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フミのミクラマ二『一二三解読・太陽の検証・文(ふみ)の御蔵』

フミのミクラマ二

一二三神示

太陽(ミロク)原理太陽の検証053

西暦2001年5月です

太陽の説明

始めに

  • 21世紀になって5月になりました。

  • フランスの地震の報告があれば,ノストラダムスの国王宛の手紙にある「春の地震」の発生と考えられ,「ノアの大洪水」の兆しの情報と受け取れますので,興味を持って見ていまたが,現在,ありませんので,予言的に云えば本年は ないようです。

  • 予言の「--このアメリカの相場の下落を太陽がもっと酷くする--」と説明されている「太陽が日本の相場(景気)とすると,これから世界経済(特にアメリカ)を酷く悪くする」について考えると,
    最近は 何とか持ちこたえていますが,アメリカの株式の価格下落が報じられ景気後退をアメリカ政府も認めて,さしもの最長を誇った「--力強い相場--」も終焉を迎えたようです。
    そして,日本がデフレスパイラルに入ったことを認める意見も経済の識者の認めるところになりました。
    日本では 小泉首相が選任され,変化をアピ-ルしています。
    新政権は マイナス成長も覚悟して,不良債権の処理を進めると公言していますが,日本経済が重傷の患者と同じ状況の中で,これらの処理や処置を進めたとき,日本経済が危篤状態になるとも考えられますので,世界経済が総不況に向かっている状況を考慮すると,日本発の経済恐慌状態が伝染するかもしれません。
    本来は 日本経済を隔離病棟に入れて,世界経済と一時的に遮断(経済鎖国)して絶対安静にする必要があると考えていますが,逆療法をするようですので,皆さんも相当の覚悟をしておく必要があるようです。
    そのとき,予言が実現することになり,経済的な説明であったと理解出来ると考えています。
    そして,既に巷では その前兆の兆しもみられ,彼の予言の可能性も理解されるかもしれません。
    もっとも,この予言の解読は 「経済の状況の予言」と私の解読「--都市攻撃の近いことの理解--」と二通りありますが,現状の様子からは 経済的な意味と受け取れます。
    それにしても,今後の推移を見なければなりませんが,どちらか興味のあるところです。
    (この経済に関する理解は これから日本政府「自民党,公明党,等」の実施する経済対策が間違っていて,日本が未曾有のデフレスパイラルの不況になってしまうことを意味していて,この日本の経済混乱が世界経済を混乱に向かわせることを意味しています。)


    それと,最近,殺人事件や暴力による撲殺事件などが多発しています。
    テレビや政治家の皆さん達は モラル(社会道徳)が低下していると云っていますが,自身がその見本を見せている現状では 説得力もないと考えられます。
    そして,最後には 「お陰参り」が発生するかもしれません。

    (「お陰参り」とは 幕末から明治維新に至る一時期日本全国で発生した暴動の一種で「えじやないか!えじゃないか!」唱えながらと社会不安と失望にさいなまれた庶民が地方の有力者や分限者を集団で襲い略奪行為をして歩くことです。
    現代風に分かり易く云えば,その土地の金持ちや有力者{例えば 特定郵便局を持っている地方の金持ち}を襲って略奪しても「えじやないか!」{どうせ,悪いことをして奪い稼いだ財産だ,奪われた我々が使っても,略奪者を殺しても良いでは ないか!}と叫び騒ぐ行為です。)

    これが,先に予想した社会不安の前兆でなければと思っています。

  • 中東情勢は アメリカ大統領が和平調停に興味がないせいか,かなりきな臭くなってきました。
    その後,結構派手になっていますので,心配しています。

  • 現在,このHPを引っ越しさせようと検討していますので,場合によっては 引っ越しの案内をするかもしれません。
    理由は HPの容量の上限があり,容量不足の感は 免れません。
    それと,私がHPを製作して相当の期間が経ちますが,その間,使用料が低下しません。
    その間,コンピュ-タの世界では 2世代の変化があり,メモリ-の単価も1桁以上低下しているのに費用が下がらないのは 不思議です。
    そこで,最低限,動画を入れることが出来る容量のプロバイダ-やサ-ビスサイトを現在調査中です。
    今,日本のIT発展の障害は 日本のNTTとプロバイダ-でないかと思っています。


