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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

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政治・経済・軍事:話題10770

天空編10770(2009/07/31)より

太陽(ミロク)さんのメール
<ステルス戦闘機F22てなあ~に、チョピリ技術を!>
コメント:===1~3===

 F22と命名されたステルス戦闘機のステルス性は 下記の二点にある。
1.機体の形状~
2.機体の外装のレ-ダ波の無反射コ-テング~
 機体については F15戦闘機とF22ステルス戦闘機を正面から形状と垂直尾翼を見れば分かる。
F15戦闘機は 玉子形をしているし、垂直尾翼は 垂直に取り付いている。
それに対して、F22ステルス戦闘機は 菱形をしているし、垂直尾翼は 斜め・V字型を向いていて、胴体と垂直尾翼が▼的な角度を持っている。
何故に、菱形・▼的な角度かと云えば、良いコ-テング材を開発しても、それだけでは完全な無反射にすることは出来ない。
そこで、レ-ダの反射波の反射方向を地上と宇宙の方向へ反射するような形状にして、地上のレ-ダへ反射波を飛ばさないようにしている。
多くの戦闘機には 構造上、地上からのレ-ダー波を照射されると、機体は レ-ダーサイトの方向へ反射波を返すので、地上のレーダーサイトで捕捉されるが、菱形や垂直尾翼を斜めに向けていれば、反射波は レ-ダーサイトへ飛ばない。
従って、アメリカ軍が開発した、ステルス爆撃機や戦闘機を正面から見て、程度の差こそあれ、菱形で垂直尾翼が斜め・V字型をしていれば形状の意味が理解出きると思うのである。
胴体の形状は レ-ダー波を地上のレ-ダーサイト・敵対する戦闘機のレ-ダーへ反射波を返さないようにしていることは分かると思うが、これだけでは 必要なだけのステルス性を確保することは出来ない。
基本的に機体が合金で、レーダー波を反射する。
従って、ステルスにするには 機体の表面にレーダー波を吸収して反射波を返さない材料を塗布してしまうことになる。
問題は この塗布の技術が問題となる。
一項によれば レーダー波吸収のために3層から構成され複合材によるステルスコーティングが施されてる三層構造となっていてる。

a. 最下層
機体面に対するサーフェーサー的機能と表層に塗られるレーダー吸収素材を留めるための粘着層~剃刀の刃のよに鋭利で、鏡のように磨かれた表面に安定してたコ-テングするための接着剤

b. 中間層
レーダー波吸収用のポリウレタン素材がコーティングされている。
~中間層がレーダー波の吸収を実施するのであるが、さすがに材料は最高の軍事機密となるために適当に誤魔化している。

c. 最表層
中間層が電波吸収を行った際に生じる熱を低減させるための金属素材によるコーティングが行われている~最下層と中間層だけで、レーダー波を吸収・無反射にできるのであるが、このままだと、飛行時の摩擦と熱で直ぐに機能不全となるので、それを保護する為に、耐熱コ-ティングがされている。
現状の最大の技術的問題は 最表層のコ-ティング材が、雨中のなかを飛行すると、コ-ティング能力が低下して剥離し、中間層などを破壊して、ステルス性が低下するか、無くなってしまうことである。
そのために、定期的にステルスコ-ティングをしなおさなければならないことである。
分かりやすく云えば、お化粧直しを定期的にしないと、お化粧が剥がれて化けの皮が剥がれるということである。
なにやら! 雨でお化粧が落ちるところ等、巷で見かけるお姉さまたちのお化粧と似ている。
以上のようなものであるが、このステルス技術とは 地上のレーダー波の電波暗室の製造技術の応用であることに気が付くと思う。
機体についての価格は 在来の戦闘機などとそれほど差もない。
ステルスコ-ティングお化粧直し代が差額ということになる。
以上のようなものであるが、二項・三項にあるように、生産中止で日本には購入出来そうも無くなったようである。
自衛隊がどうしても欲しいので有れば、ステルスコ-ティングのトップ技術は日本にあるのであるから、さしあたってステルスコ-ティング材を開発して、既存のF15などを準ステルス戦闘機にして使い、並行して、菱形の機体を緊急に開発すれば良いと思う今日この頃である。

-- 参照資料--------

1。<F-22のステルスコーティングには潜在的欠陥、ロッキードの元技術者が会社を告訴>
2。 <F22、生産中止へ=下院も可決、日本導入困難に-米>
3。 <米有力議員がF22調達断念 日本輸出、絶望的に>






