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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

時事151「地」

寒冷化・温暖化(2013/01/22)

yuru63の記

北半球は異常に寒冷化し・南半球は異常に温暖化している模様です。

 過去の参照記事


【参照記事】

【参照記事詳細】




---①-------

http://news.infoseek.co.jp/article/130122jijiX760

東・西日本は来週低温注意=日本海側など大雪恐れも―気象庁- 時事通信(2013年1月22日18時07分)

 気象庁は22日、異常天候早期警戒情報を発表し、東日本の関東甲信と北陸、東海、西日本の近畿、中国、四国では27日ごろから1週間、平均気温が平年よりかなり低くなる可能性があると注意を呼び掛けた。

 北陸と近畿日本海側、山陰のほか、長野・群馬両県北部、岐阜県山間部では降雪量もかなり多くなる恐れがある。除雪対応や農作物の管理に注意が必要という。 

[時事通信社]




---②-------

http://oka-jp.seesaa.net/article/314433603.html

2013年01月20日

カオス化した地球の気候: 北半球と南半球での極端な気候の原因は磁場の異変と関係がある?

▲ この雪の風景はどこか・・・というと、インドなんです。シムラーという地域の 1月18日の様子。もう2週間、雪が降り続けているのだそう。高原にあるシムラーはインドの中では冬は寒い場所ですが、こんなに長く雪が降り続けるのは記録的とか。気温もあと 0.2度下がれば、40年前の低温記録を抜き、観測史上最低気温を更新するそうです。 INDIA TV NEWS より。
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地球の天候が「カオス化し始めた」といくつかの意見
今朝、北海道の実家から電話があり、話していましたところ、今年も北海道は大変に雪が多いのだそうです。ふと、「1年前の In Deep の記事」を見てみると、ちょぅど1年前の2012年1月20日の記事は、
・岩見沢の大雪。そして、サハラ砂漠の雪
 2012年01月20日
というものでした。
昨冬も北海道は大雪で、特に私の実家のある岩見沢という町は、もともと雪の多い町なのに「観測史上最深の雪」が降り続け、あちらこちらで建物が倒壊するという事態に陥っていたのでした。
それが昨冬ですが、北海道では今年も雪が多い上に、ふだんなら北海道の中でもあまり雪が降らないような地域でも記録的な大雪が降っているのだそうです。
そして、母親が言っていた中で印象的だったのが、
「雪もだけど、とにかく今年は寒くてね。北海道がイヤになっちゃったっていう人も多いのよ」
という話でした。
この「冬はいつも寒い地方が、いつもの冬よりさらに寒い」という現象は実は、今年、世界のいろいろな場所に出現しています。

そして、一方で、南半球は夏ですが、「暑すぎる」状態が続いています。


▲ オーストラリアのシドニーでは 1月 18日に、最高気温が観測史上最高の 46.5度まで上昇しました。オーストラリアのシドニーで観測開始以来の最高気温の記録となる「 46度」を記録 (地球の記録 2013.01.19)より。


その後、シドニーでは「46.5度」まで気温が上がったそうです。
しかし、上のブログ「地球の記録」の前日の記事は、ベトナムでの異常な寒波について書いたものでした。


▲ ベトナムの首都ハノイで病院に入りきれず、病院の庭に寝かされる人たち。ベトナム北部では、寒波のために体調を崩す人が続出していて、病院でも、すでに運ばれてくる人々を収容する場所も、診察する時間もなくなってきているとのこと。異例の寒波と戦うベトナム北部の人々: 増え続ける患者を収容しきれない病院 (地球の記録 2013.01.18)より。


アジアの寒波では、
・死んでいない太陽。そして、「地獄の猛暑」に困惑する南半球
 2013年01月06日
という記事で、下のような北インドの状況を記しました。


そして、今、この極端な気候が北半球、南半球共に、その地域が拡大してきているような感じがあります。「感じ」というか、現時点では、明らかに極端に気候に世界の多くの地域が「襲われている」といえると思えます。
その原因が何かはわかっていませんが、今朝、目にした米国の災害系ブログの下のタイトルが目をひきました。

