里離れた所へ祀ってください。富士にも祀ってください。富士はいよいよ動きますから、それが済むまでは三十里離れた所へ、仮に祀って置いてください。
 富士は神の山です。いつ火を噴くか分りません。神は噴かない積りでも、いよいよとなれば噴かねばならないことがありますから、それまでは離れた所へ祀ってください。神ミロクはかまわないのですが、臣民の肉体 も大切ですから、肉体もなくてはなりませんから、そうして祀ってください。
 まつりまつり結構。六月の二十八日、ひつ九のか三


解説と補足説明

http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/sunmoon/123_01_up/up_01_021.htm
より
氷治氏

注目すべきは{岩戸開いて一つの王で治める神の真の世に致すのです。}の箇所で、岩戸開きで神の世にするわけですが、神の世にするのであれば「一つの王で治める」というより「一つの神で治める」の表現のほうが順当です。ところが、ここではわざわざ「一つの王で治める」と表現して「肉体をもった人民」であることを記載しています。この点は「諸世紀」でも、一人の王という表現がありますので、共通するところがあります。また、{外国から攻めて来て日本の国が丸つぶれといふところで、元の神の神力出して世を建ます。臣民の心も同じです。江戸も一度は原っぱになりますが昔のやうになります。}から、江戸とは世界中の都市の代表的な総称ですから、全ての都市が人が住めないような所になることを説明していますし、それが復興することも説明しています。

なお、{富士は神の山です。いつ火を噴くか分りません。}とありますので、開始の合図はどうやら富士の噴火にあるように思えます。最後の方からは人民の中の臣民については助けるつもりであることを記載していますので、身魂を磨くことが肝要のようです。

ロックさん

富士山の噴火は岩戸開きの合図になるようですが、富士山周辺の地域、関東から東海の地域ではある程度の事情を理解し神を祀って動向に注目しておかないと大変なようです。


年月日

昭和十九年六月二十八日
旧五月八日(1944年)

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