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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

太陽(ミロク)原理終末と太陽の検証

太陽の説明

接触の検討(第一回目)

5−1.

 ファチマの出来事を検討すると、その搭乗員たちの予言・遠隔未来透視などの能力から、100%の的中率を誇ることがわかる。 もっとも、1938年1月25日〜26日に夜半のヨ−ロッパ全域の空を血のように赤く妖しい光を放つオ−ロラが出現した。〜予言成就等は、現代の科学技術を持ってしても荷電粒子砲の出力を微弱にして、目標をヨーロッパの上空に発射し人工のオ−ロラを上空に発生させたくらいのことは容易に推測できる。が、もっとも不可解なことは それほどの能力をもったUFOの搭乗員たちが、バチカンや政治の為政者・「疑似ユダヤ人たちの陰の世界政府」のメンバ−によって取り扱われる第三予言が公開されないことを予知しないはずはないのである。それでも、彼らは、盛大なデモンストレ−ション付きで予言した。ということは、現在の第三予言の取り扱われ方を承知して、予言したと考えなければならなくなる。果たして、その真意が何か?ということが実はファチマでのデモンストレ−ションの意図として理解する必要があるのである。早い話、謎賭け・クイズを人類に提出したのが、彼のイベントであったととも言えるのである。 第三の予言の内容も人類の未来を知るのに必要な問題であるが、その第三の予言が今・現実のように地上で取り扱われるのを承知で提出したのか?彼らは何を期待していたのか?それが問題なのである

 それを読み解くためにも、実際に起こった・UFOの搭乗員たちがファチマの地で実施した内容を出来るだけ正確に理解する必要性があるのである。ファチマの出来事を検討するには、予言から検討することも必要であるが、当時の人々が見た現象の科学的な記述と検討も必要である。その検討では、現代の科学技術で理解できなくても、多数の人々が見た現象であれば、現象は現象として説明不能と否定するのではなくて、素直に検討する必要がある。

 なお、注意すべき事がある。 予言の検証といっても、オ−ロラ現象もそうであるが、3人の牧童の内の2人が2年以内に死ぬとの予言も「遠隔殺人をUFOの搭乗員たちが実施した可能性」を検討する必要がある。もし、そうであれば、「UFOの搭乗員たち」が何を意図していたかを知る縁(よすが)となるからである。

5−2.第一回目の接触・コンタクト

a.1回〜1917年05月13日

a−1.(遠隔精神操作−−−方向転換)
3人の牧童、教会のミサを行い、終わってから羊を集めて村落に向かおうとした。
突然ルシアは 強い衝撃を感じたので、方向転換をして、皆をつれて父親の所有するコ−バ・ダ・イリヤの丘に向かった。

a−2.(第一回目ワ−プして、空間を破って現れる)
突然、第一回目の強烈な稲妻のような光が爆発したようにきらめいた。
3人は 目がくらみ何も見えなくなる。
怖くなり目が慣れると大急ぎで羊たちを集めて帰ろうとした。

a−3.(第二回目ワ−プして、空間を破って現れる)
荒れた山腹を駆け下りて一本の西洋ひいらぎ樫(かしのき)まできたとき、同様の第2回目の強烈な爆発で再度目がくらみ、その場に立ちすくんでしまった。
気も狂うほど動転したものの直ぐに逃走を開始した。

a−4.(第三回目ワ−プして、空間を破って現れる)
少し下りたところにも西洋ひいらぎ樫(かしのき)があり、そこまで、後数歩  
(子供の足であるから1〜2m位の位置と思われる)
というところで第3回目の強烈な爆発が出現する。

a−5.(ワ−プして現れた光輝く固有準空間への牧童たちを包括する)
第3回目の時は

「西洋ひいらぎ樫(かしのき)」
を貫き通すとともに3人の子供たちを包み込んだ。
3人は一斉に灌木を見ると、光に包まれた貴婦人が立っていた。
貴婦人は裸足のままで、灌木の若い小枝の先に浮かんでいる真っ白な雲にほんの少し触れて空中に浮かんでいる。

a−6.(光輝く固有準空間での貴婦人との会話1)
「なにも怖がることはありません」と子供たちに話しかけた。
そして、手で青空をさして「私は天国から来た」と告げた。

a−7.(光輝く固有準空間での貴婦人との会話2)
毎月13日、6回続けて同じ時間にここへ来るように命じた。
神に身を捧げ、苦しみを堪え忍ぶように依頼した。
ルシアは 了承した。

a−8.(光輝く固有準空間での貴婦人との会話3*保護バリアの設定)
ルシアが了承すると、貴婦人のさしのべた両手から一条の光が放たれ、神の加護のあるように祈り、子供たちを貫いた。

a−9.(光輝く固有準空間の引き上げ)

