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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

予言・預言の検証編太陽の検証

一二三50-142

紫金の巻 第12帖 (142)

 ヨコの十の動きがクラゲナスタダヨヘルであり、タテの十の動きがウマシアシカビヒコジであるぞ、十と十と交わり和して百となり九十九と動くのぞ。過去も未来も霊界にはない、「今」があるのみ、これを中今(ナカイマ)と申すぞよ。竜宮の乙姫殿、日の出の神殿、岩の神殿、荒の神殿、風の神殿、雨の神殿、暗剣殿、地震の神殿、金神殿の九柱なり、総大将は国常立大神なり、このこと判りて下されよ、教はなくなるぞ、元の道が光り輝くぞ、これを惟神(かんながら)の道と申すぞ。
『終末と太陽の検証サイト』
より

http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/
sunmoon/50_xx_purplegold/purplegold_xx_142.htm

平易意訳

ヨコの十の動きがクラゲナスタダヨヘルです。
{「国稚如浮脂」の言い換えが、和語のクラゲナスタダヨヘル(海月のように海面を漂っている)であり、}
タテの十の動きがウマシアシカビヒコジです。
{「如葦牙因萌騰之物」の言い換えがウマシアシカビヒコヂ(立派な葦の芽の男神の意)という神名になっている}
十と十の交わり和して百となり九十九と動くのです。
過去も未来も霊界にはありません。
「今」であるのみ、これを中今と云います。
竜宮の乙姫殿、日の出の神様、岩の神殿、荒の神殿、風の神殿、雨の神殿、暗劔殿、地震の神殿、金神殿の九柱なり、総大将は 国常立大神です。
このこと理解して下さい。
宗教などの教は 無くなります。
そして、元の道が光り輝くことになります。
これを惟神(神ながら)の道というのです。

解説と補足説明

太陽さん

岩戸開きを横からみた姿は十柱のパラメ-タ・パタ-ンの動きの姿をしていて、海月(くらげ)のように海面を漂っているような心許ない動きを云います。(ダイナミックな動的な動き)岩戸開きを縦からみた姿は十柱のパラメ-タ・パタ-ンの動きの姿をしていて、立派な葦の芽の男神(根が生えた様なかくこたる姿)のように見えます。(スタ-テックな静的な動き)この「十柱のダイナミックな動的な動きのパタ-ン」と「十柱のスタ-テックな静的な動きのパタ-ンの姿や動きが交わり和して十*十=百の動的*静的なパタ-ンの組合せとなり国常立大神と国常立大神の組合せの一パタ-ンを除く九十九の動的*静的なパタ-ンの姿をして動くのです。(竜宮の乙姫*日の出の神、岩の神*風の神・・・・・・などの組合せの自然~社会現象となってあらわれる。)
過去も未来も霊界にはありません。「今」しかないのです。これを中今と云います。従って、これらの九十九の動的*静的なパタ-ンは本来地上界では時系列的に見えますが、霊界の神々には過去も未来もなく今のみしかありませんから、九十九の動的*静的なパタ-ンが一枚の平面的な曼陀羅のように見えるのです。言い換えれば、今の霊界では地上界の未来と今と過去が同時に一枚の姿図となって見えるのです。


さて、そこでこれらの十柱の動的*静的なパタ-ンを司る神々を説明しておきます。
岩戸開きには 十柱の神々が働きます。
総大将は 国常立大神です。
部下の神々は 九柱でつぎの通りです。

竜宮の乙姫殿~玉依姫の神様(たまよりひめのかみさま)
日の出の神様~ひのでの神とは彦火々出見神(ひこほほでみのかみ)
岩の神殿~いわなかひめの神、いわとわけの神
荒の神殿~大雷のをの神(おおいかづちのをのかみ)、わきいかづちおの神
風の神殿~しなどひこの神、しなどひめの神
雨の神殿~あめのみくまりの神、くにのみくまりの神
暗劔の神殿~人類の破滅・滅亡の神
地震の神殿~武甕槌神(たけみかづちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)々
金神殿~金かつかねの神(きんかつかねのかみ)、

