今度の戦で何もかも埒ついて仕まふ様に思うてゐるが、それが大きな取違ひぞ、なかなかそんなチョロッコイことではないぞ、今度の戦で埒つく位なら、臣民でも致すぞ。今に戦も出来ない、動くことも引くことも、進むことも何うすることも出来んことになりて、臣民は神がこの世にないものといふ様になるぞ、それからが、いよいよ正念場ぞ、まことの神の民と獣とをハッキリするのはそれからぞ。戦出来る間はまだ神()の申すこときかんぞ、戦出来ぬ様になりて、始めて分かるのぞ、神の申すこと、ちっとも違はんぞ、間違ひのことなら、こんなにくどうは申さんぞ。神()は気(け)もない時から知らしてあるから、いつ岩戸が開けるかと云ふことも、この神示(ふで)よく読めば分かる様にしてあるのぞ、改心が第一ぞ。七月の三十日、ひつくのか三のふで。 |
今度の戦で何もかも埒ついて仕まう様に思っていますが、それが大きな取違いです。なかなかそんなチョロッコイことではないのです、今度の戦で埒つく位なら、臣民でも致します。
今に戦も出来ない、動くことも引くことも、進むことも何うすることも出来ないことになって、臣民は神がこの世にないものという様になります。それからが、いよいよ正念場です。まことの神の民と獣とがハッキリ分かれるのはそれからです。
戦出来る間はまだ太陽(ミロク)の申すことききません。戦出来ない様になって、始めて分かるのです。神ミロクの申すこと、ちっとも違いません。間違いのことなら、こんなにくどくは申しません。
太陽(ミロク)は気(け)もない時から知らしてありますから、いつ岩戸が開けるかということも、この神示(ふで)よく読めば分かる様にしてあります。改心が第一です。
七月の三十日、ひつくのか三のふで。
ーーー氷治氏この帖を読むときは第二次世界大戦の真っ最中に書き下ろされたことを理解する必要があります。そして、この時点で、第二次世界大戦と誤解しないように指摘しているところが重要です。岡本天明氏たちが、第二次世界大戦をその戦いと誤解するのも戦争の真っ最中ですから当然といえば当然です。ミロクが人類を民(臣民と人民)と獣とをハッキリして区別することは分かっていますが、いつの段階であるかがわかりません。この帖ではその段階の説明をしていて、臣民ですら神はいないと思うようなニッチモサッチモいかなくなった時=人間同士が戦いを出来ない位の時期=都市攻撃で人類の軍事力の全てが破壊された時期であると説明しています。それでは具体的に何時か?と聞かれれば{この神示(ふで)よく読めば分かる様にしてある}と逃げていますので、全部を読み砕くほかは無いです。 ーーー |
yuru63:2013/11/11
「戦出来る間」→「戦出来ない様になる」→「臣民は神がこの世にないものという様になる」→「まことの神の民と獣とがハッキリ分かれる」
という推移は次の内容と噛み合う様です。
天文・地学・科学 NO n030002----コメント 2012/11/05----
http://18.pro.tok2.com/~solht0920070/newmurmur_db/n030001/n030002.htm
ーーー |
より、
「 アンゴルモアの大王のかって幾たびとなく実施した大虐殺と大破壊が復活」
⇒「動くことも引くことも、進むことも何うすることも出来ないことになって、臣民は神がこの世にないものという様になる」
「この戦いの前後は 戦の大虐殺と大破壊がなく、小競り合いはあったにしても幸福な時代」
⇒「戦出来る間」→「戦出来ない様になる」
そして
「それからが正念場であり、まことの神の民と獣とがハッキリ分かれる」
という内容も重要そうです。正念場を乗り切る心構えが必要なのかもです。
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