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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

予言・預言の検証編太陽の検証

一二三50-135

紫金の巻 第05帖 (135)

 岩戸ひらき 御祷(みほぎ)の神宝(たから) たてまつらまし。

 月は赤くなるぞ、日は黒くなるぞ、空はちの色となるぞ、流れもちぢゃ。人民四つん這(ば)ひやら、逆立ちやら、ノタウチに、一時はなるのであるぞ、大地震、ヒの雨降らしての大洗濯であるから、一人のがれようとて、神でものがれることは出来んぞ、天地まぜまぜとなるのぞ、ひっくり返るのぞ。
平易意訳
岩戸ひらき 御祷(みほぎ)の神宝(たから) たてまつらまし。

 岩戸ひらきです 御祷(みほぎ)の神宝(たから)を たてまつりましょう。

 月は赤くなるのです、日は黒くなるのです、空は ち の色となるのです、河の流れも ち の色です。
 人民は四つん這(ば)いやら、逆立ちやら、ノタウチに、一時はなるのですよ。大地震、ヒの雨降らしての大洗濯ですから、一人のがれようとて、神でものがれることは出来ないのです。天地まぜまぜとなるのです。ひっくり返るのです。


http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/
sunmoon/50_xx_purplegold/purplegold_xx_135.htm
より

解説と補足説明

太陽さん

月のハナシ「神々の謎」

 ひとつの古代神話から編まれたふたつの記紀神話、古事記と日本書紀は異なったところがある。また政治基盤の確立の為に編まれた日本書紀はちょっと考えられない、変わったところがある。
 日本書紀で、アマテラスは天孫降臨時に何もしていない。ホノニニギは確かに孫神にあたるが、降臨を命じるのはタカミムスヒという神である。タカミムスヒは最初に生まれた万物創世の霊妙なる神である。オシノホミミとタカミムスヒの娘の子神がホノニニギなので、タカミムスヒはアマテラスと同じホノニニギの祖神であり、皇祖神である。伊勢神宮に秘かに祀られる高皇産霊神こそが真の皇祖神といわれている。
 日本書紀に、ホノニニギと別にニギハヤヒというもうひとりの天孫が出てくる。ニギハヤヒは、オシノホミミの子神で、トヨミケヌの東征以前に大倭国に入り、この地を治めるナガスネヒコの妹を娶ったという。三種の神器に対して死人を甦らせる力を持つ十種の神宝という天孫の印を持つ。東征時に抗うナガスネヒコを殺し、国を譲ったという。オシノホミミはあちらこちらに子神を生ませたらしく、ナガスネヒコはトヨミケヌにどちらかが偽者の天孫でないかと訊ねたところ、「天孫はたくさんいるが国を先に治めた者が本者」と答えたという。つまりトヨミケヌは自力で大倭国を落とし、天孫になったのでない。もしナガスネヒコとニギハヤヒが組んでいたら天孫は違っていたかもしれない。サルタヒコといい、ニギハヤヒといい、なぜ天孫を譲ったのか。ニギハヤヒは大倭国を治めていて、その後に大和朝廷に仕えた豪族物部の氏神である。十種の神宝は天武天皇に捧げられ、この神宝を用いる鎮魂の法も伝えられた。物部氏は同じく朝廷に仕えていた蘇我氏との宗教戦争で、仏教を押す蘇我氏に対し、頑なに神道を押した。しかし朝廷は蘇我氏につき、物部氏は絶えてしまう。神を護って絶えた物部氏と王権維持の為に神を捨てた朝廷。日本書紀と逆の出来事が歴史にあった。
 記紀神話以後の大和朝廷でも、天皇家は万世一系ではない。一説に第15代応神天皇、第26代継体天皇に交代劇があったという。歴史の中で天皇家は幾度と絶えそうになったが、いまなお絶えない。なぜか。皇祖神天照大神以上に触れられない天皇家のタブーである。
 日本書紀で、三種の神器は二種の神器であった。二種の神器と天孫の印と書かれ、玉は後で付け加えられた。また玉も珠(稲穂の種という説)であり、曲玉でない。なぜ印が珠になり曲玉になり、神器に加えられたのかわからない。曲玉は考古学で剣や鏡より古い時代のものであり、動物の牙歯や心臓をかたどった狩猟の祭祀用飾玉という。また一説に三日月をかたどった月の霊力や呪力を宿らせた祭祀用飾玉という。剣は熱田神宮に、鏡は伊勢神宮に祀られているのに、玉だけは天皇が祀っている。もう一説に玉は侵略国の王権のシンボルで、その王の、荒ぶる神の祟りを畏れ封じる為に祀っているという。祀られた王は、神は明かされていない。

