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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

「天」太陽の投稿記事

『終末と太陽の検証』

原発事故こんなものかな。ヤス氏が福島の原発に関する記事を掲載された
天空編11826

http://slicer93.real-sound.net/0-hl-space-11826.html
太陽(ミロク)さんのメール(2011/03/31)

福島原発については 海水、大気中への放射能の拡散が広がっている。

東電もどのようにしてよいのか分からないらしく、フランスに協力を依頼している。このような事態になることは容易に推測されるので、原子炉全体を大きな堤で水没させて、放射能を抑えることを提案したが無視された。

それを必死に実施していたら、現在のようにならず、現段階3/31で一応の集束の目処もたつし、近い将来の東南海大地震の大津波がおそっても何とかなると考えていたが、どうやら最悪の事態に邁進しているようである。

東電の会長は昨日、原子炉の廃棄を発表した。

このことは 当初より明らかだったのだ。

あの時点で、堤を造り全体を水没させていれば、神風や決死隊などの被害も最小限に出来たであろうに・・・・

残念である。


===ヤス氏の記事=========

http://ytaka2011.blog105.fc2.com/



福島第一原発の風向シミュレーション

すでに広く流布されているので知っている読者も多いだろうが、日本の気象庁に先んじドイツ気象庁は福島第一原発の風向のシミュレーションをいち早く公開した

メルマガに詳しく書いたように、原発から放出された放射性物質はテレビの御用学者が言うように同心円に拡大する分けではない。それは雲のような状態となり、ある一定の濃度を保ちながら風下に流れてくる。したがって、風下にある地域では放射線のレベルが上昇することになる。

3月15日


震災から4日たった3月15日、東京が風下にあたったため、福島第一原発からの放射線物質を含んだ風が直撃した。以下がフランスのある機関がシミュレーションした3月15日の風向である。

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この日の日野市のガイガーカウンターのデータを見ると、放射線レベルが普段の4倍くらいに一気に上昇しているのが分かる。

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翌日、風向が変化すると放射線レベルは下がった。このように、原発からの風向きはとても重要で、風下の地域では放射線レベルが高くなることが分かる。

4月2日

このようななか、ドイツ気象庁はいち早く風向のシミュレーションを発表した。これは、3月30日から4月2日までの福島第一原発の風向予想図である。時間はすべてグリニッジ標準時間であろう。

予想図の4月1日の風向に注目してほしい。日本時間では4月2日、土曜日だ。関東全域が風下になり、放射性物質を含んだ風が東京に接近しているのが分かる。

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ここ一週間、東京では放射線レベルは低下し、通常の水準で安定している。筆者が最近購入したガイガーカウンターでも、このところ数値は低い状態で安定している。したがって、原発の風下の地域だからといって、急激に放射線レベルが高まるとは考えにくい。

だが念のため、2日はできるだけ屋内におり、外出するときはマスクをしっかり着用したほうがよいだろう。

東京の水道水の安全性

3月23日、東京都葛飾区にある都の浄水場の水道水から、1歳未満の乳児の摂取制限の指標を上回る量の放射性物質が検出された。東京都はこの浄水場の水道水を利用する東京23区と多摩地区の5つの市で乳児に限って水道水の摂取を控えるよう呼びかけているが、長期的に摂取しなければ健康に影響はないとした。

葛飾区の金町浄水場、放射性ヨウ素131

22日採水:210ベクレル/リットル

23日採取:190ベクレル/リットル

24日採取:79ベクレル/リットル


埼玉県朝霞浄水場

24日採取:48ベクレル/リットル

これに対し、国の基準値は以下である。

食品衛生法基づく乳児の飲用に関する暫定指標:100ベクレル/リットル

原子力安全委員会の飲食物摂取制限暫定指標:300ベクレル/リットル


この基準値を根拠に、東京都は24日に、79ベクレル/リットルと、放射性ヨウ素131の検出量が基準値の100ベクレル/リットルを下回ったことから安全宣言を出した。

基準値の変更

しかし、「環境・平和・山・世相 コジローのあれこれ風信帖」によると、この安全宣言が、含有される放射性物質の変更された基準値に基づいていることが明らかとなった。厚生労働省は、福島第一原発事故が起こった後の3月17日に、厚生労働省医薬食品局食品安全部長名の通知「放射能汚染された食品の取り扱いについて」(食安発0317第3号)を地方公共団体の首長宛に配布し、これまでの基準値を大幅に緩和していたのである。以下がその通達である。