御三体の大神様~
天之御中主神様(あめのみなかぬしのかみさま)、
高皇産霊神様(たかみむすびのかみさま)、
神皇産霊神様(かみむすびのかみさま)、
伊邪那岐神様(いざなぎのかみさま)、
伊邪那美神様(いざなみのかみさま)、つきさかきむかつひめの神様で御座るぞ。

木の神~
木花開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)、
火の神~
わかひめきみの神


愈々の大建替~今度の仕組は元のキの生き神でないとわからんぞ、中津代からの神々様では出来ない、わからん深い仕組ざぞ

step1--先づ御活動ぞ。
国常立の大神様、
豊雲野の大神様、
金の神様、
竜宮の乙姫様、
step2--キリギリとなりて
岩の神、
雨の神、
風の神、
荒の神様
step3--次に
地震の神様


天の神も地の神もなきものにいたして、好き勝手な世に致して、偽者の天の神、地の神つくりてわれがよけらよいと申して、我よしの世にしてしまふてゐた事 少しは判って来たであらうがな。
愈々のまことの先祖の、世の元からの生神、生き通しの神々様、雨の神、風の神、岩の神、荒の神、地震の神ぞ、スクリと現れなさりて、生き通しの荒神様 引連れて御活動に移ったのであるから、もうちともまたれん事になったぞ、


これらの神々の司る働きを理解してください。 (自然~社会現象となつて現れる現象を研究して理解してください。皆さんが、現実にやっている検討・研究を意味します。)そうすれば、宗教などの教は無くなりますし、元の道が光り輝くことになります。これを惟神(神ながら)の道というのです。

『 ・・・・・・・・・略・・・・・・・・・・・・竜宮の乙姫殿、日の出の神殿、岩の神殿、荒の神殿、風の神殿、雨の神殿、暗剣殿、地震の神殿、金神殿の九柱なり、総大将は国常立大神なり、このこと判りて下さい、(宗教などの)教は無くなります、元の道が光り輝くぞ、これを惟神(かんながら)の道と言うのです。 』
の「暗剣」について調べてみました。暗剣神では見つからないのですが、易で「暗剣殺」がありました。この「易の暗剣殺」を司るのが、暗剣神となります。そこで、易での「暗剣殺」を調べてみると、「この神にかかると大凶で大変なことになるようです。」

「暗剣殺とは五黄星在座の対中(#向かい側の方位)であって、年の暗剣は勿論、月の暗剣と雖も方位上最も恐るべき大殺神である。如何なる人が如何なる事情でこれを犯しても滅亡は断じて免れない。」とありますので、人類の滅亡を誘う神をもつれて十柱の神々は現れるとと説明していることになります。暗剣殺と同じようなもので、五黄殺があります。この違いは暗剣殺が自身と関係なく他者によってもたらされるもので、五黄殺は自身に原因によってもたらされるものであるようです。

http://www.kosyokan.com/6kyouf.htm
http://www.kosyokan.com/6kyou2.htm


ロックさん

 " クラゲナスタダヨヘル " " ウマシアシカビヒコジ " をミロクと太陽のこととしました。
 竜宮の乙姫殿からの九柱の神は、事象の登場人物ともいえるような存在かと思いますが、暗剣殿とは、剣のみなら戦のような印象がしますが、暗剣と聞くと何やら暗殺めいた感じもいたします。諸世紀などに出ているローマ法王などの暗殺のことでしょうか。
 まず竜宮の乙姫が現われて、太陽が報われ日の出の神としてミロクとリンクする形となる。
そして、岩の神は大地の神でもあるので、何らかの局地的な地震などが起き、国は荒れることになり、そこに風、雨などが降り注ぎ、その時などの対応により隠してきた事がバレて法王などが暗殺される、そして地震が世界全土において大規模に発生する展開を得て、金神が現われる。
 中今の事が書かれているので、総大将の国常立大神(アメノヒツクの神?)が事象を読んで作り上げたシナリオの順番かもとも思いました。まず乙姫登場からシナリオを練って事象を組み込んだのならそうかとも思いました。
 神がそれを当てはめるかわかりませんが、マーチングなどで動きや隊列を決める際に、作りたい動きがあったときにまず作りたい形を作ってから、巻き戻しをするがごとく逆に作っていくと、実際に隊列を動かした時に、見ている側からは次に何がくるか読みにくい形になってその動きなどが音楽とうまくはまれば、とても効果的になります。それと似たような動きをしているかもしれません。中今という記述を受け取れば仕込むのは時間の概念のない方がたですから、リアルタイムでそれは行われていて変化を常に続けているのかもしれないと思いました。

