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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三077

下つ巻 第35帖 (077)

 何もかも持ちつ持たれつであるぞ、臣民喜べば神()も喜ぶぞ、金(きん)では世は治まらんと申してあるのに まだ金追うてゐる見苦しい臣民ばかり、金は世をつぶす本ぞ、臣民、世界の草木まで喜ぶやり方は の光のやり方ぞ。臣民の生命も長うなるぞ、てんし様は生き通しになるぞ、御玉体(おからだ)のままに神界に入られ、またこの世に出られる様になるぞ、死のないてんし様になるのぞ、それには今のやうな臣民のやり方ではならんぞ、今のやり方ではてんし様に罪ばかりお着せしてゐるのざから、この位 不忠なことないぞ、それでもてんし様はおゆるしになり、位までつけて下さるのぞ、このことよく改心して、一時(ひととき)も早く忠義の臣民となりて呉れよ。八月の三日、ひつ九の
平易意訳

 何もかも持ちつ持たれつです。臣民喜べば太陽達も喜びます。金(きん)では世は治まらんと申してあるのに まだ金追っている見苦しい臣民ばかり。金は世をつぶす本です。臣民、世界の草木まで喜ぶやり方は の光(太陽ミロクの光)のやり方です。
 岩戸が開いた後の世では、臣民の生命も長くなります。大天使(ミロク)様は生き通しになります。御玉体(おからだ)のままに神界に入られ、またこの世に出られる様になります。死のないてんし様になるのです。それには今のような臣民のやり方ではなりません。今のやり方では大天使(ミロク)様に罪ばかりお着せしているのですから、この位 不忠なことはないのです。それでも大天使(ミロク)様はおゆるしになり、位までつけて下さるのです。このことよく改心して、一時(ひととき)も早く忠義の臣民となってください。
 八月の三日、ひつ九の


解説と補足説明

  • yuru63:2014/01/02
     新年おめでとうございます。
     日の出の神(太陽ミロク)をサポートする豊受(龍宮の乙姫)様、という構図があるようです。
     忠義の臣民とは豊受(龍宮の乙姫)様の働きに似た活動をされる者達なのでしょうか。
     次の記事にある「豊受姫と一緒に七姫の天女が居られた」という伝説と、七七七…と伝わる臣民の働きの仕組とが重なって解釈されたのです。
    ーーーーーーーー
    http://kamikotokai-b.jugem.jp/?eid=275
    より引用

     ーーー
    今の世は第七の世と言います。次ぎに来る「みろくの世」とは第八の世です。そこに「56億7千万」の意味が秘められるわけです。その時、豊受様と並んで居られた男神と豊受様の二柱の神が、新伊弉諾・新伊弉冉尊の役どころに御出世されるところまでは掴めていたのですが、この男神の方がいったい誰なのかさっぱり解らなかったのです。
    だが、前々回の記事に「みろく魂」分割による瑞霊(素戔嗚尊)と厳霊(日之出神)で、私もやっと意味が解りました。豊受様と並んで居られた男神が「日之出」の神と呼ばれる真性天照太御神だったのです。それで豊受様が言われたところの、自分は天照太御神の妻神の謎が解けました。
    これが、大本教で盛んに宣伝された「日之出神(真性天照太御神)と龍宮の乙姫(豊受姫)」の揃い踏みだったのです。私は数体の豊受様が横一列に並ばれて、真ん中の御本社の豊受様以外は、全て龍宮の乙姫姿で出てこられた時、こんなに龍宮の乙姫様とは多いのかとびっくりしました。それで世界各地日本各地に龍宮城と呼ばれる場所があるのです。が、その真ん中が豊受様???。
    乙姫と呼ばれるのは丹後における豊受伝説でも解る様に、その時に豊受姫と一緒に七姫の天女が居られたあるように複数形です。何人者の方が自分は乙姫だと名乗られたとしても、それはニセ者と言うことにはならないのです。その乙姫の代表格が伊勢外宮の「豊受」様となるわけです。ただ、その時に一緒だったとされた他の乙姫様はいったい誰であったのかまでは判明しないのです。

    豊受様が伊勢に行く前まで居られたする丹波国一宮の元伊勢籠神社は、籠の字に「龍」があることでも解る様に、その沖の冠島は国常立尊が隠れられた島と言われ、この冠島そのものが「龍宮」と呼ばれていたところです。このことに意外と気づいていない方が多いようです。
    私は豊受様が朱色の「龍船」に乗って大海原を走っている霊的光景を見させられて、どこに行かれるのかとその光景を見ていましたら、どうもフィリピン沖にある南沙諸島に向かって龍船を走らせておられる様子。その後、ある霊能力がある方が龍宮城は南沙諸島にあると言っておられまして、南沙諸島にも龍宮城があるのかと思ったしだいです。龍宮城は沖縄にあると言われる方達があっても何の不思議もありません。一ヶ所ではないからです。
    大本教の出口王仁三郎聖師は綾部は「陸の龍宮城」とも言われていますが、綾部から冠島までの龍道も存在しています。