===1================

<F-22のステルスコーティングには潜在的欠陥、ロッキードの元技術者が会社を告訴>

http://www.technobahn.com/news/200907082258
<F-22のステルスコーティングには潜在的欠陥、ロッキードの元技術者が会社を告訴>
2009/7/8 22:58 UTC ? 1979年にロッキード・スカンクワークス(ロッキード社の先端航空機開発部門)に入社。
以来、1999年に会社を解雇となるまで、F-117、B-2、F-22などのステルスコーティング素材の研究開発に従事してきたダロール・オルセン(Darrol Olsen)氏が、会社への復職と解雇後の未払い給与の支払い、および、F-22の潜在的欠陥によって米国政府が受けた損失の補償として米国政府にF-22 1機あたり5000万ドルの返還を求める訴訟をカリフォルニア州連邦地方裁判所に対して起こしていたことが6月30日までに、明らかとなった。
原告側による訴訟資料によるとF-22は、レーダー波吸収のために3層から構成される複合材によるステルスコーティングが施されており、最下層は機体面に対するサーフェーサー的機能と表層に塗られるレーダー吸収素材を留めるための粘着層が、そして中間層にはレーダー波吸収用のポリウレタン素材がコーティングされており、その上で最表層には中間層が電波吸収を行った際に生じる熱を低減させるための金属素材によるコーティングが行われているとした上で、F-22の生産機では生産工程での品質管理上の問題でコーティング層に問題が発生したが、会社側はその事実をもみ消した上でトップコートを設計上の規定値よりも272キログラム上塗りすることで内層の欠陥を封印したと主張している。
オルセン氏がこの問題を上司に相談すると、上司は従業員規則にある会社命令服務規定を盾にしてこの問題は米空軍の担当者には話してならないと強要した上で、問題が漏れることを恐れてオルセン氏を解雇したとしている。
2008年3月にはエンジンナセル内のステルスコーティングが剥離を起こしてF-22のファンブレードを損傷するという事故が実際に発生していたが、2008年3月に起きた事故とオルセン氏が指摘したステルスコーティングの欠陥問題の関連性は今のところ不明。
この訴訟そのものは2007年に提訴されていたが、司法当局の判断により控訴手続き保留の処置を受けていた。







===2=================

<F22、生産中止へ=下院も可決、日本導入困難に-米>

7月31日8時14分配信 時事通信
【ワシントン時事】米下院は30日、日本が次期主力戦闘機(FX)の候補に挙げているF22の追加調達費を認めず、生産中止の経費や予備エンジン製造費に振り替える修正条項を盛り込んだ2010会計年度国防予算歳出法案を可決した。
上院も追加調達しないことを可決しており、F22の生産中止は決定的になった。
 下院は先に12機分の新規購入を盛り込んた国防予算権限法案を可決していたが、その歳出は認められないことになった。
日本が購入する条件は極めて厳しくなり、機種選定に影響するのは必至だ。
 オバマ大統領が追加調達には拒否権を行使すると宣言したのを受け、国防歳出小委員会のマーサ委員長(民主)が修正法案を出していた。







===3=================

<米有力議員がF22調達断念 日本輸出、絶望的に>

 【ワシントン共同】日本が次期主力戦闘機の有力候補としている最新鋭ステルス戦闘機F22をめぐり、追加調達を主導してきた米上院のダニエル・イノウエ歳出委員長(民主党)と下院のジョン・マーサ国防歳出小委員長(同)が29日までに、ともに調達をあきらめる考えを共同通信に明らかにした。
 強い予算策定権限を持つ有力2議員の意向を受け、米軍向けのF22の生産中止は確定的になり、輸出仕様が実現しても価格は現在の1機200億~300億円からさらに高騰するのは必至。
米国防総省の反対も根強く、日本導入は絶望的となった。
 イノウエ氏は、上院が予算の大枠を規定する国防権限法案からF22調達条項を削除したことを理由に「国防歳出法案で予算化できそうにない」と事務所を通じてコメント。
マーサ氏も「論争は終わった」とした。
輸出仕様開発を提唱していたイノウエ氏は29日付の軍事専門メディアに対し「(輸出を)どこまで実現できるか分からない」と懸念を示した。
 米議会筋は週内にも下院で採決される国防歳出法案にF22禁輸措置が例年通り盛り込まれるとの見通しを示した。
マーサ氏は法案のF22調達費を既存機の整備費などに振り替える修正案を出している。
2009/07/30 09:43 【共同通信】

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(もも いちたろう)




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