" クラゲナスタダヨヘル " " ウマシアシカビヒコジ " については両者はワンセットという考え方が主流のようです。
http://homepage1.nifty.com/miuras-tiger/sub2-r.html

http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/
sunmoon/vocabulary16.htm

Dシナリオ・アラカルト NO 01

Dシナリオ・アラカルト01
シナリオ検討>>「黙示録142 その1」

黙示録紫金之巻第12帖(142)を掛かりにしてシナリオを検討してみましよう。この中で、十柱の神々についての説明について、Julaさんの検索情報が提示されましたので、それらを参考にして検討してみます。ロックさんの調査で、古事記からクラゲナスタダヨヘル、ウマシアシカビヒコジの意味がわかりました。加えて、易関係から唯一神の表現をつかっていない「暗劔殿」が「暗剣の神」で、滅亡を司る神をあらわしていることがわかりました。そこで、これらの情報を加えて、私は下記のように平文に変換しました。ここで、問題なのは142で記載されている十柱の意味がわかりませんので、julaさんに調査を依頼しましたところ「水の巻 第10帖 (284)」の神々を言い表していることがわかりました。これを纏めると、下記のようになます。

「黙示録142」
岩戸開きには十柱の神々が働きます。
総大将は国常立大神です。
部下の神々は九柱でつぎの通りです。

竜宮の乙姫殿~玉依姫の神様(たまよりひめのかみさま)
日の出の神様~彦火々出見神(ひこほほでみのかみ)
岩の神殿~いわなかひめの神、いわとわけの神
荒の神殿~大雷のをの神(おおいかづちのをのかみ)、わきいかづちおの神
風の神殿~しなどひこの神、しなどひめの神
雨の神殿~あめのみくまりの神、くにのみくまりの神
暗劔の神殿~人類の破滅・滅亡の神
地震の神殿~武甕槌神(たけみかづちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)々
金神殿~金かつかねの神(きんかつかねのかみ)、

ここで問題なのは水の巻 第10帖 (284)に説明してある下記の「火の神」「木の
神」が九柱の中に記載されていなくて、「暗劔殿」が記載されていることです。

*火の神~わかひめきみの神、
*木の神~木花開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)

従って、「暗劔殿」とは「火の神」「木の神」を併せ持ったものとして表現しているのではないかと思われます。
なぜなら、「火の神」「木の神」の何れも火山の噴火や大火などの説明に使われていますので、この火が人類の滅亡に関与していると思われるからです。
(都市攻撃と思われる「火」の表現もありますので、「暗劔殿」とは都市攻撃に至る一連のできごとを意味していると結論できます。)

他には下記の説明がありますが、これは神代の五代の神で、高天原の天の世界の事ですので、さしあたって関係がなさそうなので保留しておきます。
ただ、「つきさかきむかつひめの神様」については分かりませんので調査中でが良く分かりませんので、何か情報がありましたらよろしくお願いします。

御三体の大神様とは、
天之御中主神様(あめのみなかぬしのかみさま)
高皇産霊神様(たかみむすびのかみさま)
神皇産霊神様(かみむすびのかみさま)
伊邪那岐神様(いざなぎのかみさま)
伊邪那美神様(いざなみのかみさま)
つきさかきむかつひめの神様