    で、日之出神(真性天照太御神様)が隠れた磐屋とは?。

    地球地上神界にとって重要な「核」は天上界にあるのではなくて、この地の中に存在しています。一部で「天の火」と「地の火」が言われますが、その地の火は地球上のどこかの地の中に霊的に存在するのです。
    天の火は天の長老達、一説には七人の長老と言われる方もあります。その七人の長老達が順番に天の火を守っているとも言われています。それに関しては拝火教(ゾロアスター教)にも書かれているようです。ただ、天の火に関しては天界での話であり、地球に居る私達に直接関係する話ではありません。この天の火は永遠に消えることはありません。消せないのです。消すと宇宙の終わりです。

    地の火に関して、通常的に考えればこの地球の核は太陽と同じ様に【原子核融合】を起こしているわけです。そうした太陽光と同様の火のことと思いがちなのですが、そうした核の火のことではなくて、よく宗教寺院で【聖なる火】を灯して火を絶やさないようにしているのと同じ意味合いの【聖なる火】のことです。
    私個人としては、その地の聖なる火が燃えている地下の場所への入口は大本教さんが所有している土地に関わっていると見ています。しかし、その土地を大本教さんが所有していようがしていまいが、その聖なる地の火を消すと地球は運行を止めて静止状態に入るであろうと見ています。そして、時間の停止です。

    そうした「聖なる地の火」を守っている霊的存在が在るのです。その場所を「九つ花の日之出城」と言います。その【聖なる地の火】を守っている神がそこを出てしまいますと、他にその「聖なる地を守るだけの神の存在が無ければ」、この地球は運行停止状態になってしまいます。
    無論、その聖なる地の火を守っているのは肉体を保有した私達人間ではありません。霊界と言う存在でもなく、天の長老と同様に高貴な「神」がその地の火を管理しておられるのです。それは【地球守護職】たる任務の神にもなります。その地の【聖なる地の火】をこれまで守っていた神を「日之出」神様と呼び、その状態が天の岩屋の中に隠れてしまわれた真性天照太御神の意味なのです。
    宮崎を始めとして日本各地にある天の岩戸神社もそうですが、そんな洞窟に天照太御神様は隠れておられたと思っている方は、神話に踊ったなのです。

    通常の【地球守護職】は素戔嗚尊様となりますが、地球の外側が素戔嗚尊様であり、地球の内側が日之出神(真性天照太御神)さんとなるのです。ですから、どちらも【地球守護職】であり、一つの玉を二つに分けた素戔嗚尊=日之出神(真性天照太御神)で、一部の方達であっても素戔嗚尊=天照太御神論は間違いではなかったのです。ただ、その働きとして瑞霊であったのか厳霊であるのかです。

    大本教の出口王仁三郎聖師が演じられた「変性女子・素戔嗚尊」と源日出雄の「日之出神」。そして、出口日出麿さんの「日之出」神と三代教主の直日さんを「龍宮の乙姫」とする夫婦演技。そして、出口家と「豊受」様との関係。すべてをつなげた演技なのです。

    みろく(緑色玉)を二つに割って、素戔嗚尊として今の世を閉めて、日之出神として第八の世で天晴れ真性天照太御神として世に現れる。これまで謎だった事柄がどんどん解けだして来ました。

    大本教神芝居、いよいよクライマックスに入ります。

    私は大本教の出口王仁三郎聖師が出された「ス」の神論と、大本教に在籍し出口なお開祖派で反出口王仁三郎聖師であった神道天行居の開祖となられた「友清歓真」さんに何故に「ラ」神論が降ろされたのかの意味。やっと解りました。
    男子と女子の喧嘩の意味が違っていたのです。

    華(花)を宣る。九つ花がないと意味が解らないのです。

    ス神の素戔嗚尊にラ神の日之出神

    大本教が出した「いろは」の終わりは「ス」で、九つ花は「ラ」となる。

    終わりを司る素戔嗚尊はみろく(369)世の真性天照太御神。
    大本教神諭と九つ花が無ければ意味は解けませんでした。


年月日

昭和十九年八月三日
 旧六月十五日(1944年)

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