「厚生労働省医薬食品局食品安全部長
放射能汚染された食品の取り扱いについて

平成23年3月11日、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る内閣総理大臣による原子力緊急事態宣言が発出されたところである。
 このため、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から、当分の間、別添の原子力安全委員会により示された指標値を暫定規制値とし、これを上回る食品については、食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることがないよう販売その他について十分処置されたい。
 なお、検査に当たっては、平成14年5月9日付け事務連絡「緊急時における食品の放射能測定マニュアルの送付について」を参照し、実施すること。」

しかし、この変更が行われる前の基準値は、WHO(世界保健機構)の国際標準の基準に基づいていたことが明らかとなっている。以下がWHOの基準値である。表では赤で囲った部分である。

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放射性ヨウ素131:10ベクレル/リットル


つまり、3月17日に厚生労働省は水道水の安全基準を、乳児の飲用基準で10倍、原子力安全委員会の基準で30倍に緩和したのである。

基準値を変更して安全宣言するとは、なんというまやかしであろうか。水道水の安全宣言以降も、WHOの基準値よりも8倍も高い放射性ヨウ素131を含有しているのである。

もはや、我々は信頼するに足る政府をもっていないことは明らかだ。自分の安全は自分で守らざるを得ない時期に入ったようだ。

福島第一原発、これから何が起こるのか?

あいかわらず、あらゆる種類の情報が駆け巡っているが、原発の状況ははるかに深刻であることが次第に共通の認識となってきた。

これからどうなるのか予測する上で、どのような最悪な事態が考えられるのか押さえておくことがどうしても必要になる。もちろんそうした最悪な事態が回避されなければならないが、そのような状況に陥っても対処できるためにはしっかりと認識しておくことが重要だ。

テレビなどでは御用学者ばかりを並べ、根拠のない安全性を繰り返しており、現実がどうなっているのか一向に見えてこない。

そのようなとき、筆者がもっとも信頼するネットメディアである「ビデオニュースドットコム」が、3月25日に「あえて最悪のシナリオとその対処法を考える」という特集を放映した。今回は無料で配信しているので、ぜひとも見てほしい。

放送は長いので、要点をかいつまんで要約する。

1)水蒸気爆発

炉心(燃料)の冷却装置が壊れたため炉心が高温になり、その熱で溶解した炉心が圧力容器内部の水と接して爆発する水蒸気爆発の危険性はいまだにある。

もしこれが起こった場合、原子炉内部の高濃度の放射性物質は外部に放出される。このため、半径約700キロの範囲が、放射線量が0.6マイクロシーベルトの管理区域に指定される。福島第一原発から半径700キロというと、北は北海道の旭川市から南は岡山県の真庭市までの広大な地域である。以下の地図を見てほしい。

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しかし、いまのところ放水などで炉心の冷却がある程度進んでいるため、水蒸気爆発が可能性は非常に低いとされている。

事実28日、IAEA(国際原子力機関)の調査団も「水蒸気爆発の可能性はない」としている。

放射能のジャジャ漏れ

一方、すでに起こっておりこれからも長期間続く可能性がもっとも高いのは、放射能のジャジャ漏れと呼ばれる事態である。

炉心の溶解による水蒸気爆発のような危険な事態を回避するためには、炉心の冷却ポンプを修理し、冷却プールの水を循環的に冷却するシステムを早急に回復しなければならない。回復ができれいない段階では、外部から大量の水を注入し、炉心を冷やさなければならない。

しかし、原子炉内の冷却プール、そして使用済み燃料の冷却プールは部分的に破損している。そのため、外部からどれほど大量の水を注入しても、高濃度の放射性物質に汚染された水は原子炉の外部に漏れ、蒸発して大気に放出されたり、地下や海水を継続的に汚染することになる。

冷却プールの破損を修理し、冷却ポンプを回復することは早急に必要だが、原子炉の放射線レベルはあまりに高く、作業は非常に困難な状況である。

だが、水蒸気爆発という最悪な事態を回避するためには、外部から大量の水を注入し続け炉心の冷却を継続しなければならない。しかし、これが原因で汚染された水の漏洩は続くため、大気と地下、そして海水の高濃度のレベルの汚染は続く。特にこれは2号機で深刻だ。