これらの神々で唐突にあらわれたのが、「暗劔殿」が「暗剣の神」です。
この神は滅亡を司る神をあらわしていることがわかりましたし、特別に神の表現を
使わずに「暗劔殿」と表現していることからも特別の意味を持っていると考える必要
があります。

次ぎに、問題になるのはこれらの神々が地上界でどのような手順で現れる・活動するかということです。この箇所についてもJuiaさんの調査からから、風の巻 第03帖 (354)に記載してあることが分かりました。

いよいよの大建替~今度の仕組は元のキの生き神でないとわからんぞ、神代七代からの地上での神々様では出来ない、わからん深い仕組ざぞ
従って、今回の岩戸開きは地上界の神々ではなくて、天界の神が実施するものということになります。

次ぎに、どのような順番で発生するかというと下記のようになります。

Step1--先づ御活動ぞ。
▲国常立の大神~総大将>>「国の常立(トコタチ)の神」/独身/身を隠す
▲豊雲野の大神~>>「豊雲野の神」/独身/身を隠す
▲金の神~金かつかねの神(きんかつかねのかみ)>>3000年間眠っていた神が理解者を得て、再び力を取戻し、新たな時代を作って行くのだというのが彼らの思想でした。
「三千世界一度に開く梅の花、艮(うしとら)の金神の世に成りたぞよ。天理・金光・黒住・妙霊先走り、とどめに艮の金神が現れて、世の立替えを致すぞよ」
▲竜宮の乙姫様~玉依姫の神様(たまよりひめのかみさま)>>玉依姫命の玉依は霊依で、タマは神霊、ヨリは人間に憑(よ)る(ツク)ことであり、神霊が憑依する女、すなわち巫女(みこ)のことをいったものである。
玉依姫神話の多くは一種の処女懐胎、または神の子の神秘なる誕生説話となっている。
そこで、玉依姫というのは巫女が実際に神の妻として神婚、さらに若宮誕生の秘儀にあずかったことを意味しているものともいえよう。

Step2--キリギリとなりて
▲岩の神~いわなかひめの神、いわとわけの神
▲雨の神~あめのみくまりの神、くにのみくまりの神、
▲風の神~しなどひこの神、しなどひめの神
▲荒の神~大雷のをの神(おおいかづちのをのかみ)、わきいかづちおの神

Step3--次に
▲地震の神~武甕槌神(たけみかづちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)々

もうすこし、要約すると次ぎのようになります。

Step1
~~国常立の大神、豊雲野の大神の大元の神が認識される。
そして、金の神=弥勒、竜宮の乙姫様(神霊が憑依する女)が現れ、人々に認識され
る。(都市攻撃が介添えすると考えられます)

Step2
~~その頃、岩の神、雨の神、風の神、荒の神
地上では気象異常などが末期的な様相を呈していると考えられ、それらのことを指
摘していると考えられます。

Step3
~~最後に「地震の神」となりますが、地震だけで滅亡するとは考えられません。
ただ、「ノアの大洪水」の発生原理は地球全体のマントル層の断層ズレですから、
超巨大地震とも云えますので、このことを指していると考えられます。

ここで、問題があります。
この手順からは何故か下記の神々が記載されていないことです。

*日の出の神様~ひのでの神とは彦火々出見神(ひこほほでみのかみ)
*火の神~わかひめきみの神、
*木の神~木花開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)
*「暗劔殿」・「暗剣の神」

現実の地上界の説明として「風の巻 第07帖 (358)」があります。
この内容を平文は下記のようになります。

天の神も地の神も亡きものにして、好き勝手な世にしています。
偽者の天の神、地の神を作りて我良しにしてしまつています。

真の先祖の世の元からの生神 ~ Step1 - - 先づ御活動ぞ。
生き通しの神々様、

雨の神 ~ Step2 - - キリギリとなりて、
風の神 ~ Step2 - - キリギリとなりて、
岩の神 ~ Step2 - - キリギリとなりて、
荒の神 ~ Step2 - - キリギリとなりて、

