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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

太陽(ミロク)原理終末と太陽の検証

太陽の説明

3つの大戦に関する予言

4−1.
3項で3人の牧童について検討してみた。 この個人的な予言と大戦の3つの予言とは 関係が無いようであるが、詳しく検討してみると極めて計画的に選択・設定されていることがわかる。予言と接触との年代は、下記の通りであるし、窓口となった牧童たちの運命は、下記の通りである。

ファチマでの予言

1回目〜1917年05月13日
2回目〜1917年06月13日〜−−−3人の羊飼いの子供の予言
3回目〜1917年07月13日〜−−−戦争の3予言
4回目〜1917年08月13日〜−−−(6日後に改めて出現)
5回目〜1917年09月13日
6回目〜1917年10月13日

牧童の運命

a.ルシアは 2005年2月13日ルシア修道女(98才)死亡
b.ヤシンタ・マルト7才の女の子2年8ヶ月後1920年2月20日死亡
c.フランシスコ8才の男の子ジャシンタの兄1年10ヶ月後1919年4月4日死亡

4−2.
この内容をみるとルシアは 天寿を全うしているので、伝言者・語り部に選択されていることがわかる。その為であろうか、b.ルシアに勉強して早く字が読めるようになること、を命じているのである。語り部が、文字を知らないでは何を伝えても、この時点では文盲であっるから、将来、人々に文字にして広く伝えることができないことからも容易に理解出きると思う。ところが、ヤシンタ・マルトとフランシスコはUFOの搭乗員の一人である貴婦人の語る予言を証明する材料であったがルシアのように語り部の役割は与えていないことである。

ファチマの3の予言の内容

4−3.
ここで、3つの大戦予言の公表されていく過程について見てみよう。

a.第一予言は第一次大戦(1914〜1918年11月11日)

b.第二の予言は 第二次大戦(1939年9月1日〜1945年9月2日)

c.バチカンが伏せている第三予言は 第三次大戦(2***年*月*日〜2***年*月*日)

ファチマの3の予言の過程

a.「1930年、ルシアは 上長であるコインプラ司教の強い要請を受け、貴婦人との対話の一部始終を記述した文章を作成し、それはそっくりバチカンに送付された。」

b.「1942年に初めて第一の予言と第二の予言が一般に公開された。」

c.「1960年まで3つ目の事柄は 秘密のままにしておかなければなりません」

ここで注目すべきことは 1930年に文書化するまでは ルシアは 質問者たちに語ったかもしれないが1917年から13年間、文書化していないということである。勿論、ルシアは 1960年以降でないと公開してはならないと貴婦人に言われていたのであるから、第三予言については、43年間、他には語っていないと理解する必要がある。

ファチマの3の予言の基本的に要求される認識

貴婦人は「・・・・秘密は三の異なった事柄から成り立っていますが、お互いに密接に関連しています。・・・・」とルシアに語っている。ここで問題となるのが、ファチマの第三予言の内容であるが、バチカンによって隠蔽されている為に、直接には 分からない。 しかし、この第一予言の第一次大戦と第二予言の第二次大戦の予言は、公開されているから戦争の予言であることは容易に分かる。ここで、第三予言・事柄は「・・・3つとも密接関連している・・・・」と貴婦人はルシアに伝えているのであるから、バチカンから公表されている法王の暗殺などの内容は、嘘・デタラメであることが容易に理解できるのである。「第一次大戦→第二次大戦→法王の暗殺」なんて言いぐさは、ルシア自身が貴婦人から密接に関係しているとの説明から、どのような密接な関係かを推測することが出来ないのである。

「サタン(悪魔)は国家の最高さえ支配し、もの事の成り行きを決定しているのです」
「第一次大戦→第二次大戦→?????」

との密接な関係を考えれば結論は 簡単で、サタンたちが3つの予言の内容・出来事の成り行きを決定していることを説明していることにほかならなら無い。そうであれば、第一次大戦→第二次大戦→第三次大戦というのは、自然の帰結になるのである。

予言成就の過程

4−4.
予言と、その予言が実現した初期の年代について検討してみよう。

1917年、3人の牧童の運命と人類全体に対する予言がなされた。
1918年、第一次大戦が終結〜予言成就
1919年、4月4日死亡フランシスコ8才の男の子ジャシンタの兄〜予言成就
1920年、2月20日死亡ヤシンタ・マルト7才の女の子〜予言成就
1930年、全ての内容を文書化