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饒速日尊
ニギハヤヒノミコト

別称:天照国照彦火明櫛玉饒速日命(アマテルクニテルヒコホアカリクシタマニギハヤヒノミコト)、邇芸速日命
性別:♂
系譜:天忍穂耳神の子、子は宇摩志麻遅神、物部氏の祖神
神格:穀霊神
神社:石切剣箭(イシキリツルギヤ)神社、物部神社、高倉神社

 饒速日尊が天上の神から授かった職能は、古代の呪術を司るという役目である。
 神武東征に先立ち、饒速日尊は天照大神の命で、十種の神宝(トクサノカンダカラ)を授かって天磐船に乗って天降る。ここでの彼の活躍については、神武東征を熟読してほしい。ここでは、東征神話の項で扱わなかった、彼が授かった十種の神宝について詳しく見ていこう。
 これは、天璽端宝(アマツシルシノミズタカラ)ともいわれ、「旧事日本紀」によれば、澳都鏡(オキツカガミ)、辺都鏡(ヘツカガミ)、八握剣(ヤツカノツルギ)、生玉(イクタマ)、死反玉(マガガエシノタマ)、足玉(タルタマ)、道返玉(チガエシノタマ)、蛇比礼(ヘビノヒレ)、蜂比礼(ハチノヒレ)、品物比礼(クサグサノヒレ)という十種であったという。大別すれば、鏡、剣、玉という三種の神器の構成に比礼がプラスされている形になる。
 古来、鏡、剣、玉は、大いなる呪力を持つ祭器とされてきたものである。この十種の神宝について詳しくは記されていないが、おそらく、鏡は物事の本当の姿を写し出し繁栄させる力、剣は邪悪なものを退ける力、玉は生命力をもたらし、肉体を充足させ、あるいは死者をよみがえらせて魂を呼び戻す、といった力を発揮するものだったようである。また、比礼とは古来、女性が正装するときに肩に掛ける薄くて細長い布(領巾=ヒレ)のことで、中国の民族舞踊などでよく見かけるものだ。昔からこの比礼を振ると災いを払う呪力が生まれると信じられていたのである。
 この十種の神宝は、物部氏の祖神とされる饒速日尊の息子の宇摩志麻遅神が神武天皇に献上。神宝の呪力によって天皇の健康を祈ったといい、こうした宮廷での呪術祭祀が、やがて宮廷で行われるようになった鎮魂祭の起源だとされる。饒速日尊を遠祖とする物部氏は古代の有力氏族で、宮廷の鎮魂祭、大嘗祭などの祭祀にも深く関わっていた。要するに、さまざまな古代祭祀を管理する立場にあったわけで、そういう実際の職能が強力な呪力の神宝を所有する神のイメージへとつながったのだろう。
 とにかく、十種の神宝という呪術祭祀の道具を支配する饒速日尊、それを受け継いだ宇摩志麻遅神というのは、死者を生き返らせたり、去っていこうとする魂を呼び戻したりする力を持っているということである。これを我々の日常生活に引きつけていえば、病気治癒、健康増進のパワーを司る神ともいえよう。



http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/
sunmoon/vocabulary12.htm
より

