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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三082

富士の巻 第02帖 (082)

 か一の八マに立ちて、一(ひ)れ二(ふ)りて祓ひて呉れよ、ひつくの神()に仕へている臣民、代る代るこの御役つとめて呉れよ。今は分かるまいなれど結構な御役ぞ。この神示(ふで)腹の中に入れて置いてくれと申すに、言ふ事きく臣民少ないが、今に後悔するのが、よく分りてゐるから神()はくどう気つけて置くのぞ、読めば読むほど神徳あるぞ、どんな事でも分かる様にしてあるぞ、言ふこときかねば一度は種だけにして、根も葉も枯らして仕まうて、この世の大掃除せねばならんから、種のある内に気つけて居れど、気つかねば気の毒出来るぞ。今度の祭典(まつり)御苦労でありたぞ、神界では神々様 大変の御喜びぞ、雨の神、風の神殿ことに御喜びになりたぞ。此の大掃除一応やんだと安緒する。この時、富士(二二)鳴門がひっくり返るぞ、天の道、地の道ぞ、ひっくり返るぞ、早やう改心して呉れよ。八月の十一日、 のひつくの
平易意訳

 カイの山(太陽達の姿が見れる文の山)に立って領巾(ひれ)を振って祓ってください。ひつくの神に仕えている臣民は、代る代るこの御役をつとめてください。
 今は分からないでしょうが結構な御役です。
 この神示(ふで)腹の中に入れて置いてくれと申していますが、言う事きく臣民少ないですが、今に後悔するのが、よく分っていますから神示の神はくどく気づかせて置くのです。読めば読むほど神徳があります。どんな事でも分かる様にしてあります。言うこときかねば一度は種だけ(神界に適う部分が身魂の種だけ)にして、今まで培ってきた根も葉も枯らして仕まって、この世の大掃除せねばなりませんから、神の姿と成長できる種のある内に気づかせて居りますが、気がつかねば気の毒出来ます。
 この度のまつり(太陽達の姿をまつること)御苦労でありました。神界では神々様 大変に御喜びです。あめの神は「風の神殿(サイト)」を大変に御喜びになられました。
 此の大掃除、一応やんだと安緒する。
 この時、富士(二二)鳴門がひっくり返ります。天の道、地の道です。ひっくり返る(反転世界・5次元~の世界へ行く)のです。早く改心してください。
 八月の十一日、 のひつくの


解説と補足説明

  • yuru63:2014/01/18
    甲斐の山では富士と逆さ富士が見れます。
    そこから、
    カイの山(か一の八マ)を
    富士と逆さ富士がみえる甲斐の山
    とし、
    富士(二二)を太陽達の世界を表すものとすれば、逆さ富士は 天の太陽達の世界 と推測できます。
    「ひふみ」では天界と地上世界の太陽達の姿を示されていることから、「ひふみ」などの予言書類を解読すること又は「終末と太陽の検証」のことを『カイの山に立ちて』と云っているのかもしれません。

    【甲斐の山でみる富士・逆さ富士の例】
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E3%81%95%E5%AF%8C%E5%A3%AB
    より引用。

    ーーー略ーーーー
    逆さ富士はその美しい姿から、古くより日本人に愛でられてきた。葛飾北斎は『富嶽三十六景』のうちの1図「甲州三坂水面」で甲斐国都留郡の河口湖に映る逆さ富士を描いている。また、太宰治は御坂峠から見られる逆さ富士の眺望を小説『富嶽百景』の中に描いている。
    ーーー略ーーーー
    冨嶽三十六景の逆さ富士[編集]

    葛飾北斎の冨嶽三十六景にある逆さ富士は、本体と山影の位置関係が点対称で回転を加えたようにずれており、しかも、本体の富士が夏の姿でありながら湖面の富士は雪を頂く冬の装いと、季節までもが対称をなす、凝った演出の幾何学的構図となっている。また、「三坂水面」との名があるが、実際に北斎が写し取ったのは御坂峠(みさかとうげ。現・山梨県笛吹市御坂 [1])からの展望であり、したがって視点は遥かに高い。そして、確かにその地点からの富士見の構図は手前の山との位置関係から平行四辺形の額縁的様相を呈していて、今も当時と同じように見ることができる。ただし、北斎画とは左右の関係が逆である。


    そして「ひれ」という言葉から、ヒメ(乙姫様と七体の姫)を想像させられますので、
    「領巾(ひれ)を振って」は、太陽達をサポートする行いと受け取れます。(一二三077解説参照)

    【ひれ】
    http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/188757/m0u/

    ひれ【領=巾/肩=巾】ツイートする Facebook にシェア 1 上代、害虫・毒蛇などを追い払う呪力を持つと信じられた細長い薄布。
    2 古代の服飾具の一。女性が首から肩にかけ、左右に垂らして飾りとした布帛(ふはく)。
    3 鏡台の鏡をふくときに用いた布帛。
    4 儀式用の矛(ほこ)などにつける小さい旗。
    領巾振る
    領巾を振る。女性が人を招いたり別れを惜しんだりするようすの形容。
    「見渡せば近き里廻(さとみ)をたもとほり今そ我が来る―・りし野に」〈万・一二四三〉
  • 参考ページ
    「ひふみ神示 分類別一覧 - 鳴門 -」
    http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/sunmoon/category/13.htm
    より引用。

     ひふみ神示 分類別一覧 - 鳴門 -

    富士の巻 第02帖 (082)
    「今度の祭典(まつり)御苦労でありたぞ、神界では神々様 大変の御喜びぞ、雨の神、風の神殿ことに御喜びになりたぞ。此の大掃除一応やんだと安緒する。この時、富士(二二)鳴門がひっくり返るぞ、早やう改心して呉れよ。」
    雨の神、風の神殿がことに喜んで、大掃除が一応やんだと安堵する時が、富士鳴門がひっくり返るようです。ノアの大洪水の前兆現象について述べているようにも思います。
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    これはおまけの考察ですが、
    「か一の八マに立ちて、一(ひ)れ二(ふ)りて祓ひて呉れよ、」
    甲斐の国の山梨県は海なし県なので、ここは浜ではなく甲斐の山に立ちてが正しい読みなのかなとも思うのですがどうなのでしょう?湖のことを浜と云っているのでしょうか。
    「山梨県はその8割を山が占めるため「海なし・山あり」とも呼ばれる。「山があるのに山無し県(山梨県)、海が無いのに貝の国(甲斐の国)」という囃し文句も存在する。」
    「1984年発行の旧五千円札や現在の千円札の裏に描かれている、逆さ富士が湖面に映る湖は本栖湖である。」
    この辺りのことと連動している節があるのかなとも思ったりです。
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    ・・・



年月日

昭和十九年八月十一日
 旧六月二十三日(1944年)

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