貴婦人は光に包まれた雲と共に、東の空に完全に縦に真っ直ぐ飛び去った。

a−10.(精神性の視認+精神性の選択通信・会話)
3人には、貴婦人が見えたし、視覚的な印象も一致して見えた。
貴婦人との会話は、次ぎの通りである。

a−11.ルシアには 貴婦人との会話が出来た。
a−12.ヤシンタ・マルト7才の女の子には ルシアとの会話が聞こえた。
a−13.フランシスコ8才の男の子ジャシンタの兄には 聞こえなかった。

5−3.

 以上が第一回目のコンタクトの概要である。この時は、観衆も居なく子供たちだけであり、突然の出来事であるので、冷静に状況を分析されたような情報は少ない。 基本的には、牧童たちは貴婦人との会話をしている為に光輝く固有準空間の内部に取り込まれているので、本来は、上空に母船にあたるUFOを見ることができたのであろうが、それが出来なかったようである。ので、牧童たちの後での話となり、牧童たちが直面した現象のみの情報だけとなっている。

 現象から、先ず最初に強烈な稲妻のような光が爆発したようにきらめいたということである。私は、これはワ−プして固有準空間が一般空間に現れるときの現象と理解している。真空中であれば爆発音はしないが、大気のある一般空間にワ−プして固有準空間が実体化しようとすると、一般空間の大気を一瞬に押しのけるので、ダイナマイトなどを爆発させたような爆発音をともなう。そのときには、爆発音とともに一般の空間が排除され、瞬間的に歪むために、その歪みを解消しようとして空電現象のような局所放電が発生して、稲妻と誤解するような光の輝きをみることになる。

 3人の牧童たちは、この固有準空間に取り込まれるのであるが、その空間に貴婦人が実体化していたかは、報告からは確認できない。 この固有準空間に構成された立体ホログラム・立体映像である可能性が極めて高いからである。 勿論、貴婦人が固有準空間に構成された立体ホログラム・立体映像の映像であったとしても牧童たちには識別できないとおもわれるし、当時の大人たちでも、それを識別して認識できないとおもわれるからである。

 この3人の牧童たちは、プラネタリュウムのような空間に取り込まれ、そこで立体映像の貴婦人とあたかも実際に会話しているような錯覚に陥っていたとおもわれる。なぜなら、普通の音声による会話を貴婦人と牧童たちが実施していれば、その会話が聞こえたのが女性の牧童たちだけで、男の子の牧童には聞こえなかったと言う事実から容易に類推できるのである。どうやら、牧童たちはルシアが遠隔精神操作によって、行く先の方向転換をさせられたようなUFOの搭乗員たちの遠隔会話能力・テレバシ−によって、直接精神会話をしていたと思われるからである。 そうであれば、チャンネルを開かれなかった男の牧童にその会話が聞こえなかったのも当然になるのである。

 牧童たちと貴婦人との会話が終了した後、「貴婦人は光に包まれた雲と共に、東の空に完全に縦に真っ直ぐ飛び去った。」とある。 この固有準空間・光輝く球体は、上空のUFOの方へ戻っていったと記録されている。 本来であれば、固有準空間・光輝く球体は、実体化したときと同様に、一般空間で消滅してしまえば良いのであるが、実際的には問題がある。それは 今まで占めていた固有準空間が消滅すると、その空間は、瞬間的に真空状態になると、周りの空気が一点に集まり、巨大な爆発音と衝撃波を発生するので、牧童たちは 瞬間的に内臓破裂などをおこして死亡してしまうからである。一番良い方法は その固有準空間の輝く球体とホログラム全体を上空へ引き上げて、安全な上空で消滅処理をさせることである。そうすれば、「天国から来た貴婦人は 天国へ帰るために上空へ上っていった」という当時の科学水準の地球人たちにも納得がいくことになる。

 以上で第一回目の接触・コンタクトを現代の科学+SF的科学+私の経験を加味して検討してみた。このコンタクトだけでも後5回続いている。それらも、出来るだけ追跡してみたいと思っている。




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