かごめかごめ

  • 童謡の「カゴメカゴメ」を皆さんは 存知でしょうか?
    昔の子供達は この「カゴメカゴメ」を唱いながらよく遊んだものですが,最近の子供達は この遊びすら知らないようです。
    この遊びは
    「真ん中に一人目隠しをして座り,その周囲を多くの子供達が環を描いて囲み,「カゴメカゴメ」を唱いながら,真ん中の子供を中心にして周回して童謡の終わったときの,後ろの子供を当てる。
    そして,当たったら,その子供と目隠ししている子供は 交代し,また,「カゴメカゴメ」を唱いながら-----と繰り返します。」
    この様な内容です。
    この時に謡う「カゴメカゴメ」の童謡の歌詞は 次ぎの様なものです。

    「カゴメ,カゴメ,
     駕籠の中の鳥は 何時何時でやる
     夜明けの晩に(月夜の晩に)
     鶴と亀が滑った
     後ろの正面,誰あれ?」

  • この童謡の歌詞の内容は 極めて不思議で,童謡ですから皆さんは 気にもせず謡っていますが,この意味の説明を出来る方は 少ないのではないでしょうか?
    少し私流に解釈してみましょう。


    まず,2回「カゴメ,カゴメ,」と云っていますが,よく分かりません。
    「駕籠め,駕籠め,」と理解すれば,私は 二度も駕籠を揶揄している事を意味していると理解出来ますので,この様に理解しています。
    平たく云えば,「この駕籠の野郎め」と云うわけです。
    次ぎが「駕籠の中の鳥は 何時何時でやる」です。
    この意味は 分かり易く,「駕籠の中の鳥は 何時出てくるの?」ですから,「駕籠の中に隠れている鳥達は いつ頃出てくるの?」となります。
    次ぎの歌詞は 「夜明けの晩に(月夜の晩に)」にですが,私の記憶では 「夜明けの晩」ですが,意味が分からないので,「月夜の晩」と謡われている場合もあるようです。

    「夜明けの晩」をこのままストレ-トに理解すると意味不明になりますので,「夜明け」と「晩」に分解して,「夜明け」を何かの年明け,「晩」をその年の終わり頃,と受け取って解読すれば,「世紀明けのその年の終わり頃」となります。
    他方,「月夜の晩」ですと,普通は 「満月か新月の夜」ですから,皆さんが満月か新月の前後の日に駕籠をみていると,駕籠の中の鳥が現れると云うことになります。

    「鶴と亀が滑った」を童謡の歌詞の前後関係から理解することは 不可能です。
    日本の古来の常識では 「鶴は 千年,亀は 万年,の齢を経るお目出度い存在」とありますから,「1万1千年を経たころ何かが滑る」,それは 「お目出度い出来事である」となります。
    「後ろの正面,誰あれ?」は 遊びの言葉「目隠ししている中心の人の後ろに居る人は 誰ですか?」と単純にうけとっても良いと思っています。
    ただ,うがった受け取り方をすると,「後ろを目隠ししている人達は 誰だ」となります。

  • そこで,意訳してみると次ぎの様になります。

    「この駕籠の野郎め」「この駕籠の野郎め」
    「駕籠の中に隠れている鳥達は いつ頃出てくるの?」
    「世紀明けのその年の終わり頃」 「満月か新月の前後の夜」
    「1万1千年を経たころ何かが滑る」「お目出度い出来事である」
    「後ろに居る人は 誰ですか?」

    ここで,駕籠を宇宙船の「月」と考えます。
    そうすると,平文にすると次ぎの様になります。

    人類に災いをもたらす「この月の野郎め!この月の野郎め!」
    月の中に隠れているUFO達は いつ頃出てくるのだ?
    それは 世紀明けのその年の終わり頃の満月か新月の前後の夜だ
    その後,前回から1万1千年を経たころ,地球が滑る
    それは 人類にとって「お目出度い出来事」である
    後ろに居るて人類を目隠しして操る人は 誰ですか?

