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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三50-082

極めの巻 第04帖 (082)

 大空に向って腹の底から大きく呼吸してゴモクを吐き出し、大空を腹一杯吸ひ込んで下されよ。そなたの神を一応すてて心の洗濯を致してくれよ、神示が腹に入ったらすてて下されと申してあろうがな、神を信じつつ迷信に落ちて御座るぞ。日本が秘(ヒ)の本の国、艮(宇詞答裸)(ウシトラ)のかための国、 (ヒ)出づる国、国常立大神がウシトラの扉をあけて出づる国と言うことが判りて来んと、今度の岩戸ひらきは判らんぞ、こんなことを申せば、今のエライ人々は、古くさい迷信ぢゃと鼻にもかけないなれど、国常立命がウシトラからお出ましになることが岩戸(言答)ひらきぞ、今の学では判らんことばかり。善と悪とに、自分が勝手にわけて、善をやろうと申すのが、今の世界のあり方。天の王、地(智、千)の王のこと、 ゝ のことがハッキリ判らねば足場がないではないか、足場も、めあてもなくてメクラメッポウに歩んだとて目的には行きつけぬ道理。
平易意訳

 大空に向って腹の底から大きく呼吸してゴモクを吐き出し、大空を腹一杯吸い込んで下さい。
 そなたの神を一応すてて心の洗濯を致してください。神示が腹に入ったらすてて下さいと云ってあるでしょう。神を信じつつ迷信に落ちているのです。
 日本が秘の公開をする太陽(ミロク)の本の国です。宇宙の真相を知らせるという「艮(宇詞答裸)(ウシトラ)」のかための国です。太陽(ミロク)【(ヒ)】が出づる国、国常立大神【天の太陽(ミロク)】が艮【ウシトラ】の扉をあけて出づる国と言うことが判って来ないと、今度の岩戸ひらきは判らないのです。こんなことを云えば、今のエライ人々は、古くさい迷信だと鼻にもかけないのですが、太陽(ミロク)【国常立命】が艮【ウシトラ】から日が出づる様にお出ましになることが岩戸(言答)ひらきです。この仕組は今の学では判らないことばかりです。
 善と悪とに、自分が勝手にわけて、善をやろうと云うのが、今の世界のあり方です。(この度の岩戸開きは善にも悪にも陽日を照らし、明るくすることです。)
 天の王であり、地(智、千)の王である太陽(ミロク)のこと、 中心【ゝ】のことがハッキリ判らねば有意義に歩める足場がないではないですか。足場も、めあてもなくてメクラメッポウに歩んだとて目的には行きつけない道理です。


解説と補足説明

  • yuru63:2013/10/20
     日本の地であれば、艮【ウシトラ】の方向は、日が出づる方向となり、終末の暗闇の世に太陽の陽日が照らされることを暗示しているようです。
     陽の神である「国常立大神」の出現ということは、太陽(ミロク)の出現により、終末から最出発できるように世をつなぎ永遠の世を具現化するということを伝えている様に感じます。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%AE
    より引用

     艮【ウシトラ】
    ーーーーー
    方位としては東北(地支では丑と寅の間)を示す。急激に暗闇から明るくなる時間帯(1時から5時まで)なので停止・再出発・つなぎめの意味もある。
    ーーーーー


年月日

昭和三十六年八月五日
 旧六月二十四日(1961年)

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