・Russia: record snow, Sydney: record heat. Is the magnetic field reversal throwing the planet’s weather into chaos?
「ロシアは記録的大雪、シドニーでは記録的熱波。これは、地球の磁場の逆転が天候をカオスに導いているのか?」
The Extinction Protocol 201301.19

というものです。
このブログはニュースをそのまま転載するものですので、タイトルにブログ作者の私感が入っているということになるのですが、しかし確かに、少しずつ規模が拡大していた「気候の異変」がここにきて、一気にバーストする予兆を見せているように見えます。


地図上で「天候でふたつにわけられる」地球
上のブログに下の地図が掲載されていました。
日本語はこちらで入れたのですが、もともと小さい図ですので、読みにくいかもしれません。すみません。


上を図を非常に大ざっぱに区切れば、下のように気候が「二分」している感じがあります。


実際には地球はその形と共に、高低の温度差もありますので、このように単純に分けられるものではないですけれど、まあ、わかりやすくはあります。
ところで、上の地図の左上に「カムチャッカでは記録的な火山活動」とありますが、これもずっと気になっていることではあります。
カムチャッカだけではないですが、最近、世界の火山活動がものすごいのですよ。
特にカムチャッカは非常に活発です。ボルケーノ・ディスカバリーによりますと、最近新たに活動を始めた火山を含めて、現在、カムチャッカでは以下の火山が噴火しています。

・シベラハ山(Shiveluch)
・クリュチェフスカヤ山( Kliuchevskoi )
・ベシミアニ山(Bezymianny )
・キジメン山(Kizimen )
・カリムスキー山(Karymsky )
・トルバチック火山(Tolbachik )

そして、カムチャッカには下の地図ほど火山が存在するのです。
赤い三角(▲)はすべて火山です。


海外の記事では、「世界の火山活動が覚醒した」という表現を見たことさえありますが、この「火山」についてはまた今度書きたいと思います。
以下、気候に関して、いくつかの報道を掲載します。


極端な寒波と大雪に見舞われる北半球と、極端に暑い南半球

まず、イギリス。
イギリスだけではなく欧州の多くで雪が多いですが、特にイギリスでは、現在、大雪で生活が一部麻痺するほどの影響が出ています。


英各地で大雪、市民の生活にも影響
AFP 通信 2013.01.19


イギリスでは今週、警戒警報が出されたウェールズ南部をはじめ、各地で大雪となった。空の便で欠航が相次いだほか、ロンドンとベルギーのブリュッセルを結ぶユーロスターでも運休が出るなど、雪の影響で交通網に大きな混乱が生じた。

また、休校した学校は 3000を超えた。


次はロシアです。
ほぼ全域でまったく記録的な大雪が続いています。
ご紹介するロシアタイムスの見出しが注目に値します。
それは「 Snowpocalypse 」(スノウポカリプス?)。
「雪」の snow と「黙示録」の apocalypse を合わせた造語だと思います。
日本語風にいえば「雪マゲドン」。
とはいえ、実際にはどう訳していいのかわからないので、「雪の黙示録」と、つまらない訳にさせていただきました。


Snowpocalypse Russia: 'Snow tsunami' swallows streets, cars, buildings
RT 2013.01.19
ロシアの雪の黙示録:「雪の津波」が道路を飲み込み、車も家も飲み込んだ


前例のない豪雪がロシアを見舞っている。容赦ない大雪は、交通機関を麻痺させ、いくつかの村や町は現在、雪により分断され孤立してしまっている。
1月18日、首都モスクワでは、1月の1ヶ月分の降雪量に相当する雪が降り、交通機関が完全にストップするという危機に瀕した。空港も同様だ。 12,000台の除雪車が四六時中、道路の除雪作業にあたったが、交通麻痺を解消することはできなかった。


