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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三50-037

星座の巻 第03帖 (037)

 時、時、と申してあるが、時間ではないぞ。神(カミ)、幽身(ガミ)にも聞かせているのぞ。地上人には時間が考えられるなれど、神界には時間がなく、神も霊人も時間は知らないのであるぞ。只よろこびがあるのみぞ。神界で時間と申すのは、ものの連続と変化、状態の弥栄の事であるぞ。トキ待てよ。トキ違えるでないぞ。地上人の時間と区別して考えねば このふでは解らんぞ。

 時、時、と云ってありますが、時間ではないのです。
 神(カミ)、幽身(ガミ)にも聞かせているのです。
 地上人には時間が考えられるのですが、神界には時間がなく、神も霊人も時間は知らないのです。
 只よろこびがあるのみです。
 神界で時間というのは、ものの連続と変化、状態の弥栄の事なのです。
 「トキ」である原因の世界の陰陽正反の重合が分離独立して現実に現れるのを待ちなさい。
 説明・解読【トキ】を違えてはいけません。
 地上人の時間と区別して考えねば この ふで(神示)は解らないのです。


解説と補足説明

  • yuru63:2014/11/15
     「トキ」と説明してあるところは時間ではないと書いてあります。
     この世と表裏一体もしくは より上位の世界である神界という時間のない世界からの伝言であるとすれば、「トキ」と言っても地上人の理解している「時」の意味ではないのでしょう。
     ではどのような意味なのか。
    「カタカムナ研究」を参考にしてみると、

     トキとは、ト(統合)のキ(発生)の意。潜象している陰陽.正反の重合が分離独立して「現象に現れる」

    と書かれています。
    http://www.marino.ne.jp/~rendaico/gengogakuin/mojikakutokuhico/katakamunagoco/goikaisekico2.htm
    より、

    カタカムナ文字の語彙解析考2(タナハ行)

     (略)---

    【「ト」とその系列図象符】

     トの声音符は、十字象そのものからなる図象である。十字象は、陰陽.正反の重合を意味している。大円もなければミニ円もない。これは、陰陽.正反が重合親和したまま潜界に静止していることを示唆していると考えられる。
    テの声音符は、大円と横線と上下対のミニ円二個からなる図象である。
     トは、「数としては十、陰陽.正反の統合、重合(アウノスベ)、接合」の様子を表象している。ヨコ線がいわば生命線(アマウツシ)を意味するのに対し、タテ線は生存を持続させているカムのチカラのカカワリ(カムウツシ)を意味する。トとは、カムウツシ、アマウツシによってあらゆる生命が発生され、持続され、廻りて巡り還元されるという高次元の精神を指しカタカムナの根本思想を示す最も重要な声音符となっている。実際の思念では前後、左右、上下の六方に及ぶカの線の交わりを示すものである。生命体のアワとサヌキのチカラが、ヤの状態で対向.互換しなければト(チカラの重合)は起きない。トするということはカが発生するということである。易経的にいえば、太極から陰陽に出るのと相似している。
     トキ、トコ、トコロ、トサ、トヂ、トヂノ、トノヂ、トノへシ、トノべ、トハ、トヒ、トメ、トヨ、トヨセ、トヨノ、トヨヒ、トヨホ、トリ、トリノ、トロ、トロミ、トワ。
     止まる、留まる、閉じる、戸が代表する。
     ○トキとは、ト(統合)のキ(発生)の意。潜象している陰陽.正反の重合が分離独立して「現象に現れる」という状態であろう。これが時間の本質であるとしている。つまり、時間とはトキノマであり、空間は「トキしたトコロ」であって、「トキ トコロ トコタチ」と表現している。
    ---(以下略)


年月日

昭和三十六年五月十日
 旧三月二十六日(1961年)

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