地震の神 ~ Step3 - - 最後に
スクリと現れなさりて、生き通しの荒神様を引連れて御活動に移った。

この内容からは幾つか神の参与の仕方と手順が不明です。従って、それぞれのStepで現れる神とその意味を詳しく追跡する必要があります。そこで、アラカルトのシナリオ編ではその所を少し追跡したいと思っています。ので、皆さんの情報提供を期待しています。これらの帖からはミロクと竜宮の乙姫様(神霊が憑依する女)が現れ認識された状況下で、地上は環境的にも社会的にも大荒れの状態であるようです。その大荒れ環境と社会的な状況がぎりぎりの段階に至ることになりようです。そして、最後に、大地震が発生して地上界の人類の滅亡となるようです。

http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/
sunmoon/vocabulary17.htm

Dシナリオ・アラカルト NO 02

Dシナリオ・アラカルト02
シナリオ検討>>「黙示録142 その2」

岩戸開きには 十柱の神々が働きます。

01.国常立大神~総大将
~神代七代
==
>>「国の常立(トコタチ)の神」/独身/身を隠す
>>「豊雲野の神」/独身/身を隠す

==
天皇~天龍 天皇に生れる龍神、最高の龍神。
日~金龍/国常立尊(男龍)男龍を生む。
月~銀龍/豊雲野尊(女龍)女龍を生む。

是が最高の龍神である。
金龍が地中へ潜む時(潜龍)光を隠して黄龍(蛟龍)となる。
金龍及銀龍は 天龍を守護しているのである。

02.竜宮の乙姫殿
~~玉依姫の神様(たまよりひめのかみさま)
/玉依毘売命(たまよりひめのみこと)
/玉依姫尊(たまよりひめのみこと)
==玉依姫命の玉依は霊依で、タマは神霊、ヨリは人間に憑(よ)る(ツク)ことであり、神霊が憑依する女、すなわち巫女(みこ)のことをいったものである。
玉依姫神話の多くは一種の処女懐胎、または神の子の神秘なる誕生説話となっている。
そこで、玉依姫というのは巫女が実際に神の妻として神婚、さらに若宮誕生の秘儀にあずかったことを意味しているものともいえよう。
神武(じんむ)天皇の母神。
玉依毘売命は海神褐(わだつみのかみ)の娘で、豊玉毘売命(とよたまひめのみこと)の妹神である。

03.日の出の神様
~彦火々出見神(ひこほほでみのかみ)
==山幸彦(ヤマサチヒコ)==十二権現社を明治7年に現在の名まえとなりました。
その後、明治36年に塩釜大明神と合わせてまつりました。
十二権現の神さまの猿田彦命(サルタヒコノミコト)は、道案内の神さまですが、田畑、農耕の神 でもあります。
塩釜大明神は製塩の神です。
その彦火々出見神は「海幸山幸(ウミサチヤマサチヒコ)」の話で有名な山幸(ヤマサチヒコ)。
それは、山幸彦命が海神ワタツミノ神から海水を制御(セイギョ)する玉をもらって海幸彦に勝つ神話です。

04. 岩の神殿
~いわなかひめの神、いわとわけの神
~~伊邪那岐神、伊邪那美神が産んだ神

05. 荒の神殿
~大雷のをの神(おおいかづちのをのかみ)、わきいかづちおの神
~~伊邪那岐神、伊邪那美神が産んだ神

06. 風の神殿
~しなどひこの神、しなどひめの神
~~伊邪那岐神、伊邪那美神が産んだ神

07. 雨の神殿
~あめのみくまりの神、くにのみくまりの神
~~伊邪那岐神、伊邪那美神が産んだ神

08. 暗劔の神殿
~人類の破滅・滅亡の神
~暗剣の神
==暗剣殺
☆ 子供は災禍を受けないか、受けても軽く済むことが多い。
暗剣殺とは五黄星在座の対中(#向かい側の方位)であって、年の暗剣は勿論、月の暗剣と雖も方位上最も恐るべき大殺神である。
如何なる人が如何なる事情でこれを犯しても滅亡は断じて免れない。
若しまたこの方位に向かって事を計り行へば、他殺、又は他発的とも称すべき疾病、災禍を蒙りその事態は根底から覆滅するのである。