  • 私は HPの中で,五つのシナリオを予言詩の解読から想定して掲載して説明してきました。
    そして,その掲載の内容の検証を進めてきました。
    この間,私は 大きな疑問を持っていました。
    その疑問とは 
    「人類の置かれた状況からみて,私の実施していることは 極めて危険な行為である。
    にも関わらず,{保護されているから大丈夫}と前向きに考えていました。
    そして,予言詩集に掲載されているのが全てのシナリオであろうか?
    もしかしたら,伏せられた第六のシナリオや第七のシナリオが存在するのではないか?」と云うことです。
    余りにも,事前に十分にシュミレ-ション「模擬戦闘」して,作戦のシナリオは 成功すると確信していると掲載されていても,作戦などの内容を「敵の中であからさまにし過ぎる」のです。
    しかし,その頃,私は 太陽周辺での出来事については「その事前の証明がありませんし,予言詩以外,何も根拠が無い未来の出来事です」から,疑問に思いつつも進めていました。
    そして,西暦1999年10月の「都市攻撃」のシナリオが実施されず,太陽系での異常な現象(戦いに必要に当事者が現れ,明らかに戦いと思われる現象)が観測されました。
    その後,西暦2000年10月頃の「都市攻撃」のシナリオも実施されませんでしたが,,太陽系での異常な現象(戦いに必要に当事者が現れ,明らかに戦いと思われる現象)が観測されました。
    この二度に渡る世紀末の出来事の内容から,私は 隠された「第六のシナリオの存在」を知ることになりましたし,私の役割と疑問の一つが氷解しましたし,----しましたし,「第六のシナリオの存在」を確信しました。

  • 「ノストラダムスの予言詩」や「私が啓示された情報」と「第六のシナリオの存在」の関係については 現在も分かりません。
    第六のシナリオや第七のシナリオが存在しても,今までがそうであったように,その性質上,私も含め皆さんに知らされないだろうと考えています。
    ですが,私は 何かないか?出来たらヒントでも貰えたら!と毎日考えています。
    そうしたら,子供の頃に謡った童謡の「カゴメカゴメ」が夜明けに浮かんできました。
    この唄は 歌詞の文章の形式が,予言詩に良く似ていて四行詩になっています。
    また,歌詞の内容は 予言詩に似て,真っ当に解読しょうとしても出来ません。
    その為に,「財宝の隠し場所」を説明しているとして解読しょうと試みられている方達も多いようです。
    そこで,せっかく思い浮かびましたので,私なりの解読を加えて案内してみました。
    「かぐや姫の物語」では ないですが,人々が良く月を眺める満月の日に月からの迎えの使者がやってくるかもしれません。
    (中秋の名月など,多くの人々が見ているときの方がアピ-ルするでしょうから,これらの日々では ないかと思っています。)

  • 西暦1999年,2000年と太陽系での戦いこそありましたが,予測した「都市攻撃」は ありませんでした。
    太陽系での戦いの様子を観測できても,地球人には さしあたって関与もできませんので対応出来ません。
    そのせいでは無いでしょうが,殆どの人類は その事実をしりませんし,「都市攻撃」がなかったので,予言そのものを否定しています。
    実際は 予言していた「太陽系での戦い」が発生していますが,当座,「自身に関係がなければ問題ない」と判断したのでしょうか?彼の予言詩全体を否定しています。
    ですが,ノストラダムスの予言では 世紀末から新世紀にいたる人類と太陽系での出来事と表現していて,新世紀の西暦2001年からの予言に大半を費やしています。
    その意味で,今世紀前半の方が,人類にとって重要な予言がされていて,特に注意しなければなりません。


    私は 「都市攻撃から太陽系での戦い」の順番でシナリオを構成しましたが,実際は 「太陽系での戦いの開始から都市攻撃」の順番のようです。
    そして,私が疑問に思っていた,予言詩に掲載されていない第六以上のシナリオが存在することも実証されました。
    それと,第六以上のシナリオが存在することは分かりましたが,その内容が分からないことが問題です。
    第六以上のシナリオは 案内しました画像と関係があると思っています。
    その為,西暦1999年10月と2000年10月の太陽系での戦いから,2度あることは 3度あると考えれば,西暦2001年10月頃に何かあると考えています。
    ファチマの予言の「第一予言が第一次大戦に関するもの」,第二予言が第二次大戦に関するもの」で2度ありました。
    そして,第三の予言でされている分けですが,その内容は バチカンによって秘匿され分かりません。 しかし,3度目の第三予言と何か関係があるのではないかと考えています。

