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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三109

天つ巻 第02帖 (109)

 これまでの改造は膏薬(こうやく)張りざから、すぐ元にかへるのぞ。今度は今までにない、文(ふみ)にも口にも伝えてない改造ざから、臣民界のみでなく神界も引っくるめて改造するのざから、この方らでないと、そこらにござる守護神さまには分らんのぞ、九分九厘までは出来るなれど、ここといふところで、オジャンになるであろうがな、富や金(きん)を返したばかりでは、今度は役に立たんぞ、戦ばかりでないぞ、天災ばかりでないぞ、上も潰れるぞ、下(しも)も潰れるぞ、つぶす役は誰でも出来るが、つくりかためのいよいよのことは、神々()様にも分りては居らんのざぞ、星の国、星の臣民 今はえらい気張り様で、世界構うやうに申してゐるが、星ではダメだぞ、神()の御力でないと何も出来はせんぞ。八月三十一日、一二
平易意訳

 これまでの改造は膏薬(こうやく)張りの対処療法ですから、すぐ元に戻ります。
 今度は今までにない、文(ふみ)にも口にも伝えてない改造ですから、臣民界のみでなく、神界も引っくるめて改造するのですから、この方ミロク達でないと、そこらに居ります守護神さまには分らないのです。九分九厘までは出来るのですが、ここというところで、オジャンになるでしょう。富や金(きん)を返したばかりでは、今度は役に立ちません。戦ばかりではありません。天災ばかりではありません。上も潰れます。下も潰れます。つぶす役は誰でも出来ますが、つくりかためのいよいよのことは、神々様にも分っては居ないのです。星の国、星の臣民 今はえらい気張り様で、世界構うように申していますが、星ではダメです、上位の神の御力でないと何も出来はしません。
 八月三十一日、一二


解説と補足説明

  • http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/sunmoon/123_04_top/top_04_109.htm

    氷治氏

    平文にすれば分かりやすい内容と云えますが、背景が理解できていないと突き詰めて解釈を要求されると困難なタイプの帖の一つです。

    今回の岩戸開きの作戦についてはミロク・クラス以上の神(ミロクとは特定の神でなくて、能力的にミロクと同等の力を持つメンバ-ですから、ミロク達の表現になります)でないと、「ひふみ神示」でも伝えていないので、その全貌は分からないことを説明しています。それと、改造する領域は地上の臣民の住む領域は云うに及ばす、天界から神界に至る広範囲の領域にたいして一気に実施するものであると説明しています。従って、既存の地球上の宗教などの神などは問題外と説明しています。

    その時になって、「富みや金などを返すので助けてください」といっても相手にしてくれないのです。人類間の戦争も無くしてしまうし、天災も無くしてしまうし、支配者も非支配者も無くしてしまうのです。この破壊して構築する方法は下々の神達にも分からないようになっていると説明してあります。

    ここで、唐突に「星」が出てきます。これは地球の地上に対する宇宙での星星に済む生命達のことを意味していますので、宇宙における地上の人間以外の生命達と理解する必要があります。そうすると、宇宙の生命達が「良い宇宙のシステムを構築する」と気張っているのですが、そのような低い次元の生命達のやることでは巧くいかないということを説明しています。これが、世に言うところの天使級の生命体が構成する「宇宙連合・宇宙連邦」などと呼ばれる組織であると考えられます。巧くいかないので、今回ばかりは上位の神が出張ると説明しています。


年月日

昭和十九年八月三十一日
 旧七月十三日(1944年)

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