B語彙アラカルト NO 12

その「ひふみ神示」の中で不明な語彙でも、他の神示の中で説明がしてあ るか、用法から自ずから意味がわかるものの検討の続きです。

「ひふみ神示」には「宝」と「神宝」の語彙が幾つか見受けます。これらの語彙について検討してみます。「宝」と記載されると、普通の人達は金銀財宝・ダイアモンドなどの貴金属・お金 (通価)・株券や国債などの証券・土地などの不動産をイメ-ジします。しかし、「ひふみ神示」で記載されている「宝」とはそのようなものと一切関係がないのです。「ひふみ神示」では金銀財宝・ダイアモンドなどの貴金属などは元素の特殊な形態の物質でしかありませんので神界へも霊界へも持っていけません。「三途の川」の渡し賃にもならないのです。ましてや、人間世界でのやりとりの結果としての貴金属・お金 (通価)・株券や国債などの証券・土地などの不動産は話になりません。従って、「ひふみ神示」から「ソロモンの秘宝」などとい金銀財宝・ダイアモンドなどの貴金属のようなものはイメ-ジする事自体が無意味であることです。

そうなると、「ひふみ神示」は何をもって「宝」と云っているのか?が問題になります。結論を先に云えば、乙姫が持っているという所の「宝」を除けば、その姿を見ることができません。なぜなら、その「宝」の全てが特定の目的を達成する為の情報であるからです。分かりやすい例えで云いますと、「都市攻撃」の時の「避難の情報・知識」を「ひふみ神示」では「宝」と云っているのです。何故かといえば、「都市攻撃」をしている相手に、金銀財宝・ダイアモンドなどの貴金属などを見せて命乞いなどしても相手にしてくれないのです。相手にとってはそれらは単なるガラクタに過ぎないですし、お金 (通価)・株券や国債などの証券に至っては人間世界でしか通用しない紙屑で、土地などの不動産は邪魔だから破壊して地球表面をお掃除しようとしているのです。そんな状況のときに、そんなに重たいものを担いで逃げるより、その重さだけの食料を持って逃げるのが先決というものです。どうせ、薪 (焚き火のマキ)にもならなくなるのですから・・・・では、その時の「真の宝」はというと「避難の情報・知識」に基づいた「生き残り策」なのです。皆さんは「宝探し等でない宝をセッセセッセと集めていた」というわけです。もっとも、皆さんが、宝を集めていたなんてことを理解・認識していたかはわかりませんが・・・これで、気がつかれたと思いますが、「金銀財宝・ダイアモンドなどの貴金属・お金 (通価)・株券や国債などの証券・土地などの不動産」をイメ-ジした「宝」とは人々の不公平を作り支配体制を維持したりする為に人間 (正確には神サタン)間に置いてのみ通用する宝と称する物体や権利にすぎないのです。もっとも、キラキラとするダイヤモンドが欲しいというかたはその時はただで沢山もらえるでしょうから、全身を数百キロのダイヤモンドでキラキラ・ピカピカに飾れば良いとおもいます。そういえば、NHKの紅白歌合戦で電球をちりばめた服をきて、ピカピカ・キラキラとさせた歌手がいたそうですが、それがこの範疇にいるのかは分かりません。それはともかくとして、身動きが出来ずに、おたおたしているのを見た周りの人々から「ば~か」と笑われるだけでしょうが・・・・

従って、「ひふみ神示」で云うところの「宝」は頭の中の知識としては持つことができますが、具体的な荷物として持つことはできません。もっとも、覚えられない方は「パソコンのCD」などにして持ち運べは少しの荷物にはなりますが・・・その内にバッテリ-も無くなって、結局は頭の中に残っている記憶のみとなります。そのような観点から、「宝」の語彙が記載されている帖は読まれると良いでしょう。

「宝」の語彙が記載されている帖を読んでいくと「---世界中の至る所に宝を埋めてある---」と云う様な説明があります。この場合は次ぎの二通りがあります。

1. 古文書の記録として壁や粘土板のようなものに、内容が記載されている場合
---インドの寺院の地下の粘土板に記載されたム-の伝説など
2. 各宗教の教典の中にま切れ込む様に・沢山の教典の中に埋め込んだようにして記載されている場合
---聖書の伝説や預言・仏典の月蔵教・コ-ランなどなどです。