    方や進化した宇宙の生命達り太陽系での戦い
    方や人類同士の地球上での戦い
    その交わるところ,「太陽系での戦いと地上での戦いの終焉を飾る出来事」です。

    いずれにしても,特に,新世紀の西暦2001年から2002年に至る範囲は 注意すべきと考えています。

  • ただ,私のHPのカウンタ-は 「NASAの太陽付近の画像」を今年にはいって追加して以来,急に不安定になり最近は 停止してしまいました。
    それが,「妨害なのか?,偶然か?,サ-ビス機関の倒産か?,はたまた?---」は 分かりませんが,いずれにしても,その役割が終わりに近づいててる兆しでは ないかと考えています。
    それが,どの様な意味をもつものか?予言集には 私のHPの存在については 幾つも掲載されていますが,停止する時の様子とその意味について掲載していません。
    私としては 自然な推移に任せたいと考えていますし,様子を注意深く観察しています。
    これらの宇宙の壮大なシナリオは 地球の表面にへばりついて生きている人類には 所詮,理解不可能な出来事かもしれません。


    私は 残るウットウシイ予言「---HIJI,---助ける人々とそうでない人々に,その家族を分けて,---」とある内容が実現するか見つめていますし,個人的には関係したくありませんが,関与させられそうで,それが問題です。
    こんな煩わしい問題は リタイヤしたいのですが!
    グルメの貴方が,美味しい牛肉を作るために,牛の品種改良をし,美味しくない牛の家系(遺伝子)を皆殺しして破棄している様に,{人類の家族を選択し取捨選択をするように,},牛は 人類を何と云うだろうか?! {神か悪魔か},そして,人類は ?

    蛇足です。
    私は このHPを西暦1999年末に閉鎖しょうと考えていましたが,閉鎖することは出来ませんでした。
    しかたなく,そのまま維持していましたが,西暦2001年になって,案内したような画像を皆さんに送ることが出来ました。
    前に説明しましたが,何か意図が働いて,閉鎖させなかったと考えています。
    それはそうとして,私の説明で不思議に思う方があるかもしれません。
    私が最低2人いるらしいのです。
    多重人格については 「トラウマの影響で多重人格が形成される」と云う説が現代精神医学の常識のようで,いろいろと高説を云う方達もいます。
    そんな説とは関係なく,古来から人間には ジギルとハイド二重の人格が存在して心の中で綱引きをしていると語られています。
    ただ,私は どちらかと云えば 「ケ-シ」の伝記を読むと,この「ケ-シ」タイプのようです。
    「ケ-シ」の場合,催眠を掛けないと別の人格が現れて予言しないようですし意図しない事をすると吐き気をもようしたりした様ですが,私の場合は 突然やる気を奪ったりしますが催眠などと関係なく「やりたいときに勝手に現れ別の人格を引きずり回している」ようです。
    そして,その様子を私は 見ているし,私が右に行こうとしていると左に行かせたりして私の行動を制御しているようです。
    その為に,最近は 「好きにしたら!」と覚めた雰囲気でみていますし,若干説明がふらついているようです。
    やれやれ!


「ノアの大洪水」

  • 「ノアの大洪水」について,西暦2001年の5月に発生しませんでした。
    「ノアの大洪水」の発生の物理的な要因は 「金星,木星,土星,天王星,海王星」の五惑星が重要なパラメ-タです。
    この条件は 位相が90度以上ずれますので西暦2002,2003年を過ぎますと,暫しの休みになると考えられます。
    そして,次ぎの会合が発生する約12年後の西暦2012-2014年まで待つことになります。

