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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三087

富士の巻 第07帖 (087)

 悪の世であるから、悪の臣民 世に出てござるぞ、善の世にグレンと引繰り返ると申すのは善の臣民の世になることぞ。今は悪が栄えてゐるのざが、この世では人間の世界が一番おくれてゐるのざぞ、草木はそれぞれに神()のみことのまにまになってゐるぞ。一本の大根でも一粒の米でも何でも貴くなったであろが、一筋の糸でも光出て来たであろがな、臣民が本当のつとめしたなら、どんなに尊いか、今の臣民には見当とれまいがな、神が御礼申すほどに尊い仕事出来る身魂ぞ、殊に神()の国の臣民みな、まことの光あらはしたなら、天地が輝いて悪の身魂は目あいて居れんことになるぞ。結構な血筋に生まれてゐながら、今の姿は何事ぞ、神()はいつまでも待てんから、いつ気の毒出来るか知れんぞ。戦恐れてゐるが臣民の戦位、何が恐いのぞ、それより己の心に巣くうてる悪のみたまが恐いぞ。八月十六日、 のひつく(九)のか三。
平易意訳

 悪の世ですから、悪の臣民が 世に出ています。善の世にグレンと引繰り返ると申すのは善の臣民の世になることです。
 今は悪が栄えているのですが、この世では人間の世界が一番おくれているのです。草木はそれぞれに神(宇宙の理)のみことのまにまになっています。
 一本の大根でも一粒の米でも何でも貴くなったでしょう。一筋の糸でも光出て来たでしょう。臣民が本当のつとめをしたなら、どんなに尊いか、今の臣民には見当とれないでしょう。神ミロクが御礼申すほどに尊い仕事が出来る身魂です。殊に太陽達の国の臣民はみな、まことの光あらわしたなら、天地が輝いて悪の身魂は目を開けていられなくなります。
 結構な血筋に生まれていながら、今の姿は何事ですか。救援に携わる神はいつまでも待てませんから、いつ気の毒出来るか知れません。
 戦恐れていますが臣民の戦位、何が恐いのですか。それより己の心に巣くうてる悪のみたまが恐いのです。
 八月十六日、のひつくのか三。


解説と補足説明

  • yuru63:2014/02/12
     の臣民に対して「結構な血筋に生まれてゐながら、今の姿は何事ぞ。」と云っています。
     手本は草木ということの様です。
     草木からヒントを得て尊い働きが出来るようになるのかもしれません。


年月日

昭和十九年八月十六日
 旧六月二十八日(1944年)

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