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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

一二三の検証編太陽の検証

一二三50-103

至恩の巻 第05帖 (103)

 人民の肉体も心も天地も皆同じものから同じ想念によって生れたのであるぞ。故に同じ型、同じ性をもっているぞ、そのかみの天津神はイザナギ、イザナミの神と現われまし、成り成りの成りのはてにイザナギ、イザナミの命となり給ひて、先づ国土をつくり固めんとしてオノコロの四音の島をならし八尋殿(やひろどの)を見立てられたのであるぞ、これがこの世の元、人民の頭に、東西南北の四方があり八方と拡がるであろうが、八十となり、八百、八千と次々に拡がりて八百万(やをよろづ)となりなるのであるぞ。
平易意訳

 人民の肉体も心も天地も皆同じものから同じ想念によって生れたのです。
 故に同じ型、同じ性をもっているのです。そのかみの天津神はイザナギ、イザナミの神と現われました。地上世界へ成り成りの成りのはてにイザナギ、イザナミの命となり給いて、先ず国土をつくり固めんとしてオノコロの四音の島をならし、八尋殿(やひろどの=14.6304殿)を見立てられたのです。これがこの世の元です。人民の頭に、東西南北の四方がありそれが和して八方と拡がるでしょう。神ミロクの世は八十となり、八百、八千と次々に拡がって八百万(やをよろづ)となりなるのです。

http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/sunmoon/50_06_kindness/kindness_06_103.htm
より

人民の肉体も心も天地も皆、有無・産むの神の想念によって生れたのです。
故に、同じ型、同じ性をもっているのです。
その神の天津神(天界の神々)は 代々を経てイザナギ、イザナミの神となって現われたのです。
この神々は 変成を重ね成り成りの成りのはてに地上界のイザナギ、イザナミの命となったのです。
そして、先づ国土をつくり固めんとしてオノコロの四音の島をならし八尋殿(やひろどの=第4子が神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコノミコト)、後の神武天皇である。 )を擁立したのです。
これがこの世の元となり、人民の頭になり、その威勢が東西南北の四方があり八方と拡がるのである。
そして、その威勢は 八十州となり、八百、八千と次々に拡がりて八百万(やをよろづ)の州・世界へと拡張していくのです。

解説と補足説明

太陽さん

この帖は 威勢が広がっていく様子を、その根本から説明している内容と考えられます。地上界のイザナギ、イザナミの命に至る所以、
そして、神武天皇(武をもつて天界の皇帝となる神)の誕生と神州の日本の誕生の所以、神武天皇が産まれた神の国の日本の威勢が、世界中に伝わっていくことの説明をしていると考えられます。
問題は 現在の皇室の始祖が神武天皇となっていることです。
この点は 大和朝廷を作るときに、既にあった神武天皇の伝説をパクたものであることは 明確ですから、そのことを前提にして解読すれば良いと思います。

参考資料

 やがて妻の豊玉姫命が臨月を迎え、お産のために夫のもとを訪れた。いよいよ出産が迫ったときに、豊玉姫命は夫に「決してお産をする姿を見ないでくださいね。」と言い置いて産屋へと入った。しかし山幸彦も好奇心いっぱいの若者。そんなことを言われて黙っていられるはずがない。彼がこっそりと産屋を覗くと、そこには身をもがく八尋(ヤヒロ:一尋=180㎝)のワニの姿があった。出産後にこのことを知った豊玉姫命はこれを恥じ、夫を恨んで我が子を置いて海へと帰っていった。
 しかし、我が子のことはさすがに気になる。男の手では、満足に赤ん坊を育てられまい。そう考えた豊玉姫命は、妹の玉依姫命に子供の世話を頼んだ。妹は快く承諾し、地上へと上がっていった。
 やがてその子が成長し、鵜葺草葺不合神として立派に成人すると、玉依姫命はその妻となり、4人の子を産んだ。その第4子が神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコノミコト)、後の神武天皇である。


ロックさん

太陽さんの解読を参考にさせていただくことにします。こうした内容は内容を何度も見ていくうち、もしくは解読作業を何度もしているうちに理解できてくるのではないかとも思います。


トッチさん

ナギ・ナミの確執も、伊勢系の隆盛も神の想念のうちと言う事になるのでしょうね。この神示は、全ての起こりは必要な事であり必然であるし、殺したり削除するべき対象は一つも無いと言いたいのかもしれません。



年月日

昭和三十六年九月一日
 旧七月二十二日(1961年)

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