09. 地震の神殿
~武甕槌神(たけみかづちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)々
~~伊邪那岐神、伊邪那美神が産んだ神

10. 金神殿
~金かつかねの神(きんかつかねのかみ)、
「金神は実は封印された創造神・国常立神であるという思想に至ります。」

ところが、ここにこの金神の意味付けを大転換させる思想が起こりました。最初に唱えたのは金光教(こんこうきょう)の教祖川手文治郎(1814-1883)です。 お、この創始者の名前は色々書かれていますが、それは彼が何度も改名しているからです。一応たどると、香取源七→川手文治郎→赤沢国太郎→赤沢文治→金光文治→金光大神となります。彼は安政年間にまさに「金神七殺」的な不幸に見舞われ、次々に家族を失い、自らも大病になります。このとき、親類の修験者が神懸かりになり、文治郎が先年移築の際に金神に対して無礼を働いたということを指摘します。文治郎はそれを謝罪し、今後は金神に帰順すると誓うと、病は快方に向いました。そして5年後、文治郎は天啓を受けます。「世間には難儀をしている氏子がたくさんいる。その取次をしてくれ。そうすれば神も人間も助かる」ここに彼は宗教活動を始めるのです。そして彼は「如何なる所、如何なる時、如何なる方も人間に宜しき所は吉所、吉日、吉方なり。日柄方位等は神が氏子を苦しめることではない」と従来の金神に対する俗信を全面的に否定し、金神は恐れて忌避するから崇り神として現れるのであって、一心に祈れば、大いなる恵みを与える神となる、という思想に到達。更に金神を「天地金乃神」と呼び、いざなぎ・いざなみ以下の神々と人類全体の氏神であり、神の中の神、一段高いレベルの神ととらえます。つまり彼は現代の宗教学者が唱える「神は粗末にすれば悪神となるが、祀れば恵みの神になる」という思想に達したとも言えます。この金神に対する考え方は大本教(おおもときょう)の教祖出口なお(1836-1918)・出口王仁三郎(1871-1948)にも受け継がれ、彼らにおいては、金神は実は封印された創造神・国常立神であるという思想に至ります。出口なおのお筆先によればこの神が彼女に発した第一声は「三千世界一度に開く梅の花、艮(うしとら)の金神の世に成りたぞよ。天理・金光・黒住・妙霊先走り、とどめに艮の金神が現れて、世の立替えを致すぞよ」でした。明治25年のことです。大本によればこの神は世界を始めた神であるが非常に強力な神であるが故に新しい世代の神に押し込められていたのであるとします。そしてその3000年間眠っていた神が理解者を得て、再び力を取戻し、新たな時代を作って行くのだというのが彼らの思想でした。

11.
*火の神~わかひめきみの神、
~~伊邪那岐神、伊邪那美神が産んだ神

12.
*木の神~木花開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)
~~富士山頂を始め全国にたくさんある浅間神社の御祭神で、海幸彦の母でもあります。富士山周辺に浅間神社は多い。
火山鎮火の意味あいもあるので当然といえば当然である。
さて、この浅間神社の祭神は木ノ花咲耶姫という桜の化身のような美しい姫で富士山の祭神でもある。
この姫は美しいが炎のような情熱があることでも有名。
彼女のことは別の機会で語るとして、姫はある日突然、自分の美のはかなさを知っ た。
花が美しいのは、まさにその散らんとする時期(とき)だけ。
彼女は白馬にまたがり、ただ一人で霊山に登り、剣を地に立て昇天した。