日本の場合、この「ひふみ神示」や各宗教の教典の中などに記載されています。特に、宗教がらみの場合、その教典を執筆している人間が知らない内に「お筆書き・自動書記」させられて、預言めいたものなどを書記させられていた考えられます。なぜなら、神は人間の身体を使ってしか教典の内容を記載することが出来ないからです。従って、「諸世紀」であれ「ひふみ神示」であれ、他のあまたの教典の中には、ひふみの神が云うところの神達が、至る所に記載させて埋め込んでいますので、その宝を掘り起こして解読に使えば良いことになります。いわゆる「お筆書き・自動書記」と呼ばれるもので記載されたもので、意味の分からない語彙や意味は他の聖書・教典・仏典・神話・伝説に埋め込まれている「宝=内容の説明」を見つけて掘り起こし使えばよいことになります。 (ただ、問題なのは宗教の教典などですと、いかがわしいと思うところもありますが、後世まで書き込み埋め込んだ情報が伝わらなければなりませんので、どうしても宗教の教典や神話などに埋め込むのはやむを得ないことと思っています。)私の解読しているものは分からなくなると、他のこれらの太古~現代に至る情報源のなから探しだし掘り出しています。現に、ひふみ神示を解読するのにも、これらの情報源を使っていますし、その埋め込まれた情報を数多く掘り返していると、埋め込まれた情報のリンク・構造のようなものが浮かび上がってくるようになります。

「宝」の中でも特別のものを「神宝」と表現して記載してある所があります。それほど数は多くありません。ただ、神宝と宝の意味合いは大きくことなります。

三種 (みくさ)の神宝 (かむたから)~玉とは御魂 (おんたま)ぞ、鏡とは内に動く御力ぞ、剣とは外に動く御力ぞ、
三sの神宝 (かんだから)~小さい三種の神宝
3S (スリーエス)の神宝~大きい三種の神宝
天照大神殿の十種 (とくさ)の神宝~
伊都の神宝~
御祷 (みほぎ)の神宝 (たから)~ミロクが使う岩戸開きに使う宝
これらの語彙の使われている帖数は下記の通りです。
「宝」は24帖
「神宝」は5帖

「宝」

第三巻 富士の巻 第二十七帖 (107)
第四巻 天つ巻 第十四帖 (121)
第五巻 地つ巻 第十六帖 (153)
第五巻 地つ巻 第三十三帖 (170)

第五巻 地つ巻 第三十五帖 (172)
第六巻 日月の巻 第三十三帖 (206)
第七巻 日の出の巻 第八帖 (221)
第七巻 日の出の巻 第二十三帖 (236)
第八巻 磐戸の巻 第六帖 (242)
第八巻 磐戸の巻 第十三帖 (249)
第十一巻 松の巻 第八帖 (299)
第十三巻 雨の巻 第九帖 (343)
第十四巻 風の巻 第八帖 (359)
第十四巻 風の巻 第九帖 (360)
第十五巻 岩の巻 第十帖 (375)
第二十巻 梅の巻 第二十八帖 (455)
五十黙示録第一巻 扶桑の巻 第十四帖 (14)
五十黙示録第二巻 碧玉の巻 第五帖 (20)
五十黙示録第二巻 碧玉の巻 第十二帖 (27)
五十黙示録第四巻 竜音の巻 第二帖 (61)
五十黙示録第六巻 至恩の巻 第十六帖 (114)
五十黙示録補巻 紫金の巻 第一帖 (131)
五十黙示録補巻 紫金の巻 第四帖 (134)
五十黙示録補巻 紫金の巻 第五帖 (135)

「神宝」

第三巻 富士の巻 第三帖 (83)
第十三巻 雨の巻 第九帖 (343)
五十黙示録第六巻 至恩の巻 第十六帖 (114)
五十黙示録補巻 紫金の巻 第一帖 (131)
五十黙示録補巻 紫金の巻 第五帖 (135)

「御祷の神宝」:御祷 (みほぎ)の神宝 (たから)

五十黙示録補巻 紫金の巻 第五帖 (135)


年月日

昭和三十六年
00

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