極めの巻 第12帖 (090)
口先ばかりで、その場限りでうまい事言っていますが、それは悪の花です。心と行が伴わないからです。
己(おのれ)自身のいくさが終っていないからなのです。
そなたのもつ悪いくせを直して下さいよ、それが御神業です。
神々様も自分のくせを直すために御苦労なさっているのです。そのために生長するのです。
昨日の自分であってはならないのです。
六十の手習でとまってはなりません、死ぬまで、死んでも手習です。
お互におろがみなさい。おがむと総てが自分となります。おがむところへ集まって来て弥栄です。
年月日
- 昭和三十六年八月五日
- 旧六月二十四日(1961年)