【木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)】
○記紀に登場する女神。神武天皇の曾祖母にあたる。本地仏は大日如来。
○天孫、邇邇芸命(ににぎのみこと)に吾田の笠狭崎で見初められる。邇邇芸命の求婚に対して、木花之佐久夜毘売の親である大山津見神は結婚を快諾、姉である石長比売(いわながひめ)と共に木花之佐久夜毘売を邇邇芸命の元に嫁がせた。しかし絶世の美女であった木花之佐久夜毘売に対し、醜女であった石長比売を嫌った邇邇芸命は妹のみを娶り、姉は親元に送り返してしまう。
○木花之佐久夜毘売はその名の如く、鮮やかに咲いてその翌年に再び花を咲かせる、という繁栄と再生の象徴、一方で石長比売は苔むす岩のごとき長生の象徴であった。邇邇芸命は長生の象徴たる石長比売を親元に帰してしまったため、以後の歴代天皇は短命となり、花のようにはかないものとなってしまったという。あるいは、石長比売の呪いによって天皇だけでなく人間全体が木の花の如く短命となったともいわれる。つまり二人の姉妹神は二人一組となって生産・豊穣と死という 二面性を表しており、イザナミの有していた二面性を分掌しているともいわれる。
○邇邇芸命と契りを結んだ木花之佐久夜毘売は一晩で子供を身ごもる。他の国津神の子供ではないかと不審を抱く邇邇芸命の疑いを解くために木花之佐久夜毘売は「もしもあなたの子供でなければ母子ともども死にましょう」と誓いを立て、まわりを土で固められた出口のない産屋の中に閉じこもり、火を放たせた。そうして炎の中で火照命、火須勢理命、火遠理命(山幸彦)の三柱の神を出産し、自身の潔白を証明してみせた。火が真っ盛りのときに産まれたのが火照命(ホデリノミコト)、次に産まれたのが火須勢理命(ホスセリノミコト)、次に産まれたのが火遠理命(ホオリノミコト)である。
○こうした火のイメージから焼畑農耕の儀礼に関わる農耕神とされ、あるいは逆に火消しの「水」と関係の深い神ともされる。また、安産の神でもある。
○炉の傍で出産したり産屋で盛んに火を焚く習俗が沖縄や南の島々に残存しているが、これは木花之佐久夜毘売の火中出産神話に由来するものであるという。
○富士山の浅間大社をはじめとする各地の浅間神社に祀られる。富士山との関わりは、火中出産から火山が連想されたためであろう。浅間大社の社伝によれば、噴火を繰り返していた富士山は木花之佐久夜毘売を祀ることでようやく沈静化したのだという。

御三体の大神様
13.天之御中主神様(あめのみなかぬしのかみさま)
==神代七代の神~この三代の神はいづれも御ひとり神で、身を御かくしになった。
天上で御生れになった神様で、外の神様と分けて云はれている。
高天の原に居ます神々様について天地が開け始めたときに、国は未だ固まらずに荒れていた。
高天の原に始めて御生れになった神様が、天の御中主の神である。

14. 高皇産霊神様(たかみむすびのかみさま)
~この三代の神はいづれも御ひとり神で、身を御かくしになった。
天上で御生れになった神様で、外の神様と分けて云はれている。
==神代七代の神
天の御中主の神の次に高御(ミ)産巣日(ムスビ)の神である。

15. 神皇産霊神様(かみむすびのかみさま)
~この三代の神はいづれも御ひとり神で、身を御かくしになった。
天上で御生れになった神様で、外の神様と分けて云はれている。
==神代七代の神

{高御(ミ)産巣日(ムスビ)の神の次に神(カミ)産巣日(ミスビ)の神である。}
{次に御生れになった神様は、「ウマシアシカビヒコヂの神」と「天の常立(トコタチ)の神」で、この二方の神も御ひとり神で、身を御かくしになった。以上五方の神は、天上で御生れになった神様で、外の神様と分けて云はれている。}
 次に御生れになった神様は、「国の常立(トコタチ)の神」,「豊雲野の神」で、やはり御ひとり神で身を御かくしになった。