以上を見て、何か気が付くはずである。このUFOの接触したのは、牧童たちで、貴婦人の姿を大人たちは、誰も見ていないというか、牧童たち以外には見えなかった。何を貴婦人が言ったかなどの牧童の言葉の信憑性は UFOのデモンストレ−ションがあったにしても、証拠となるものは 何もない。しかし、二度あることは三度あるともいうがごとく、予言が3つも3カ年の間に現実化すれば、牧童たちの説明を信じざるをえなくなる。以後、ルシアの貴婦人からのメッセ−ジは事実として、一般の人々には 受け入れざるを得ないし、受け入れられるようになった。この一連の予言の関連は、このように慎重に選択・設定されていることを理解できるのである。

4−5.
第二次大戦に関するファチマの予言は、おおよそ次ぎのようである。

a.教皇ピオ11世の在位の歳(1939年2月10日死亡)に第二次大戦が始まる。
b.夜空に不思議な光が輝くのを見る。
c.戦争と飢饉、教会や教皇への迫害が天罰として人類に降りかかる。

これらの予言に対して現実は 次ぎのようになる。

a.正式には 1939年9月1日第二次大戦開始、1945年9月2日終結〜予言成就
b.1938年1月25日〜26日に夜半のヨ−ロッパ全域の空を血のように赤く妖しい光を放つオ−ロラが出現した。 〜予言成就
c.第二次大戦後のロシアを筆頭にして共産主義の浸透により、宗教は精神的な阿片であると禁止 〜予言成就

ここで注目すべきは、下記の時間的な関係である。

a.1938年1月25日〜26日に夜半のヨ−ロッパ全域の空を血のように赤く妖しい光を放つオ−ロラが出現した。
b.1938年2月10日約2週間後、教皇ピオ11世は死亡した。
c.1939年9月1日第二次大戦正式には開始した。

極めて、予言の手順と一致している。しかし、教皇と正式開始の年代が一年ずれていることに気が付く。この理由はこの戦争が開始したのは正式には 1939年となっているが、その前年の段階で戦争の前哨戦は 既に開始していて、「正式」談義は 地上の人類の方便ということであると考えられる。なぜなら、表面しかみれない人類に対して、遠隔未来透視する貴婦人たちUFOの搭乗員たちにとっては 戦争の本質的な開始年代は、1938年であると認識していたと考えられるからである。1930年にルシアは文書化、1942年第一次大戦と第二次大戦の予言がバチカンから一般に公開されたことである。第二次大戦が1939年9月1日〜1945年9月2日であるから、この予言の公開は 第二次大戦の最中になされたことになる。この理由は、上記の説明したように、それまでの貴婦人の予言が100%成就していることによると考えられるのである。

第三予言に関する内容

4−6.
次ぎに問題となるのが、第三予言である。当然であるが、バチカンの創作などには興味がないので、一連の流れから推測することにする。

第三の予言は貴婦人の一連の言いようから第三次大戦の内容に触れていることが分かる。

第三予言は1960年以降でないと公開してはならないと貴婦人に言われていたのであるから、公開されているはずであるが、偽物・まがい物はバチカンから出されたが遂に公開されることがなかった。

第三予言は、これからの出来事であるから、予言が公開されない限り追跡しようがないというのが、一つの結論である。ただ、不思議なことが第三予言にはある。それは、この第三予言に限って、1960年以降に公開するようにと言う指示が貴婦人から出されていることである。 それが何故に不思議であるかというと、遠隔未来透視の能力を持つことをいくつもの予言で証明した貴婦人たちUFOの搭乗員たちが、バチカンが指示に従わず公開しないことくらい当然に透視していたはずである。 なのに、年代指定をしても、指示がバチカンの法王たちによって破られることくらい分かっているのに指定して、人々に公開することをバチカンが隠してることを見せているいることである。私は、次ぎの理由があると考えている。

公開しないのはバチカンの良識を証明しているのではなくて、政府だけでなくバチカンすらも悪魔たちが占領していることを人々に知らせる。

第三予言を人々が知れば、現在のバチカンの隠れユダヤ人たちの計画そのものの基本的な内容の全てが人々によって理解されてしまうので公開しようにも公開できないことを人々に認識させようとしている。

一連の接触と内容の公開によって、人類に真実と事実を知らせ警告しようとしたものであると思われ、その為のこの指示破りから悪魔の支配を無知な人々に認識させる一連の活動と考えられるのである。

4−7.

一連の予言の考察をしていくと、UFOの搭乗員たちは、人類に悪魔の支配を無知な人々に認識させるこのことを伝えようとしていたのであって、第三予言の取り扱いから、いくつもの布石から人類が読みとることを期待したと思われる。しかし、このような考察は キリスト教徒たちには難しいと思われ、これらの行為も人類の誰かたちに伝え認識させ、人々へと展開していくことを意図していると考えられるのである。




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