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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

メール107臣民の一二三・終末と太陽の検証

「モーツアルト効果」は本当?

yuru63の記

音楽情報です。

【参照記事】

①---------------------------
大紀元日本
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/01/html/d41799.html
より

「モーツァルト効果」は本当?


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 【大紀元日本1月21日】以前から世界中の科学者たちが言及している「モーツァルト効果」。モーツァルトの音楽を聴くと健康状態が良くなり、知的向上につながるといわれているが、本当だろうか?

 知的能力の向上

 「モーツァルト効果」は1993年、米カリフォルニア大学の科学者らによって命名された。モーツァルトの音楽を聞いた学生は、リラクゼーションやトランスミュージックなどその他の音楽を聞いた学生より、空間に関するIQテストで高い成績を収めたのだ。

  米カリフォルニア大学アーヴァイン校のフランシス・ラウシャーとゴードン・ショーの研究グループによると、モーツァルトを聞いた学生らは、他の音楽を聞いた学生たちと比べて、空間テストのIQの成績が8-9ポイント高く、その状態が10-15分間も続いたという。また、翌日に同じテストを受けた学生たちを分析した結果、モーツァルトのグループは、その他の音楽を聞いたグループよりも飛躍的に成績がアップした。

 牛もモーツァルトが好き

 2007年、スペインのメディア「エルムンド」紙の記事によると、スペイン・ビリャヌエバデルにある農場の牛は、一日あたりミルクを30〜35リットル(約8〜9ガロン)生産し、他の農場の牛が平均28リットルであるのと比較して、大幅に牛乳の生産量が高かった。農場主のハンス-ピーター・シーバーさんは、牛の搾乳時にモーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」を農場で流している。このおかげで、牛乳の味は甘くて美味しいという。

 一方、ABCニュースによると、最初に牛がモーツァルトの曲を好むことを発見したのは、フランス・ブルターニュ地方の修道士だといわれている。現在、牛にクラシック音楽を聞かせる方法は、イスラエルや英国にも広まっている。

 未熟児の体重が増加

 イスラエルの科学者は、未熟児がモーツァルトを聴くと体重増加が促進されるという研究結果を発表し、彼の論文は2010年1月のジャーナル誌「小児科」に掲載された。

 それによると、テルアビブ・ソウラスキー(Tel Aviv Sourasky Sourasky)医療センターで、早産で生まれた20人の赤ちゃんを二つのグループに分け、片方には2日間連続してモーツァルトの曲を30分聞かせ、もう片方には何も聴かせず、体重増加の度合いを比較した。すると、音楽を聴いた赤ちゃんたちはとても落ち着いており、安静時のエネルギー消費量(REE)が少ないため、体重増加が早かったという。

 下水処理効果

 2010年、ドイツ・ベルリンの近くにある下水処理会社は試験的に、ムンドゥス社製の機械からモーツァルトの曲「魔笛」を流し、バイオマスを食べる微生物に聴かせた。数ヶ月後に一旦実験は中止されたが、一年後に再び下水を洗浄する時、通常7千立方メートルの汚泥を輸送しているところを、その時は6千立方メートルを輸送するだけにとどまった。

 排水管理専門家のデトレフ・ダリチョウ(Dalichow)氏は、「輸送する汚泥の量が大幅に減った」と、マーキスチェ(Märkische)アルゲマイネ誌に語った。

 音楽を流す機械を製作したムンドゥス社は、汚泥輸送のコストを1万ユーロも節約できたのは、スピーカーが正確にコンサートホールの音を再現した結果だとコメントしている。

 植物の成長

 植物に音楽を聞かせる実験は、1970年代から始まっている。植物に好かれる音楽もあれば、植物を枯らせてしまう音楽もあるようだ。

 コロラド大学ウーマンズ・バイオトロニック室の学部生、ドロシー・レタラック氏は、植物を2つの部屋に分け、それぞれに異なるラジオ番組の音楽を聴かせた。一方には激しいロック・ミュージックを、もう片方には軽音楽を、それぞれ1日3時間聴かせた。

 すると、軽音楽を聴いた植物は健やかに成長し、茎はラジオの方向へ曲がるようになった。一方、ロックを聴いた植物の葉は小さく、ラジオから離れるように成長した。それらはひょろ長く、ほとんどは16日で枯れてしまったという。

 その後、レタラック氏は様々な種類の音楽を植物に聴かせて実験を行なった。同氏によると、植物はレッドツェッペリンやジミ・ヘンドリックスからは遠のき、バッハのオルガン音楽やジャズを好んで聴くように見えたという。一方、シタールで演奏された北インドの古典音楽が特に好まれているようだったという。また、カントリー・ミュジックには無関心だった。

 ブドウ園での効果

 2001年、フランス・トスカーナ地方に住む音楽好きのカルロ・シグノジ(Cignozzi)さんは、彼の広大なぶどう園にスピーカーを設置し、24時間モーツアルトなどのクラシック音楽を流した。最初の目的は害虫対策だったが、後にこれがブドウを速く成熟させるのに役立つことに気づいた。シグノジさんによると、スピーカーに近いブドウの木ほど速く成熟し、ポップやロック音楽よりも、クラシック音楽がブドウの成長によいと語った。

 迷路におけるラットの反応

 モーツァルト効果の研究に最初に参加した一人であるフランシス・ラウシャー博士は1998年、ラットへの効果の研究に着手した。子宮内から、出生後60日間の間、モーツァルトの音楽を聴いていたラットのグループは、何も聴かなかったグループやその他の音楽を聴いていたグループよりも迷路を上手く進むことが分かった。

 ウィスコンシン大学のデシックス・ロビンソン博士とジェイソン・イェンス博士は、次のように報告している。「3日目、モーツァルトの音楽を聴いたラットは、より迅速に、少ないエラーで他のラットよりも迷路を完走した。5日目では、その違いがより顕著になった。複雑な音楽に繰り返し曝されることが、時間と空間の学習能力の改善を促している。これはヒトに見られる結果と似ている」。この研究は、ジャーナル「神経学的研究」に掲載された。

 
(エポックタイムズ記者・ルイ・マキエロ/翻訳編集・山崎)



(12/01/21 07:00)




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