 次に御生れになった神様は、「ウイヂニの神、女神スイヂニの神」次に「ツヌグイの神、女神イクグイの神」次に「オオトノヂの神、女神オオトノベの神」次に「オモダルの神、女神アヤカシコネの神」次に「イザナギの神、女神イザナミの神」が御生れになった。

16.伊邪那岐神様(いざなぎのかみさま)
==神代七代のイザナギ
~~
>>「国の常立(トコタチ)の神」/独身/身を隠す
>>「豊雲野の神」/独身/身を隠す
>>「ウイヂニの神、女神スイヂニの神」
>>「ツヌグイの神、女神イクグイの神」
>>「オオトノヂの神、女神オオトノベの神」
>>「オモダルの神、女神アヤカシコネの神」
>>「イザナギの神、女神イザナミの神」

17.伊邪那美神様(いざなみのかみさま)
==神代七代のイザナミ
~~
>>「国の常立(トコタチ)の神」/独身/身を隠す
>>「豊雲野の神」/独身/身を隠す
>>「ウイヂニの神、女神スイヂニの神」
>>「ツヌグイの神、女神イクグイの神」
>>「オオトノヂの神、女神オオトノベの神」
>>「オモダルの神、女神アヤカシコネの神」
>>「イザナギの神、女神イザナミの神」

18.つきさかきむかつひめの神様
==??月坂木矛活姫の神??月榊矛姫の神様??月榊鵡姫の神??

19.豊雲野の大神
~神代七代
==
>>「国の常立(トコタチ)の神」/独身/身を隠す
>>「豊雲野の神」/独身/身を隠す

天皇~天龍 天皇に生れる龍神、最高の龍神。
日~金龍/国常立尊(男龍)男龍を生む。
月~銀龍/豊雲野尊(女龍)女龍を生む。

是が最高の龍神である。
金龍が地中へ潜む時(潜龍)光を隠して黄龍(蛟龍)となる。
金龍及銀龍は 天龍を守護しているのである。

関連資料

三代
>>13.天之御中主神/高天原産まれ/独身/身を隠す
>>14.高皇産霊神様/高天原産まれ/独身/身を隠す
>>15.神皇産霊神様/高天原産まれ/独身/身を隠す
五代
>>「ウマシアシカビヒコヂの神」/高天原産まれ/独身/身を隠す
>>「天の常立(トコタチ)の神」/高天原産まれ/独身/身を隠す
神代七代
>>「国の常立(トコタチ)の神」/独身/身を隠す
>>「豊雲野の神」/独身/身を隠す
>>「ウイヂニの神、女神スイヂニの神」
>>「ツヌグイの神、女神イクグイの神」
>>「オオトノヂの神、女神オオトノベの神」
>>「オモダルの神、女神アヤカシコネの神」
>>「イザナギの神、女神イザナミの神」
イザナギの神とイザナミの神は、天の御中主の神外五柱の神の御命令として、いまだ国が固っていないので、国土固成造りを御委任せられた

イザナギ、イザナミの神は、多くの国土や神々を御産みになったが、その内イザナミの神が、「火のカグツチの神」を御産みになったとき、病気になられ御崩れになり、黄泉(ヨミ)の国に行かれた。イザナギの神は黄泉(ヨミ)の国に行き御尋ねになって、穢(ケガレ)を受けられたので、日向の橘(タチバナ)の小門(オド)のアオキが原で、御身を洗い滌(ソソ)ぎ、禊(ミソ)ぎ清めらるる時に十四柱の神々を御産みになった。
その神々様のうち終りに、神様は
>>天照大御神~左の眼を御洗いになったとき御生れになった
~~「あなたは高天の原を御統治なさい」
>>月読の神~右の眼を御洗いになったとき御生れになった
~~「あなたは月の世界を統治なさい」
>>須佐(スサ)之男(オ)の神~鼻を御洗いになったとき御生れになった
~~「あなたは海を統治なさい」

年月日

昭和三十六年
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