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良い宇宙人と悪い宇宙人の話地球編

NO61「衛星の大きさの比率」

  • おまえたち、月が地球に比べて極端に大きいのか知っているか?
    冥王星以外の衛星は本体の母星に比べて極端に小さいぞ。
    なんで月がそんなにでっかいかだ!
    その理由は、月が俺様の宇宙最強の軍隊の旗艦であることじゃ。
    つまり総司令官のサタンである俺様が常にその中にいるのが月なんじゃ。
    だから他の衛星に比べて極端にでっかくしてあるのじゃ。
    冥王星の衛星もでっかくしてあるぞ。
    それは俺様がたまにそこまで出張して行けるようにしてあるのさ。
    俺様は俺様の部下が俺様に反抗しないか常に見張っていなければならんのじゃ。
    太陽系の総ての衛星を見張ることができるように一番外側の惑星の衛星もでかくしてあるだけのことさ。
    それだけではないぞ!
    地球では養殖した生命を総て殺して俺様が食べてしまう、「ノアの大洪水」を起こさねばならんのじゃ。
    これを起こすにはプラネットXという星が地球に接近したとき、その星の力と月からのパワーとを合体させて地球のマントル層を回転させるのじゃ。
    そのために月を地球の大きさに比較して極端に大きくしてあるのさ。
    何? 月や冥王星の衛星が本体の惑星に比較してそんなに比率が大きいという資料を見せて欲しい?
    では以下の資料を見てみるんだな。
    月や冥王星の衛星カロンが本体の惑星に比べていかに大きいか理解できるだろう。

    惑星 最大の衛星 惑星の衛星に対する直径の比率 衛星の直径を1とする
    地球(直径6378km) 月 (直径1738km) 3.7 1
    火星 フォボス 261 1
    木星 ガニメデ 27 1
    土星 タイタン 23 1
    天王星 チアニア 32 1
    海王星 トリトン 18 1
    冥王星 カロン 2 1
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