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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三098

富士の巻 第18帖 (098)

 神々様みなお揃ひなされて、雨の神、風の神、地震の神、岩の神、荒の神、五柱、七柱、八柱、十柱の神々様がチャンとお心合はしなされて、今度の仕組の御役きまりてそれぞれに働きなされることになりたよき日ぞ。辛酉(かのととり)はよき日と知らしてあろがな。これから一日々々烈しくなるぞ、臣民 心得て置いて呉れよ、物持たぬ人、物持てる人より強くなるぞ、泥棒が多くなれば泥棒が正しいと云ふことになるぞ、理屈は悪魔と知らしてあろが、保持(うけもち)の神様ひどくお怒りぞ、臣民の食ひ物、足りるやうに作らしてあるに、足らぬと申してゐるが、足らぬことないぞ、足らぬのは、やり方わるいのざぞ、食ひて生くべきもので人殺すとは何事ぞ。それぞれの神様にまつはればそれぞれの事、何もかなふのぞ、神()にまつはらずに、臣民の学や知恵が何になるのか、底知れてゐるのでないか。戦には戦の神あるぞ、お水に泣くことあるぞ、保持の神()様 御怒りなされてゐるから早やう心入れかへてよ、この神()様お怒りになれば、臣民 日干しになるぞ。八月の辛酉の日、ひつくのか三さとすぞ。
平易意訳

 神々様みなお揃ひなされて、雨の神、風の神、地震の神、岩の神、荒の神、五柱、七柱、八柱、十柱の神々様がチャンとお心合わしなされて、今度の仕組の御役きまってそれぞれに働きなされることになったよき日です。
 辛酉(かのととり)はよき日と知らしてあるでしょう。
 これから一日々々烈しくなります。臣民 心得て置いてください。物持たない人、物持っている人より強くなります。泥棒が多くなれば泥棒が正しいと云うことになります。理屈は悪魔と知らしてあるでしょう。保持(うけもち)の神様ひどくお怒りです。臣民の食べ物、足りるように作らしてあるのに、足らないと申していますが、足らないことはないのです。足らないのは、やり方わるいのです。食べて生きていくべきもので人殺すとは何事ですか。
 それぞれの神様にまつわればそれぞれの事、何でもかなうのです。神()にまつわらずに、臣民の学や知恵が何になるのですか、底知れているのではないですか。
 戦には戦の神があります。飲み水が無くて泣くことがあります。保持の神様が 御怒りなされているので早く心を入れかえてください。この神様お怒りになれば、臣民は 日干しになります。
 八月の辛酉の日、ひつくのか三さとすぞ。


解説と補足説明

  • yuru63:2014/05/06
     食べるもので奪い合いをする様な世になることを伝えているのかもしれません。しかし、それぞれの行いにおいてそれぞれの神々にまつわっていれば和した状況になるようです。
     また「保持」を財産のようなものと解釈すれば、財産の奪い合いのような状況は今の世でも存在する事柄です。


年月日

昭和十九年八月二十五日
 旧七月七日(1944年)

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