▲ 出動する除雪車。24時間体制で除雪を続けたが、道路を正常に戻すことはできなかった。

また、アルタイ共和国では 12の村落が雪で孤立している。現在、救急隊と物資の運搬者が現地に向かっているが、道路事情は良くない。
今年のロシアは 1938年以来の大雪となっており、また気温も極端に低い。シベリアでは昨年 12月にマイナス50度を記録し、多くの人たちが避難した。
現在までに寒さによって、ロシア全土で 90人が凍死しており、また、事故を含めて、寒波と大雪が原因による死亡者数が 200人以上にのぼっていると公式に発表された。


というように大変なことになっているようなんですが、ヨーロッパでは、他の多くの地域で同じような状況となっている場所も多いようです。
シベリアといえば、マイナス50度を記録した際に、「沸騰したお湯が一瞬で凍る」という様子が YouTube にアップされていました。
沸騰させたお湯が瞬時に凍結するマイナス50度のシベリア


ここまでで結構長くなってしまいましたので、それらを総括して短くまとめていた米国の報道をご紹介して今回の記事を括ろうとと思います。
ちなみに、後日取り上げるかもしれないですが、 米国も実は天候がおかしいのです。毎年雪が降る州では今年は雪がまったく積もらないなどの一方、例年は雪の降らない多くの州が雪に見舞われています。
では、ここからです。

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Wild Weather Strikes Across the Globe
newser (米国) 2013.01.18
ワイルドな天候が世界中を直撃している


▲ 雪の直撃を受けた米国テネシー州のノックスビル。2013年1月18日。

オーストラリアで記録的な暑さを記録している一方で、米国の南東部とイギリスでは例年にはない記録的な大雪に見舞われている。
このような「ワイルド」な天候の例が世界各地で見られる。
米国では、ミシシッピー州で 4~6センチの積雪があり、バージニア州では、雪が 20センチ積もった。これにより多くの交通機関が影響を受け、事故で少なくとも一名が死亡した。
英国では、ヒースロー空港が雪のために閉鎖され、180便の運行が停止された。ロンドンの積雪は最大で 20センチ程度になると見られている。
しかし、オーストラリアでは、シドニーで 1939年に記録された高温の記録を破る歴史的な熱波に見舞われており、その気温は 46度に達している。
現在、オーストラリアでは全土の 70パーセントが熱波に見舞われていて、特に大陸の中心部は、「熱のドーム」と言われている。これはオーストラリアの観測史上でも前例のないことだと政府の報告で述べられた。

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(訳者注) 上の記事の「熱のドーム」というのは、過去記事の、
・「一線」を越え始めた世界の気候: オーストラリアでは摂氏 50度を見据え、中東では過去最大級のスーパーストーム
 2013年01月10日
に載せましたオーストラリアの気温分布図でその意味がおわかりになるかと思います。


オーストラリア大陸の中心がとんでもない高温となっており、火山の火口のような「熱のドーム」の形を形成しているかのように見えるのです。
今後の気候の動向にもよりますが、「カオス化した気候」は、農業生産などを含めて、生活に密接に関係してくることでもありますので、今後も取り上げることもあるかと思います。
今の(為替などを含めて)状況を見ていますと、今後、日本は食糧価格を含めて急激にアップする危険もないではなさそうですので、気候で農業生産がダメージを受けた際のいろいろな可能性はあると思います。中国政府が前例のない規模で食糧備蓄を続けている(ソース(英語))ことも、戦争の準備というだけではなく、あるいは気候の予測などとも関係があるのかもしれません。
この中国政府の前例のない、ものすごい量の食糧輸入と食料備蓄の現実については、後日、時間があれば、記事にしたいとも思います。
タグ:カオス化した気候 ロシアの大雪 英国の大雪 異常気象 2013年の地球





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