  • それにしても,少し残念なことは 次ぎの様な実験の結果が公開されなかったことです。
    例えば
    それは 地球の内部構造に似せて,内部が10cm程度の鉄球の周囲に厚8mm程度のアルミの球の空洞体を被せて,無重力(宇宙船の中など)で鉄球もアルミの空洞も同期させて回転(地球の自転に似せる)させて,外側のアルミの中空を極が反転する様に力を加えて,アルミの中空がどの様な振る舞いをするかシュミレ-ションすることです。
    ただし,鉄球とアルミの空洞の間には 極僅か約0.01mm程度の空隙を作り,潤滑油で満たして滑りやすくしてあると仮定します。
    そうすると,条件がそろうと面白い現象が見られるかもしれません。

  • 「ノアの大洪水」の原理を検討するとき,問題になるのが地球の自転による回転モ-メントが,「極の滑り回転」をさせない様に働くことです。
    これは コマ(独楽)を回して遊んだ時に一度も極が逆転した事を見たことがありませんし,回転軸が一つの方向を維持しょうとすることも常識だからです。
    潜水艦,航空機,人工衛星などに搭載されているジャイロスコ-プは この回転軸の方向が変化しないことを利用して位置を計算しているのです。
    そうなると,地球の極が回転して,北極と南極が入れ替わる様に回転するなんて絶対にありえないことになります。
    この点が,大問題で,「極の滑り回転」なんて云いますと,馬鹿にされるか無視される根本になります。
    地球のプレ-トに磁場の逆転の記録があっても,全地球の磁場の記録面(地球の表面のプレ-ト全体)が滑り回転したと考えられず,磁場が回転したという先入観で考えるようになりますし,ある日,伝説で太陽が傾きだし最後には 反対の方向から上がりだしたと伝えられても,頭から否定してしまいます。

  • 実は このコマ(独楽)の考え方をそのまま地球の自転に適用すると,考えにエラ-がおきるのです。
    考え落ちがある事に気が付く必要があるのです。
    しかし,「考え落ちがあるよ!」と云われると,コマ(独楽)の考え方を地球の自転作用に適用して何がおかしいと怒り出す人達が殆ど全てでないでしょうか?
    その説明をしましょう。
    コマ(独楽)やジャイロスコ-プ等と地球を絵にして見て下さい。
    直ぐに気が付きませか?
    コマ(独楽)やジャイロスコ-プ等は 回転軸を持っていて,コマの場合は 上と下に回転軸があり,下の軸が地面について回転していますが,回転体の胴体は 空中を回転しています。
    ジャイロスコ-プも同様で,上と下の回転軸は フレ-ム(外枠)に付いていますが,大変に滑りやすくなっていて回転しやすくなって,回転体の胴体は 空中を回転しています。
    コマ(独楽)やジャイロスコ-プ等は 外枠と回転軸が接しているだけで,回転体の胴体は 空気中や真空中の中にあり回転に抵抗しませんので,回転軸を傾けようとすると胴体の回転モ-メントが働き抵抗するのです。

  • 他方,宇宙に浮いている地球を思い描いて見て下さい。
    思い浮かばない方は アポロ宇宙船の乗組員が撮影した地球の姿を見て下さい。
    そうすれば,コマ(独楽)やジャイロスコ-プ等とは地球の姿が根本的に違うことに気が付かれるでしょう。
    何処に回転軸がありますか?
    何処に地面や外枠がありますか?
    どこにも有りません。
    あるのは 回転体の胴体だけです。
    コマ(独楽)やジャイロスコ-プ等は 回転軸に強固に取り付けられ一体構造をしていますので,回転軸の方向維持をする力が働くのです。
    ところが,地球は 芯は 固体鉄ですが,液体鉄や液体岩石(マグマ)で,薄皮の冷却された岩石です。
    この地球の多層構造物が同期して自転しているだけで,外から力が加わると多層化している層は ぶれて回転します。
    その証拠は 極が一定した位置になく,「南極や北極の位置がフラツいている」ことです。
    この事実は 観測された地球物理の常識ですから問題は ないでしょうし,考察するに容易に使えます。
    外側の層は 引力で引きつけられ,一定の厚さをもつ液体岩石の層でしかありません。
    コマ(独楽)やジャイロスコ-プ等の考え方をそのまま地球に適用するこに問題があるのです。