では放射性物質の放出はどのくらいの期間継続するのだろうか?高い放射能レベルから、冷却ポンプの復旧は非常に困難で長い時間がかかる。今後最短でも1カ月、場合によっては1年以上かかる可能性がある。つまる、1カ月から1年以上の期間、現在のような放射性物質の漏れが延々と続くということである。これが放射性物資のジャジャ漏れという事態である。

以上が要点の簡単な要約である。

ガイガーカウンターの必要性

このような状況では、ガイガーカウンターが生活の必需品になる可能性がある。特に異常な数値ではなくても、空気、食物、飲料水などの放射線レベルを計るとある程度安心して消費できる。

自分の消費する食物や水、そして空気の安全性を、風評に依存して漠然と決定するのではなく、放射線のレベルを自分で計測し、安心して消費することができる。この意味で、ガイガーカウンターはとても便利だと思う。自分や周囲の人々の生活は自分で守ることが必要な段階に入ったように思う。


===ヤス氏の掲示板への書き込み=========


ヤス氏が福島の原発に関する記事を掲載された。
御苦労さまです。
最近の小沢一郎の発言は 次の通りです。
指摘のように政府がデタラメを発表しているしマスメデアも酷い情報を流しています。
そこで問題は原子力安全・保安院、東電、内閣が原子炉がどのようになっているのかを認識しているのか?
それを指摘していることに気が付くべきでしょう。
小沢一郎は 官僚などとのチャンネルをもっていますから、当然、発言の中に間接的に情報を掌握した上で指摘していると考えなければなりません。
下記の発言から明確なことは 「福島の原発は 既に溶融している」ことを意味しているということです。
この福島原子炉を設計したGEの技術者の証言によれば、福島の原子炉のような条件になると三時間後に溶融が始まるし、原子炉の内圧が急速に上昇して原子炉を破壊するそうです。
それを避けるために、安全弁を設けた分けですが、それを開くと原子炉内部の放射能が恐ろしいほど大量に大気中に拡散するそうです。これを実施する為に、20km30kmの強制避難を実行した。
この様な中、我らの管総理は 原子炉事故を遊覧飛行する為に安全弁を開いて原子炉爆発を防止する作業を自身が放射能を浴びないために遅らせた。
その為に、原子炉は必死にただただ水掛をして冷やすしかない手に負えない状態となったようです。
この傷ついた原子炉は そうとう暴れそうですね。 早い段階で、関東の国民を放置して首都が関東から逃げ出すかもしれせん。
  「原子力の溶融がずっと前から指摘されていたが、原子力安全・保安院、東電、内閣は明確な話を避けてきた」

★ 原子力安全・保安院、東電、内閣は 原子力の溶融が起きていたのに、国民に対して嘘を云い明確にしなかった。

「(政府は)国民、地域の皆さんに正直に話をして、理解を求めた上で、思い切った作業をするべきだ。このままずるずる行ってしまうと日本全体がめちゃくちゃになる」

★ この非常事態を国民にたいして正直に話して状況を理解してもらい。
根本的な解決作業を実施しなければならない。
そうしないと、日本は 住めない国土となってしまう。

「あまりにも被害が甚大なので、国としても巨額の予算が必要だ。今までの積み上げの災害復旧ではなく、従来の手法を超えた形で必要な予算を付け、一日も早く復興をしていかなくてはならない」


===補足説明============


蛇足ですが、福島の原子炉も容積を4倍以上、燃料の長さは共通ですから、直径を二倍にすれば、水が多くなりますから、急速に溶融などしない。

しかし、そうすると原子炉も冷却プ-ルも製造コストが掛かるので、現在の危険な構造となった。

ただ、技術者の良心として、原子炉の暴走による爆発を避けるために安全弁を設けた。

しかし、この安全弁を開くと、大気中に膨大な放射能が放出される。

この安全弁を開いても原子炉の爆発を防止するだけで、今回のような炉心の溶融現象を防止する物ではないので、休むこともなく冷却しなければならない。

ただ、福島原子炉は 爆発したので原子炉は傷ついているので、炉心溶融もあり、大気中・海水中へと冷却水を流す限り放出する。

噂によれば、溶融が起き、地下水の中へ移動しているものもあり、地下水・地下水脈を伝って海底(この発電所は 裏山を削って埋め立て土地に建設されているので、海底と原子炉の地下の水脈とは繋がっている)へ放射能が拡散している可能性が大である。


(ももいちたろう)




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