  • では 「南極や北極の位置がフラツいている」のでしょう。
    地球は コマ(独楽)やジャイロスコ-プ等と違い,剛体でなく地球の引力によって辛うじて一定の層厚さを維持している液体ですから,外力で変形しますのでフラツクのです。
    そこで,何らかの力が働いて,外側の層が内部の層から剥離して自転を続行したとします。
    そうすると,コマ(独楽)やジャイロスコ-プ等では外枠と回転軸の一点で接していましたが,地球では 「内部の球体のコマの外面」と「外部の中空のコマの胴体の内面」が球面全体で接して自転を続行します。
    そうすると,ベクトル計算をすると分かりますが,「内部の球体のコマの外面の速度ベクトル」と「外部の中空のコマの胴体の内面の速度ベクトル」に方向のズレが発生して極を反転させようとするベクトルが発生します。
    詳しくは 滑り抵抗なども加味しなければなりませんので省略します。
    ただ,コマ(独楽)やジャイロスコ-プ等などの自転と地球の自転は 前者が回転軸で点で維持回転しているのに対して,地球は 回転軸がなく球面全体で自転していることです。

  • この違いを理解するには コマ(独楽)をつくって実験することです。
    ですが,皆さんは 宇宙船に乗れないでしょうから当初に説明した実験は 出来ません。
    そこで,疑似的な内容の実験をしたらいかがでしょう!
    基本は 普通のコマが回転軸があるのですから,地球と似た条件の回転軸の無いコマを作くればよいのです。
    ただ,地球に似せるわけですから,球体で軸の無いコマを作って回転させるだけですが,回転させにくいので上面に回すに必要な最低の長さの軸を付けます。
    そして,軸と反対の球面と地面を付けて,普通のコマの様に回転させます。
    ここで,「普通のコマ」は 回転軸の傾斜が微弱の傾斜をしても一点で地面と接して回転していますので,自転軸の方向を維持して回転します。(普通のコマ回しで見る光景です)
    他方,「球体で軸の無いコマ」は 微弱の回転軸の傾斜が発生しますと,胴体と回転軸が地球と同じように一体ですから,地面(滑り面の内部に相当する)と胴体(地球の外側の相当する)との回転面の位置は ずれて回転軸の方向がブレていきます。
    このブレは 次々と拡大していきますので,このコマの自転軸は 傾斜していきます。
    普通,地面の凸凹やコリオリの力などで,最初の回転軸のズレは 発生しますので,球体のコマを回転させれば良いのですが,直ぐに現れない様でしたら,回す為につくった回転軸を少し傾斜させてみて下さい。
    何か,思いがけない現象が見られるはずです。
    そして,これが地球の表面でも発生するのであると思い至れば最良でしょう。

  • それでも,実験したくない方達の参考になりそうな実験はないかと思っていたら,過日,NHKの教育番組で,
    「半球に軸をつけて,半球を下にして軸を上にして平らな地球の重力下の面で回転させると,回転モ-メントの程度によっては 回転をしている内に天地が逆転して半球が上になり軸を下にして回転を続ける」
    実験をしていました。
    「コマ(独楽)がかってに倒立するなんて!そんな馬鹿なことは 有り得ない」と云う方は NHKに質問してください,天下のNHKがインチキ番組を製作するとも思えませんから!
    この場合,無重力の宇宙に浮かぶ液体球の地球とは 逆の物理環境条件になりますが,天地の「極の逆転現象」が発生することを理解できます。


その他

  • 自己説明:私は、個人的に大分県の宇佐遺跡を調べています。
    ここにUFOがよく出現すると聞き、実際にそういう話があるのかを知っていましたら教えていただけないでしょうか。
    また、九州のUFOに詳しい方を紹介して頂けないでしょうか?お願いします。
    ------>
    申し訳ありませんが,情報をもっていませんので案内できそうにありません。
    もし,HPの読者の方で承知されている方がいましたら連絡ください。
    案内したいと思います。
    話は 少しそれますが,大分県の宇佐には 「宇佐神宮」があり,此処に奉られている神々は 日本の古代史に重要な関係がありますし,大和朝廷の成立にも関与していると考えられます。
    相談されたら,何か情報が貰えるかもしれません。






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